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Z4751-2-7:2008(IEC 60601-2-7 : 1998)
− 最大管電流時間積指示値と利用できる最低管電圧とで行う。
50.105 空気カーマの測定条件
50.105.1測定方法
この規格の目的に適合する被測定装置として附属文書に明記された,X線源装置として適正な組合せを
もったX線高電圧装置,又は単位機器(適用可能ならX線発生装置の構成に必要なほかの単位機器を含ん
でもよい。)を準備する。
X線源装置,絞り,X線検出器などをナロービーム条件で図101によって配置する。
50.105.2 b)で規定する減弱物質を用いて行う。線質は,50.105.2 a)に従って確認する。
50.105.2 空気カーマ測定のための減弱及び線質
a) 線質 X線源装置からのX線ビームの線質が正常な使用に対応する指定の条件に合致することを確認
する。条件が指定されていない場合には,X線源装置の総ろ過がJIS T 0601-1-3の表204に規定する
半価層と等価であることを確認する。
b) 減弱 空気カーマの測定中は患者が介在することを模擬するため,全X線ビームを遮るのに十分な大
きさのアルミニウム層を付加する。厚さは,次による。
− 歯科用(口内法撮影用)X線発生装置 6 mm
− その他の場合は,表104に従って選定管電圧に対応する厚さとする。
表104−空気カ−マ測定のための減弱
管電圧 kV アルミニウム mm
40 4
50 10
60 16
70 21
80 26
90 30
100 34
120 40
150 45
注記 管電圧が表示値の中間にある場合は,高いほ
うに合わせた厚さを用いる。
50.105.3再現性試験
表105のA,B,C,Dそれぞれの試験条件について空気カーマの測定を1時間以内に10回行う。
それぞれの測定について変動係数及びCとDとの空気カーマの平均値を計算して50.102.1への適合性を
確認する。
50.105.4直線性試験
表105のE及びFの試験条件のそれぞれについて,空気カーマの測定を1時間以内に10回行う。
二つの一連の試験での空気カーマを計算する。これらの平均値と,50.105.3によるCとDとの空気カー
マの平均値とを用いて50.102.2 a)の式によって適合性を確認する。
――――― [JIS Z 4751-2-7 pdf 26] ―――――
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Z4751-2-7:2008(IEC 60601-2-7 : 1998)
表105−再現性及び直線性試験
試験設定 A B C D E F
管電圧 最低値 最高値 最高値の 最高値の 最高値の 最高値の
50 % 80 % 50 % 80 %
管電流又は 最大値 最小値 15 C及びDの設定に
管電流時間積a) 隣接する値
照射時間a) 全試験項目につき0.01 s と 0.32 s との間
注a) 前の行で定義された設定を利用する。
51 危険な出力に対する保護
次を除いてJIS T 0601-1のこの章の当該箇条を適用する。
置換
不適切な出力に対する保護は,29.1.104,50.102及び50.103に適合することによって実現できる。
第9章 異常作動及び故障状態;環境試験
JIS T 0601-1の第9章の当該箇条及び細分箇条を適用する。
第10章 構造上の要求事項
次を除きJIS T 0601-1の第10章の当該箇条及び細分箇条を適用する。
56 部品及び組立一般
次を除きJIS T 0601-1の当該箇条を適用する。
56.7 電池
追加
56.7.101 充電時のインタロック
蓄電池の充電器が組み込まれた移動形X線高電圧装置は,蓄電池の充電を中断せずに,無資格者による
電動移動及びX線照射を防止する手段を講じなければならない。
注記 適切な例としては,かぎ(鍵)を差し込んで初めて移動及びX線照射が可能であり,かぎ(鍵)
なしで充電できる方式を備える。
57 電源部;部品及び配置
次を除き,JIS T 0601-1の第10章の当該箇条を適用する。
57.10 沿面距離及び空間距離
a) 数値
追加
− 永久設置形X線装置は,クラスI機器のA-a1及びA-a2絶縁は,基準電圧660 V AC又は800 V DCま
ではJIS T 0601-1の表16を適用する。
より高い基準電圧での沿面距離及び空間距離は,次による。
――――― [JIS Z 4751-2-7 pdf 27] ―――――
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Z4751-2-7:2008(IEC 60601-2-7 : 1998)
基準電圧(U) 試験電圧 V
660 1 000 1) IS T 0601-1の表16の660 V AC及び800 V DCに対する数値以下であってはならない。
2) 絶縁耐力は,JIS T 0601-1の20.3に適合しなければならない。
絶縁耐力試験は,JIS T 0601-1の20.4に規定する環境条件で行わなければならない。
注記 確実,かつ,恒久的に固定された保護接地導線をもつX線装置は,その絶縁保護についての信
頼性に問題はない。同じ理由によって,このような状況のもとで許容できる高い接地漏れ電流
については,JIS T 0601-1の19.3 e)に記載している。この箇条は,IEC 60664-1の沿面距離及び
空間距離の要項に合致する。
――――― [JIS Z 4751-2-7 pdf 28] ―――――
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Z4751-2-7:2008(IEC 60601-2-7 : 1998)
図101−空気カーマ測定配置例
――――― [JIS Z 4751-2-7 pdf 29] ―――――
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Z4751-2-7:2008(IEC 60601-2-7 : 1998)
図102−透過形検出器を用いた自動露出制御システムのフィルム濃度試験配置例
――――― [JIS Z 4751-2-7 pdf 30] ―――――
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JIS Z 4751-2-7:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60601-2-7:1998(IDT)
JIS Z 4751-2-7:2008の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 4751-2-7:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
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