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Z4751-2-7:2008(IEC 60601-2-7 : 1998)
X線条件の組合せと電気出力データ 6.8.2 a),50.101
適合性試験の適切な組合せ 6.8.3 a),50.1
接地漏れ電流用漏電遮断器 6.8.3 a)
この規格への適合 6.8.102
保護接地線の集中接続 19.3
X線条件の範囲及び相互関係 29.1.102 e)
間欠モードにおける自動制御の試験条件 29.1.102 e)
自動線量率制御及び自動露出制御の点検方法 29.1.104 f)
目盛上の等間隔
[歯科用装置(口内法撮影用)の照射時間目盛] 29.1.106 e)
X線高電圧装置との組合せ 50.1
試験時の適切な組合せ 50.1
X線条件及び作動モード 50.101.1 a)
固定組合せのX線条件 50.101.2 a)
X線条件の半固定値の設定 50.101.2 b)
自動露出制御の濃度補正 50.102.2 dd) 2)
6.8.102 適合性の表明
X線発生装置又はX線高電圧装置若しくは後者の単位機器について,この規格に適合していることを表
明する場合には,次のいずれかの様式で表明しなければならない。
X線発生装置 形名(形式番号) JIS Z 4751-2-7:2007
X線高電圧装置 形名(形式番号) JIS Z 4751-2-7:2007
単位機器の名称 形名(形式番号) JIS Z 4751-2-7:2007
第2章 環境条件
次を除き,JIS T 0601-1の第2章の当該箇条及び細分箇条を適用する。
10 環境条件
次を除き,JIS T 0601-1の当該箇条を適用する。
10.2.2 電源
a)
追加
− 電源の内部インピーダンスは,電源の見掛けの抵抗値が次の値の大きい方を超えない場合には,X
線高電圧装置の作動中のインピーダンスに対して十分に低いとみなす。
1) 表101の該当する抵抗値
2) 6.1 j) 4) に規定した値
――――― [JIS Z 4751-2-7 pdf 11] ―――――
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Z4751-2-7:2008(IEC 60601-2-7 : 1998)
表101−電源の見掛けの抵抗の基準値
公称電源電圧
V
公称最大電
力6.8.2 a) 4) 480 440 415 400 240 230 208 120
によるkW 電源の見掛けの抵抗
Ω
0.5 − − − − 0.95 0.81 0.7 −
1 2.4 2.0 1.79 1.66 0.60 0.55 0.45 0.15
2 1.6 1.3 1.19 1.10 0.40 0.36 0.30 0.10
4 1.0 0.80 0.72 0.66 0.24 0.22 0.18 0.06
8 0.50 0.40 0.36 0.33 0.12 0.11 0.09 0.032
10 0.40 0.34 0.30 0.27 − − − −
16 0.24 0.20 0.18 0.17 − − − −
4 1.6 1.3 1.19 1.1 0.40 0.36 0.30 0.10
8 1.0 0.80 0.72 0.66 0.24 0.22 0.18 0.06
10 0.80 0.67 0.60 0.55 0.18 0.18 0.14 0.045
16 0.50 0.40 0.36 0.33 0.12 0.11 0.09 0.032
20 0.40 0.34 0.30 0.27 − − − −
32 0.24 0.20 0.18 0.17 − − − −
50 0.16 0.14 0.12 0.11 − − − −
16 0.83 0.65 0.60 0.55 0.19 0.18 0.14 0.045
20 0.64 0.50 0.48 0.44 0.14 0.15 0.11 0.035
32 0.40 0.34 0.30 0.27 − − − −
40 0.32 0.27 0.24 0.22 − − − −
50 0.24 0.20 0.18 0.17 − − − −
75 0.16 0.14 0.12 0.11 − − − −
