14
Z 3001-6 : 2013
対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
64103 溶接電流 welding current
溶接部形成のために流す(本)電流(図2参照)。
64104 予熱電流 preheat current
溶接の前に溶接部を予熱するために流す電流(図2参
照)。
64105 後熱電流 post heat current,
溶接によって硬化する鋼材のスポット溶接,プロジェ
temper current
クション溶接,アプセット溶接などの抵抗溶接におい
て,溶接を行った後,硬化した溶接部に対して焼戻し
又は焼なましを行う目的で流す電流。テンパ電流とも
いう(図2参照)。
64106 electrode force
電極加圧力時間 溶接加圧力が加わっている時間又は溶接加圧力が加 17677-1の
time
わり始めた時点から鍛圧の開始時点までの時間(図2 3.9
参照)。
64107 force application
加圧力負荷時間 溶接サイクル中に被溶接材に電極による加圧力が掛 17677-1の
かっている時間(図2参照)。 time 3.14
64108 初期加圧時間 squeeze time
重ね抵抗溶接において,電極加圧指令信号を出してか 17677-1の
ら,溶接電流を流し始めるまでの時間。スクイズ時間 3.31
ともいう(図2参照)。
64109 溶接時間 weld time,
抵抗溶接において溶接電流を通じる時間。ウェルドタ 17677-1の
イムともいう(図2参照)。 welding time 3.37
注記 マルチプルインパルス通電では個々の溶接時
間ともいう。シングルインパルス通電では全溶
接時間という。
64110 全溶接時間 total weld time
冷却時間を含めた溶接工程の開始から終了までの時 17677-1
間(図2参照)。
64111 加熱時間 heat time,
マルチプルインパルス溶接又はシーム溶接で,一つの 17677-1の
current on time
インパルスが継続する時間。個々の溶接時間ともい 3.23
う。通電時間又は通電オン時間ともいう(図2参照)。
64112 冷却時間 cool time,
マルチインパルス溶接又はシーム溶接において,時間 17677-1の
(cooling time)
順に設定された二つの個々の溶接時間の間に設ける 3.2
無通電時間。休止時間又は通電オフ時間ともいう(図
2参照)。
64113 保持時間 hold time
重ね抵抗溶接において,溶接電流を流し終わってか 17677-1の
ら,電極を開放し始めるまでの時間。ホールド時間と 3.24
もいう(図2参照)。
64114 電極開放時間 off-time,
二つの連続する溶接サイクルの間の時間で,電極が被 17677-1の
3.25
force set off-time
溶接物と離れている設定時間間隔。オフ時間ともいう
(図2参照)。
64115 電流オフ時間 current-off time
一つの溶接サイクル通電停止から次の溶接サイクル 17677-1の
の通電開始までの時間。 3.4
64116 チル時間 chill time,
溶接電流の終わりから,後熱電流開始までの時間。そ 17677-1の
quench time
の間は通電せず,溶接部は電極によって冷却される 3.1
(図2参照)。
64117 後熱時間 冷却(チル)時間に続く加熱時間。 post-heat time, 17677-1の
temper time
注記 このとき,溶接部の熱処理又はミクロ組織改良 3.28
のための適正な電流を流す(図2参照)。
64118 予熱時間 pre-heat time
溶接電流前に供給される予熱電流が流れる時間(図2 17677-1の
参照)。 3.29
64119 通電遅延時間 17677-1の
current delay time
加圧力が設定に達してから,通電開始までの時間(図
2参照)。 3.3
――――― [JIS Z 3001-6 pdf 16] ―――――
15
Z 3001-6 : 2013
対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
64120 休止時間 pause time
多段通電方式で予熱時間と溶接時間との間に通電休
止を行う場合の時間(JIS C 9313参照)。
64121 鍛圧時間 forge time
(溶接加圧プログラム)通電中又は通電後に供給され 17677-1の
る増圧した加圧が掛かっている時間。フォージ時間と 3.19
もいう(図2参照)。
64122 鍛圧遅延時間 forge delay time
最初の溶接電流が流れ始める時点から鍛圧信号がオ
ンになるまでの時間(図2参照)。
64123 加圧力立上り時 force rise time
加圧力が増え始めてからあらかじめ設定された加圧 17677-1の
間 力が得られるまでの時間(図2参照)。 3.17
64124 force fall time
加圧力下降時間 加圧力が減り始めてからゼロになるまでの時間(図2 17677-1の
参照)。 3.15
64125 force maintenance
加圧力維持時間 加圧力があらかじめ決められた値に維持されている 17677-1の
time
時間。加圧力の立上り時間及び降下時間は省く(図2 3.16
参照)。
64126 電極接近時間 17677-1の
electrode approach
電極が休止位置から移動を開始して被溶接材(母材)
に接するまでの時間(図2参照)。 time, 3.20
head approach
time
64127 電極復帰時間 electrode return
電極が溶接部から離れ始めて元の休止位置に戻るま 17677-1の
での時間(図2参照)。 time, 3.21
head return time
64128 アップスロープ 溶接電流が連続的に増加し続ける時間。 upslope time
時間
64129 ダウンスロープ down-slope time
溶接電流が連続的に減少し続ける時間(64128の図参
時間 照)。
64130 アップスロープ upslope
