34
Z 8105 : 2022
番号 用語 定義 参考
IEC 60050 対応英語
-845番号
2099 逆数相関色温 相関色温度の逆数 reciprocal
度 注釈1 量記号 : Tcp-1 correlated
注釈2 単位 : K-1,MK-1(2098参照) colour
temperature
2100 等色温度線 色度図上における相関色温度が等しい点の軌跡 23-082 iso-temperature
注釈1 等色温度線は,CIE 1960均等色度図においてプラ line (in a
ンク(黒体)軌跡に直交する。 chromaticity
diagram)
2101 測色 一連の規約に基づいた色の測定 25-014 colorimetry
2102 視感測色 目を用いた色刺激相互の間の定量的比較による測色 25-015 visual
colorimetry
2103 物理測色 物理的検出器を用いて測定を行う測色 25-018 physical
colorimetry
2104 分光測色方法 分光測定及び三刺激値積分計算によって行う測色の方法 spectrophotometr
ic colorimetry,
spectroradiometri
c colorimetry
2105 刺激値直読方 等色関数に近似した分光応答度をもつ受光器·フィルタの複 photoelectric
法 数の組合せを用いて,三刺激値又はその一次結合の値を直読 tristimulus
する測色の方法 colorimetry
2106 色彩計, 色刺激の三刺激値のような測色量を測定する計測器 25-022 colorimeter
測色計
2107 光電色彩計 光電変換素子で構成される受光器を用いて,総合分光特性を photo-electric
適正に調整した色彩計 colorimeter
注釈1 物体色用の光電色彩計の場合は,受光器系の分光
応答度と照明系の相対分光分布との積,発光色用
の光電色彩計の場合は,受光器系全体の分光応答
度。
2108 ルータの条件 色彩計(主として光電色彩計)において,その総合分光特性 −
をCIEが定めた関数,又はその一次変換によって得られる
三つの関数に比例させるという条件
2109 変角測色計 25-026
光源,照明器具,媒体又は表面の方向性のある光の分布特性 goniophotometer
を測定するための測定器
2110 光沢度計 光沢が大きい表面の様々な測光特性を測定するための測定25-034 glossmeter
器
注釈1 入射束と反射束ビームとの幾何学的関係が決め
られている。
2111 入射角 試料への入射方向と試料平面の法線とで作る角度 25-078 angle of
注釈1 記号 : ε incidence
注釈2 入射角は,ラジアン又は度(°)で表す。
2112 観測角 1065参照。 25-079 angle of
observation
2113 正反射角 入射角に等しい,入射角の反対方向の反射角度 25-080 specular angle
――――― [JIS Z 8105 pdf 36] ―――――
35
Z 8105 : 2022
番号 用語 定義 参考
IEC 60050 対応英語
-845番号
2114 アスペキュラ 観測角及び正反射角によって作られる角度 25-081 aspecular angle
ー角 注釈1 入射光及び観察光,試料表面の法線及び正反射方
向は全て共通の平面にある。
注釈2 アスペキュラー角は,観測角と正反射角との間の
差として計算される。正反射方向と入射(照射)
光との間にあるとき,正の値になる(図参照)。
注釈3 アスペキュラー角は,ラジアン又は度(°)で測
定する。
2115 二方向反射率 25-089
与えられた波長で,与えられた入射方向から媒質に入射する bi-directional
分布関数, 放射照度Ei(θi, λ)に関して,与えられた波長λにおける与え reflectance
BRDF られた観察方向の表面要素の放射輝度LT(θi, θr, λ)の,入射角 distribution
度θi及び観測角度θrに伴う変化を記載する関数 function
Lr
d(,,)
i r
(,,)
i r
Ei
d(,) i
注釈1 二方向反射率の分布関数は,sr-1で表す。
注釈2 放射照度(1013)及び放射輝度(1015)を参照。
2116 色再現(いろ カラー印刷,カラー写真,カラーテレビジョンなどによる, colour
さいげん) 元の色の再現 reproduction
2117 演色(光源 基準イルミナントの下で知覚される色と意識的又は無意識22-107 colour rendering
の) に比較される物体の知覚色に及ぼすイルミナントの効果 (of a light
注釈1 特に,光源又はイルミナントの特性と考えたとき source)
には演色性という。
2118 基準イルミナ 22-108
他のイルミナント(照明光)との比較に用いるイルミナント reference
ント, illuminant
基準の光
2119 順応白色(色 23-081
観察条件に順応している観測者が,完全な無彩色及び輝度率 adapted white
刺激の) が1であると判断するような色刺激
2120 演色評価数, 22-109
試料光源で照明したある物体の心理物理色が,その色順応状 colour rendering