100 0.12 0.10 0.09 0.09 − − − −
150 0.08 0.07 0.06 0.056 − − − −
――――― [JIS Z 4751-2-7 pdf 12] ―――――
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発動発電機から供給される電源は,X線高電圧装置の製造業者が認めた場合だけ,適合するとみなす。
注記1 電源(商用)系を公称電圧とする場合には,その系の導線間又はこれらの導線と大地との間
には公称値より高い電圧はないものとする。
交流電圧が,実質的な正弦波形とみなされるのは,波形のあらゆる瞬間値と対応する理想
的な波形の瞬間値との差が,理想的な波形のピーク値の±2 %以内の場合とする。
三相電源(商用)が,実質的に平衡であるとみなされるのは,平衡電圧を供給し,かつ,
対称的に負荷したときに平衡電流が流れる場合とする。
注記2 この規格の要求事項は,三相系が大地に対して電源電圧の平衡形態をもつという前提に基づ
いている。単相系は,このような三相系から得られる。
電源系がその発生源において接地されていない場合には,妥当な短時間内に平衡性の乱れ
を検出し,制限及び修正する適切な手段を備えていることを前提とする。
表101 の該当する基準以上又は 6.1 j) 4)に従って規定した電源の見掛けの抵抗以上の,い
ずれか大きい方の値をもつ電源の見掛けの抵抗において,規定した公称最大電力が保証され
る場合だけ,X線高電圧装置は,この規格に適合する。
この目的のため,電源の見掛けの抵抗Rは,次の式によって算出する。
U0 U1
R
I1
ここに, U0 : 無負荷時の電源電圧 (V)
U1 : 負荷時の電源電圧 (V)
I1 : 負荷時の電源電流 (A)
−電源電圧は,次の線間を測定しなければならない。
1) 単相系においては,位相線と中性線との間
2) 二相系においては,位相線間
3) 三相系においては,各二つの位相線間
電源の見掛けの抵抗は,6.8.2 a) 4) に従って規定した公称最大電力にほぼ等しく,かつ,30 kWを超え
ない電力を得る単純抵抗負荷を用いて測定しなければならない。
表101に含まれていない公称電源電圧に対する電源の見掛けの抵抗の基準値は,内挿法又は外挿法によ
って推定してもよい。このとき,基準値は公称電源電圧の二乗に比例することに基づいて計算しなければ
ならない。
公称最大電力の値が表101の値の間で規定される場合,表101の公称最大電力の隣の欄の低い方の値と
その低い公称電力値に対する電源の見掛けの抵抗に適用するすべての要求事項に適合しなければならな
い。
第3章 電撃の危険に対する保護
次を除き,JIS T 0601-1の第3章の当該箇条及び細分箇条を適用する。
15 電圧及び/又はエネルギーの制限
――――― [JIS Z 4751-2-7 pdf 13] ―――――
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Z4751-2-7:2008(IEC 60601-2-7 : 1998)
次を除き,JIS T 0601-1の当該箇条を適用する。
追加
aa) 着脱可能な高電圧ケ−ブルは,それらを取り外すために工具の使用が必要であるように設計するか,
保護カバー又は高電圧接続を取り外すときは,常に次のように動作するインタロック装置を備えな
ければならない。
− X線高電圧装置を電源から切り離す。
− 高電圧回路のコンデンサを高電圧回路に接触するために必要な最小時間内に放電する。
− その放電状態を維持する。
(試験)適合性は,検査及び測定によって確認する。
bb) 電源部又は他のあらゆる低電圧回路に,許容できない高電圧が現れることを防止する手段を講じなけ
ればならない。
注記 この手段は,例えば,次の方法で達成してもよい。
− 高電圧回路と低電圧回路との間に,保護接地端子に接続した巻線層又は導電性シールドを
備える。
− 外部の装置を接続する端子と,外部の回路が外れた場合に,過大に電圧が上昇するおそれ
のある端子との間に,電圧制限器を備える。
(試験)適合性は,設計データ及び構造の検査によって確認する。
16 外装及び保護カバー
次を除き,JIS T 0601-1の当該箇条を適用する。