設定された時間に,あらかじめ決められた値又はゼロ 17677-1の
制御 から電流を連続的に増加させる制御(JIS C 9313参 3.34
照)。
64131 ダウンスロープ down slope
設定された時間に,あらかじめ決められた値又はゼロ 17677-1の
制御 まで電流を連続的に減少させる制御(JIS C 9313参 3.35
照)。
64132 ステップアップ step-up (current)
スポット溶接で溶接打点の増加に伴って消耗する電
制御(スポッ control
極先端形状の変化に対応して,溶接電流をあらかじめ
ト溶接の−) 決められた打点数ごとに増やしていく制御。
64133 ステップダウン step-down (current)
シーム溶接で溶接長の増加に伴って消耗する電極先
制御(シーム control
端形状の変化に対応して,溶接電流をあらかじめ設定
溶接の−) した溶接長ごとに減らしていく制御。
――――― [JIS Z 3001-6 pdf 17] ―――――
16
Z 3001-6 : 2013
対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
64134 溶接電流のプロ welding current
各打点の溶接期間中又は溶接打点に伴って消耗する 17677-1の
グラム制御 program
電極先端形状の変化などに対応して,あらかじめ設定 3.38
したプログラムに従って溶接電流値を変化させる制
御。
注記 ステップアップ制御などがある。
64135 電極加圧力のプ electrode force
溶接中の加圧力をあらかじめ設定したプログラムに 17677-1の
ログラム制御 従って時間的に変化させる制御。 program 3.42
64136 溶接サイクル welding cycle
溶接して電極が原位置に戻るために,溶接機が行う一 17677-1の
連の連続した動き。 3.40
64137 溶接サイクルタ 17677-1の
welding cycle time
電極の下降開始から,溶接工程を経て電極が上昇して
イム 元位置に復帰するまでの時間。1回の溶接サイクルを 3.39
完成させるのに必要な時間(図2参照)。
64138 作業サイクルタ 17677-1の
working cycle time
電極の下降開始から,溶接工程を経て電極が元位置に
イム 復帰した後,次の電極下降が開始するまでの時間。溶 3.44
接作業の繰返し周期を表す時間(図2参照)。
64139 繰返し制御 repeat control
一連の溶接サイクルを自動的に繰り返すことができ
る時間制御方式。
a) 一定加圧力設定の例
図2−スポット溶接シーケンスの例及び各名称
――――― [JIS Z 3001-6 pdf 18] ―――――
17
Z 3001-6 : 2013
b) 鍛圧を伴う場合の例
図2−スポット溶接シーケンスの例及び各名称(続き)
4.4.2 重ね抵抗溶接
対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
64201 電極加圧力 electrode force
重ね抵抗溶接において,電極間又は電極と母材との間 17677-1の
に加えられる力。 3.6
64202 電極ストローク 溶接作業中の電極軸での電極の物理的な移動量。electrode stroke 17677-1の
3.12
64203 作業ストローク 溶接サイクル中の電極の最小ストローク。 working stroke 17677-1の
3.45
64204 全ストローク high lift stroke,
引上げストロークと作業ストロークとを合わせた値 17677-1の
(64203の図参照)。 retract stroke 3.46
64205 最大稼働ストロ maximum stroke
固定側電極が短くなった場合又は固定電極ユニット
ーク を変更した場合に実現できる電極ストロークの最大
値。
――――― [JIS Z 3001-6 pdf 19] ―――――
18
Z 3001-6 : 2013
対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
64206 接触不整 contact fault
電極又は部材間の滑りとずれに起因する接触不良。電 669の
極の接触不斉ともいう。 3.3.1
注記 スポット溶接機及びシーム溶接機では,電極の
滑り,電極の芯ずれ,プロジェクション溶接機
では上下プラテンの平行度,突合せ抵抗溶接で
は被溶接部材の配置不整及び中心の芯ずれを
いう。
64207 滑り(電極の−) 17677-1の
electrode skidding
溶接工程中に被溶接物の表面における電極の横方向
g の動き(JIS C 9305参照)。 3.11
64208 芯ずれ(電極の 上下電極先端での電極軸間のずれ。 electrode 17677-1の
−) misalignment 4.9
4.4.3 アプセット及びフラッシュ溶接
対応英語(参考) ISO番号
番号 用語 定義
太字はISO用語 (参考)
64301 アプセットスト upsetting stroke,
移動台の最大操作可能ストローク。マシンストローク 669の
ローク ともいう(図1参照)。 upset stroke, 3.2.12
machine stroke
64302 ダイ開き 669の
上下クランプのクランプダイ表面間距離(図1参照)。 opening gap,
clamp opening 3.2.10
64303 ダイストローク ダイ開きの最大値と最小値との差(図1参照)。 die stroke 669の
3.2.9
64304 前進力(移動台 ダイ間隔を狭める方向に移動台を動かす力。 forward force PWI
の−) 17677-2
――――― [JIS Z 3001-6 pdf 20] ―――――
次のページ PDF 21
JIS Z 2911:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 07 : 自然科学及び応用科学 > 07.100 : 微生物学 > 07.100.10 : 医微生物学