CRI 態を適切に考慮した上で,基準イルミナントで照明した同じ index
物体の心理物理色と一致する度合いを示す数値
注釈1 量記号 : R
2121 CIE 1974特 試料光源で照明したあるCIE試験色の心理物理色が,その 22-110 CIE 1974 special
殊演色評価 色順応状態を適切に考慮した上で,基準イルミナントで照明 colour
数 した同じ試料の心理物理色と一致する度合いを示す数値 rendering
注釈1 量記号 : Ri(iは試験色番号) index
注釈2 CIE 13光源の演色の測定と評価方法を参照。
――――― [JIS Z 8105 pdf 37] ―――――
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Z 8105 : 2022
番号 用語 定義 参考
IEC 60050 対応英語
-845番号
2122 CIE 1974平 規定された8種類の試験色に対するCIE 1974特殊演色評価 22-111 CIE 1974 general
均演色評価 数の平均値 colour
数 注釈1 量記号 : Ra rendering
注釈2 CIE 13光源の演色の測定と評価方法を参照。 index
2123 イルミナント 22-112
イルミナントを交換したときに,それで照明されているある illuminant
による色刺 物体色に生じる色度及び輝度率の変化 colorimetric
激値のずれ shift
2124 順応による色 色順応の変化を補正するための物体色の色度と輝度率との22-113 adaptive
刺激値のず 数学的な調整 colorimetric
れ 注釈1 演色において,試料光源と基準イルミナントとの shift
色度が一致していない場合には,順応による色刺
激値のずれはイルミナントによる色刺激値のず
れと同時に生じる。その場合,それぞれのイルミ
ナントの下で同じ色知覚を生じさせる2個の色刺
激について,通常の方法で測定した色刺激値の差
が色順応のために試料光源と基準イルミナント
との下で異なる程度の予測値を意味する。
2125 演色による色 22-114
イルミナントによる色刺激値のずれと,順応による色刺激値 resultant
刺激値のず のずれを合わせた変化 colorimetric
れ 注釈1 演色による知覚色のずれの色刺激値による予測 shift
値を意味する。
2126 イルミナント 22-115
観察者の色順応の状態が全く変化しないで,イルミナントが illuminant colour
による知覚 単独で変化したことによる物体の知覚色の変化 shift
色のずれ
2127 順応による知 色順応が単独で変化したことによる物体の知覚色の変化 23-116 adaptive colour
覚色のずれ shift
2128 演色による知 イルミナントによる知覚色のずれと順応とによる知覚色の22-117 resultant colour
覚色のずれ ずれを合わせた変化 shift
注釈1 ある物体の照明を基準イルミナントから試料光
源に変えて,それぞれの照明に十分順応した状態
で観察した場合の物体の色知覚の変化を表す。
2129 条件等色 23-006
特定の測色システムにおいて,同じ三刺激値をもつ分光的に metamerism
異なった色刺激の特性
2130 条件等色度 基準光の下で等色である条件等色対が,試験光の下で等色か degree of
ら外れる程度 metamerism
――――― [JIS Z 8105 pdf 38] ―――――
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Z 8105 : 2022
番号 用語 定義 参考
IEC 60050 対応英語
-845番号
2131 23-007
条件等色指数 基準照明光(又は観測者)に対して,異なった相対的分光分 metamerism
布の試験照明光(又は観測者)に置き換えることによって生 index
じる色差として計算された等色から外れる程度
注釈1 条件等色度を表す指数。
注釈2 色差はCIE色差式を用いて計算され,どのような
式が用いられたかをはっきり記述しなければな
らない。
注釈3 条件等色対の条件等色度を表す指数には,色比較
用常用光源の標準イルミナントへの近似性を表
す可視条件等色指数及び蛍光条件等色指数〔JIS Z
8720[測色用の標準イルミナント(標準の光)及
び標準光源]の附属書A参照〕,並びに物体色対
の条件等色度を評価するための照明光条件等色
指数[JIS Z 8719(条件等色指数−照明光条件等色
度の評価方法)参照]及び観測者条件等色指数[JIS
Z 8718(観測者条件等色度の評価方法)参照]が
ある。
2132 白色度 表面色の知覚される白さの程度 whiteness
注釈1 CIEが1986年に推奨した方法による数値を白色
度指数という。
c) 主に視覚に関する用語
番号 用語 定義 参考
IEC 60050 対応英語
-845番号
3001 物体色, 対象物体に属しているように知覚される色 22-042 object colour
物体知覚色
3002 表面色 光を拡散的に反射又は放射している表面に属しているよう22-043 surface colour
に知覚される色
3003 開口色 22-044
