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JIS Z 9103:2018 規格概要
この規格 Z9103は、人への危害及び財物への損害を与える事故・災害を防止し,事故・災害の発生などの緊急時に,救急救護,避難誘導,防火活動などの速やかな対応ができるように,安全に関する注意警告,指示,情報などを視覚的に伝達表示するために,安全標識及び安全マーキング並びにその他の対象物に一般材料,蛍光材料,再帰性反射材,蓄光材料,内照式安全標識及び信号灯の安全色を使用する場合の一般的事項について規定。
JISZ9103 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z9103
- 規格名称
- 図記号―安全色及び安全標識―安全色の色度座標の範囲及び測定方法
- 規格名称英語訳
- Graphical symbols -- Safety colours and safety signs -- Part 4:Colorimetric and photometric properties of safety sign materials
- 制定年月日
- 1955年8月25日
- 最新改正日
- 2018年4月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1955-08-25 制定日, 1958-08-25 確認日, 1960-03-01 改正日, 1963-03-01 確認日, 1963-10-01 改正日, 1966-10-01 確認日, 1967-09-01 改正日, 1970-07-01 確認日, 1975-11-01 確認日, 1978-12-01 確認日, 1986-09-01 改正日, 1991-06-01 確認日, 1995-07-01 改正日, 2001-02-20 確認日, 2005-10-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2018-04-20 改正
- ページ
- JIS Z 9103:2018 PDF [27]
Z 9103 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 色の指定及び測定方法・・・・[3]
- 4.1 一般材料における安全色及び対比色・・・・[3]
- 4.2 蛍光材料における安全色・・・・[5]
- 4.3 再帰性反射材における安全色及び対比色・・・・[7]
- 4.4 蓄光材料における昼光下の安全色及び対比色・・・・[8]
- 4.5 内照式安全標識における安全色及び対比色・・・・[10]
- 4.6 信号灯における安全色・・・・[11]
- 附属書JA(参考)各材料の色見本・・・・[13]
- 附属書JB(参考)安全色及び対比色の意味,並びに使用箇所及び使用例・・・・[15]
- 附属書JC(参考)多様な色覚に対する配慮・・・・[17]
- 附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[24]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 9103 pdf 1] ―――――
Z 9103 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
保安用品協会(JSAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)
である。
これによって,JIS Z 9103:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 9103 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 9103 : 2018
図記号−安全色及び安全標識−安全色の色度座標の範囲及び測定方法
Graphical symbols-Safety colours and safety signs- Part 4: Colorimetric and photometric properties of safety sign materials
序文
この規格は,2011年に第1版として発行されたISO 3864-4を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。
1 適用範囲
この規格は,人への危害及び財物への損害を与える事故・災害を防止し,事故・災害の発生などの緊急
時に,救急救護,避難誘導,防火活動などの速やかな対応ができるように,安全に関する注意警告,指示,
情報などを視覚的に伝達表示するために,安全標識及び安全マーキング並びにその他の対象物に一般材料,
蛍光材料,再帰性反射材,蓄光材料,内照式安全標識及び信号灯の安全色を使用する場合の一般的事項に
ついて規定する。さらに多様な色覚及び高齢者に配慮し,それらの人々でも容易に識別しやすい安全色に
ついて規定する(附属書JC参照)。
なお,安全色は,安全上必要な事項又は箇所を識別しやすくしようとするものであって,本来の事故・
災害防止策の代用と考えてはならない。また,鉄道,道路,河川,海事,航空などの分野で法的規制の対
象となっているものはそれに従う。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3864-4:2011,Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Part 4: Colorimetric and