追加
注記 高電圧ケーブルの可とう(橈)性導電性シールドの抵抗及び接地に関する要求事項は,JIS Z
4751-2-28参照。
18 保護接地,機能接地及び等電位化
JIS T 0601-1の当該箇条を適用する。
注記 JIS T 0601-1で規定している当該箇条のX線高電圧装置の接地抵抗の試験方法は,大電力のX
線高電圧装置に対しては矛盾がある内容となっている。IEC 60601-1:2005の8.6.4では矛盾のな
い内容に改正されており,それを用いるのがよい。
19 連続漏れ電流及び患者測定電流
次を除き,JIS T 0601-1の当該箇条及び細分箇条を適用する。
19.3 許容値
追加
X線高電圧装置及びその単位機器は,JIS T 0601-1の表4の注を含めて,表4のB形の列の,正常状態
及び単一故障状態における接地漏れ電流の行と正常状態における外装漏れ電流の行とを適用する。
接地漏れ電流の許容値は,電源又は固定して永久設置されている集中接続点への専用接続によって電源
を供給されているX線装置の各単位機器に適用する。
固定して永久設置されている集中接続点は,X線高電圧装置の外装又はカバーの内側に設けてもよい。
X線源装置のような単位機器又は関連機器を集中接続点に接続する場合には,この集中接続点と外部保護
――――― [JIS Z 4751-2-7 pdf 14] ―――――
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Z4751-2-7:2008(IEC 60601-2-7 : 1998)
接地系との間の接地漏れ電流は,この点に接続する個々の装置に対する許容漏れ電流値を超えてもよい。
注記 X線装置の環境内における接地漏れ電流の制限は,接触可能金属部が確実に生きにならないこ
とを確保すること及び他の電気機器への干渉を防止することを意図する。
固定して永久設置した機器は,保護接地線の断線を単一故障状態とみなさないため,集中接
続点を備えることが認められている。しかし,このような場合には,6.8.3 a)に従い,単位機器
の接続に関する適切な情報を提供する必要がある。
19.3 a),表4,注(3)
追加
永久設置されたX線高電圧装置については,正常状態及び単一故障状態における接地漏れ電流は,10 mA
を超えてはならない。
19.3 a),表4,注(4)
追加
移動形X線装置及び可搬形X線装置の,正常状態における接地漏れ電流は2.5 mAを超えてはならない。
また,単一故障状態においては5 mAを超えてはならない。単一故障状態における外装漏れ電流は2 mA
を超えてはならない。
19.3 b),表4,注(3)
追加
永久設置されたX線高電圧装置の,正常状態及び単一故障状態における接地漏れ電流は波形及び周波数
に関係なく20 mAを超えてはならない。
20 耐電圧
次を除き,JIS T 0601-1の当該箇条を適用する。
20.3 試験電圧の値
追加
高電圧回路の電気的絶縁の耐電圧は,20.4 a) 及び表102 に示した時間及び試験電圧に耐えなければな
らない。
試験は,X線管を接続せずに,X線高電圧装置の公称最高管電圧の 1.2倍の試験電圧で実施しなければ
ならない。
X線高電圧装置がX線管を組み合わせなければ試験ができず,かつ,X線管が公称最高管電圧の1.2倍
の試験電圧での試験を認めていない場合には,試験電圧は公称最高管電圧の1.1倍を下回らない範囲で下
げてもよい。
追加
20.3.101
1ピーク形X線高電圧装置は,無負荷時の半サイクルの管電圧が負荷時の半サイクルの管電圧より高い
場合には,高電圧回路の試験電圧は無負荷時の半サイクルを用いなければならない。
20.3.102
間欠モード(撮影)及び連続モード(透視)で作動させることを意図し,連続モード(透視)の公称最
高管電圧が間欠モード(撮影)の公称最高管電圧の80 %を超えないX線高電圧装置は,高電圧回路の試
験電圧は間欠モード(撮影)の値を用い,試験は間欠モード(撮影)で行わなければならない。
――――― [JIS Z 4751-2-7 pdf 15] ―――――
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