遮光板に開けた孔の中に見える一様な色で,奥行き方向の空 aperture colour
間的定位が特定できないように知覚される色
3004 発光(知覚) 22-045
一次光源として光を発している面に属しているか,又はその luminous
色 光を鏡面反射しているように知覚される色 (perceived)
注釈1 自然の環境で見る一次光源は,普通,この意味に colour
おいて発光色の見えを呈する。
3005 非発光(知 二次光源として光を透過又は反射している面に属している22-046 non-luminous
覚)色, ように知覚される色 (perceived)
非発光物体色 注釈1 自然の環境で見る二次光源は,普通,この意味で colour
の非発光物体色の見えを呈する。
3006 関連(知覚) 他の色と相互に関連して見えている面に属するように知覚22-047 related
色 される色 (perceived)
注釈1 例えば,通常の背景又は周囲視野とともに相互に colour
関連して知覚される色
3007 無関連(知 他の色から独立している面に属するように知覚される色 22-048 unrelated
覚)色 注釈1 例えば,暗黒の周囲の中に一つだけ照明された1 (perceived)
色の色紙,又は暗い夜に一つだけ点灯した信号灯 colour
のようにほかに比較するものがない色
――――― [JIS Z 8105 pdf 39] ―――――
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Z 8105 : 2022
番号 用語 定義 参考
IEC 60050 対応英語
-845番号
3008 無彩色 知覚的意味では,色相をもたない知覚色 22-049 achromatic
注釈1 白,灰,及び黒の色名が普通に用いられ,透過物 (perceived)
体には,無色及び中性が用いられる。 colour
注釈2 心理的意味では,2009を参照。
3009 有彩色 知覚的意味では,色相をもつ知覚色 22-050 chromatic
注釈1 日常会話では,多くの場合“色”はこの意味で, (perceived)
白,灰又は黒と対比して用いられる。 colour
注釈2 修飾語“着色coloured”は,普通,有彩色を意味す
る。
注釈3 心理的意味では,2010を参照。
3010 明るさ ある面から発している光の強弱の見え方の基になる視感覚22-059 brightness
の属性
注釈1 明るさは,発光面についても非発光面についても
用いる。
注釈2 主として関連する測光量は輝度である。
3011 明度(関連知 同様に照明されている白又は透過率が高い面の明るさと比22-063 lightness (of a
覚色の) 較して,相対的に判断される対象面の明るさ related colour)
注釈1 関連色だけが明度をもつ。
注釈2 明度は,明るさ知覚だけでなく,それを数量化し
た値も表す。数量化した値であることを明確にす
る場合は,明度関数の語を用いる。
注釈3 主として関連する測光量は輝度率である。
3012 明度関数 明度と輝度率(又は相対輝度率)との関係を示す式 lightness function
注釈1 その例としてマンセルバリュー関数がある。マン
セルバリュー関数は,マンセル表色系のマンセル
バリューVとMgO煙着面に対する相対輝度率
100Y/YMgOを次の式で表す。
100Y/YMgO=1.221 9V−0.231 1V2+0.239 5V3−
0.021 009V4+0.000 840 4V5
注釈2 マンセルバリュー関数が作られた当時は,三刺激
値の一つYは,新鮮な酸化マグネシューム面の値
が100となるような数値で与えられていた。
Y/YMgOを相対輝度率と呼ぶ。
3013 明るい 明るさの度合いが高いことを表すために用いる形容詞 22-061 bright
注釈1 IEC 60050-845用語の英,仏,露語ではこの用語及
び3014の概念を別の用語で区別するが,独語で
は日本語と同様に,同意一用語を用いる。
3014 明るい 明度が高いことを表すために用いる形容詞 22-064 light
注釈1 “明るい”は,3013の意味との混同のおそれがな
い場合にだけ用いてよい。混同のおそれがある場
合には,“高明度の”を用いる。
3015 暗い 明るさの度合いが低いことを表すために用いる形容詞 22-062 dim
注釈1 IEC 60050-845用語の英,仏,露語ではこの用語及
び3016の概念を別の用語で区別するが,独語で
は日本語と同様に,同意一用語を用いる。
――――― [JIS Z 8105 pdf 40] ―――――
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JIS Z 8105:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60050-845:2020(MOD)
JIS Z 8105:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.180 : 光学及び光学的測定 > 17.180.20 : 色及び光の測定
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.17 : 度量衡及び測定.物理的現象(用語集)