JIS Z 3001-6:2013 溶接用語―第6部:抵抗溶接 | ページ 2

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Z 3001-6 : 2013
対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
62107 アプセット溶接 upset welding,
溶接継手の端面を突き合わせ,加圧・通電しながら抵 PWI
抗発熱で行う抵抗溶接。 DC butt welding, 17677-2
注記1 直流電源を用いる方法はDCバット溶接と呼 resistance butt 857-1の
ばれている。 welding 4.1.7.8
注記2 この定義内容をISO 857-1でresistance butt
welding としている。
62108 フラッシュ溶接 flash welding
通電の初期には母材への強い加圧は行わず,単に接触 857-1の
させるだけで溶接電流を通じ,接触部が火花(フラッ 4.1.7.9
シュ)となって溶融飛散し,溶接面全体が十分に加熱
されたときに強く加圧して行う突合せ抵抗溶接。
注記 標準フラッシュ溶接,パルスフラッシュ溶接,
予熱フラッシュ溶接などがある。
62109 高周波抵抗溶接 HF resistance
溶接継手を加圧しながら10 kHz以上の高周波電流を 857-1の
welding (high
母材の接合端縁に直接又は誘導によって供給し,その 4.1.7.10
抵抗発熱によって行う溶接。 frequency
resistance
welding)

――――― [JIS Z 3001-6 pdf 6] ―――――

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対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
62110 高周波誘導圧接 induction welding
突合せ溶接継手部を加圧しながら,高周波誘導加熱を 857-1の
利用して行う溶接。 4.1.7.11
62111 抵抗スタッド溶 resistance stud
ボルト,丸棒などの先端と母材との間に発生する抵抗 857-1の
接 発熱を利用して行う接合。 welding 4.1.7.12
62112 ウェルドボンド weld bonding (spot
接着剤をあらかじめ接合界面に塗布しておいてスポ
ット溶接する方法。 −)

4.2.2 スポット溶接

                                                                     対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
62201 ダイレクトスポ 17677-1の
direct spot welding
溶接継手を直接,電極で加圧し,板厚方向へ溶接電流
ット溶接 を流して行うスポット溶接。 1.4
62202 インダイレクト indirect spot
シリーズ通電のような電流の流し方で,電極直下の母 17677-1の
スポット溶接 材部にナゲットを1か所だけつくるスポット溶接。 welding 1.5

――――― [JIS Z 3001-6 pdf 7] ―――――

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対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
62203 シリーズスポッ 17677-1の
series spot welding
二つ以上の溶接継手に直列に電流を通し,これらを同
ト溶接 時に溶接する抵抗溶接。 1.15
62204 ロールスポット roll (resistance)
円板電極を用いて,一定の間隔で通電を繰り返して行 17677-1の
溶接 うスポット溶接。 spot welding 3.5
注記 シーム溶接機を用いているが,シーム溶接に比
べて溶接点の間隔が広く,離れている。
62205 マルチプルイン multiple impulse
1回の溶接加圧中に2回以上の通電を繰り返す溶接。 17677-1の
パルス溶接 マルチインパルス溶接ともいう。 welding, 1.6
multi impulse
注記1 以前はパルセーション溶接と呼ばれていた。
注記2 スポット溶接及びプロジェクション溶接で welding
採用される。シーム溶接では繰返し通電して
いてもこの名称では呼ばれない。
62206 ステッチ溶接 溶接部が連続的に重なるスポット溶接。 stitch welding 17677-1の
1.18

――――― [JIS Z 3001-6 pdf 8] ―――――

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4.2.3 プロジェクション溶接

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番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
62301 エンボスプロジ 打出し突起部を利用するプロジェクション溶接。 embossed 16432
ェクション溶 projection
接 welding
62302 ソリッドプロジ solid projection
母材の一方又は両方に打ち出さない突起部及び板の
ェクション溶 角又は丸棒の交差など初めからある突起を利用する welding
接 ソリッドプロジェクション溶接。
注記 抵抗スタッド溶接,エッジクラッシュ溶接,ク
ロスワイヤ溶接,溶接ボルト,溶接ナットの溶
接などを含む。

4.2.4 シーム溶接

                                                                     対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
62401 ラップシーム溶 lap seam welding
重ね合わせた継手に適用されるシーム溶接。特に区別 857-1の
接 する必要がある場合のほかは,単にシーム溶接という 4.1.7.3
場合が多い。

――――― [JIS Z 3001-6 pdf 9] ―――――

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対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
62402 マッシュシーム mash seam welding
板端を僅かに重ねておき,ラップシーム溶接と同じよ 857-1の
溶接 うに円板電極を用いて加圧・通電し,溶接継手を押し 4.1.7.4
潰しながら連続的に溶接する方法。
注記 母材の板厚に近い突合せ継手に似た継手が得
られる。
62403 フォイルシーム foil butt-seam
板端を突き合わせておき,突合せ部の上・下両面にフ 857-1の
溶接 welding
ォイル[はく(箔)]と呼ぶ幅の狭い薄いテープを置 4.1.7.6
き,板が溶接中に動かないようにしっかりとクランプ
しておいて,上・下の円板電極によってシーム溶接し
ていく方法。フォイルバットシーム溶接ともいう。
62404 ワイヤシーム溶 wire electrode seam
円板電極の円周に細い銅線をベルト掛けし,この銅線
接 welding,
を電極として行うシーム溶接。ワイヤ電極シーム溶接
ともいう。 wire seam welding

4.3 溶接装置及び構成部品

4.3.1 一般

                                                                     対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
63101 単相交流式抵抗 single phase AC
商用周波数の単相交流電力を利用するようにした交
溶接機 流抵抗溶接機。 resistance
welding machine

――――― [JIS Z 3001-6 pdf 10] ―――――

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