photometric properties of safety sign materials(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8113 照明用語
JIS Z 8716 表面色の比較に用いる常用光源蛍光ランプD65−形式及び性能
JIS Z 8720 測色用の標準イルミナント(標準の光)及び標準光源
JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色
――――― [JIS Z 9103 pdf 3] ―――――
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Z 9103 : 2018
JIS Z 8724 色の測定方法−光源色
ISO 17724,Graphical symbols−Vocabulary
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8113及びISO 17724によるほか,次による。
3.1
色の範囲(colour region)
指定された色の,CIE 2°視野標準観測者による色度座標x,y及び輝度率又は輝度の限界の値。
3.2
対比(contrast)
C
図記号と背景との輝度率の差を,βbを小さい方の輝度率とすれば,大きい方の輝度率βaで除したもの。
C=(βa−βb)/βa
3.3
対比色(contrast colour)
安全色を更に目立たせるために,安全色と対照となる色。
3.4
内照式安全標識(internally illuminated safety sign)
必要に応じて,内部光源によって照射される安全標識。
3.5
輝度対比(luminance contrast)
k
L1がL2よりも大きいとき,対比色の輝度L1を,安全色の輝度L2で除したもの。
k=L1/L2
3.6
輝度率(luminance factor)
β
表面要素の与えられた方向への輝度の,同じ条件で照射された完全拡散反射体又は完全拡散透過体の輝
度に対する比。
3.7
物体色(object colour)
対象物体に属しているように知覚される色。
3.8
一般材料(ordinary material)
再帰性反射体,蛍光,りん光などの成分を含まない,照明光が物体の表面から反射されて目に入り知覚
される材料。
3.9
蓄光材料(phosphorescent material)
中間エネルギー準位にエネルギーが蓄積されることによる,遅延したフォトルミネセンスをりん光とい
い,りん光を発する色材。
――――― [JIS Z 9103 pdf 4] ―――――
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Z 9103 : 2018
注記 一般に光励起後,100 μs以上持続するルミネセンスをりん光という。
3.10
安全色(safety colour)
安全を図るための意味を備えた特別の属性をもつ色。
3.11
蛍光材料(fluorescent material)
光励起されたエネルギー準位から低い準位への直接遷移の結果として,一般にその励起後10 ns以内に
生じるフォトルミネセンスである蛍光を発する色材。
3.12
再帰性反射材(retroreflecting material)
再帰反射性能をもつ材料。
3.13
信号灯(signal light)
光源そのものの色光,着色ガラスなどによる正透過色光を発する物又は装置。主として灯火信号に用い
る。
4 色の指定及び測定方法
4.1 一般材料における安全色及び対比色
4.1.1 一般材料における安全色及び対比色の測定方法
一般材料における安全色及び対比色の色度座標x,y及び輝度率βは,JIS Z 8722に規定した照射及び受
光の幾何条件a(45°照射 : 0°受光),幾何条件b(0°照射 : 45°受光),幾何条件c(拡散照射 : 8°受
光),又は幾何条件d(8°照射 : 拡散受光)のいずれかによって測定し,標準イルミナントD65に対する
XYZ表色系における色度座標及び輝度率を求める。積分球を用いる幾何条件c,又は幾何条件dの場合,
鏡面反射光を除くため積分球内壁面に光トラップを用いて測定する。
4.1.2 一般材料における安全色及び対比色の色度座標の範囲,輝度率の範囲及び参考色
一般材料における安全色及び対比色の色度座標の範囲,輝度率の範囲及び参考色を,表1及び図1に示
す。また,各材料の色見本を附属書JAに示す。安全色及び対比色の意味,並びに使用箇所及び使用例を
附属書JBに示す。
――――― [JIS Z 9103 pdf 5] ―――――
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JIS Z 9102:1987の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.01 : パイプライン部品及びパイプライン一般
JIS Z 9103:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8113:1998
- 照明用語
- JISZ8716:1991
- 表面色の比較に用いる常用光源蛍光ランプD65―形式及び性能
- JISZ8720:2012
- 測色用の標準イルミナント(標準の光)及び標準光源
- JISZ8722:2009
- 色の測定方法―反射及び透過物体色
- JISZ8724:2015
- 色の測定方法―光源色