JISZ9127 : 2020 スポーツ照明基準

JIS Z 9127:2020の規格概要

この規格 Z9127は、運動競技者、審判員などの運動競技関係者、観客、テレビジョン放送関係者などが、安全、円滑及び快適に、運動競技を行い、それを観戦し、又は撮影するために必要な照明要件について規定。

JISZ9127 規格全文情報

規格番号
JIS Z9127 
規格名称
スポーツ照明基準
制定年月日
2011/11/21
最新改正日
2020/11/20
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.160.01,97.220.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
改訂:履歴
  • 2011-11-21制定日
  • 2016-10-20確認日
  • 2020-11-20改正日

Z 9127:2020

目 次

ページ

序文 [ p.1 ]

1 適用範囲 [ p.1 ]

2 引用規格 [ p.1 ]

3 用語及び定義 [ p.1 ]

4 照明の一般要件 [ p.2 ]

4.1 一般原則 [ p.2 ]

4.2 照度 [ p.2 ]

4.3 モデリング [ p.4 ]

4.4 グレア [ p.4 ]

4.5 ちらつき [ p.4 ]

4.6 光色及び演色性 [ p.4 ]

4.7 障害光 [ p.5 ]

4.8 保守率 [ p.5 ]

4.9 停電対策 [ p.5 ]

5 照明の個別要件 [ p.6 ]

5.1 テレビジョン撮影の要件 [ p.6 ]

5.2 特定の運動競技の要件 [ p.7 ]

6 検証 [ p.7 ]

6.1 手順 [ p.7 ]

6.2 照度 [ p.7 ]

6.3 グレア [ p.7 ]

6.4 平均演色評価数 [ p.8 ]

6.5 光色 [ p.8 ]

附属書A(参考)平均照度の算出方法 [ p.19 ]

附属書B(参考)照度測定方法 [ p.21 ]

附属書C(参考)照明器具の配置及び取付け高さ [ p.29 ]

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Z 9127:2020

まえがき

この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人

照明学会(IEIJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正

すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。

これによって,JIS Z 9127:2011は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

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日本産業規格 JIS

Z 9127:2020

スポーツ照明基準

Recommendation for sports lighting

序文

この規格は,日本産業規格の個別の照明基準(JIS Z 9111,JIS Z 9116,JIS Z 9125,JIS Z 9126及びJIS

Z 9127)と全ての分野を総括するJIS Z 9110との関係を明確化する一連の改正を受け,2020年に改正され

た日本産業規格である。今回は,JIS Z 9110との整合を図った上で,CIE 83:1989[1],CIE 112:1994[2],CIE

150:2003[3]などを参考に,スポーツ照明の社会的変化,経済的変化及び国際的変化並びに技術的な進歩に

対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1

適用範囲

この規格は,運動競技者,審判員などの運動競技関係者,観客,テレビジョン放送関係者などが,安全,

円滑及び快適に,運動競技を行い,それを観戦し,又は撮影するために必要な照明要件について規定する。

また,その設計及び運用のために,定量的に規定できる要件として,照度,照度均斉度,グレア制限値及

び演色性に関する照明基準の推奨値を定める。ただし,非常時用照明は除く。

この規格は,特定の問題の解決のために,照明設備の望ましい設計を規定するものではない。また,新

しい技術の採用に関する設計者の自由を制限するものでもなく,かつ,革新的な機器及び器材の使用を制

限するものでもない。

この規格は,対象の照明施設における基礎的な値を定めるものである。必要に応じて,この規格で定め

る基準より高い水準を規定することを妨げない。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS C 7612 照度測定方法

JIS Z 8113 照明用語

JIS Z 8726 光源の演色性評価方法

JIS Z 9110 照明基準総則

JIS Z 9112 蛍光ランプ・LEDの光源色及び演色性による区分

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8113及びJIS Z 9110によるほか,次による。

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2

Z 9127:2020

3.1

運動競技面,PA

特定の運動競技で規定する運動競技領域。通常,フィールド又はコートが該当する。

3.2

安全領域,SA

運動競技に用いる運動競技面周囲に,運動競技の安全を目的として付加的に設ける空地。

注記 安全領域は,運動競技のルールなどで規定されている。

3.3

全運動競技面,TA

運動競技面に安全領域を加えた領域で,実際の運動競技に必要とする領域。

3.4

空間照度,Esp

空間上の微小閉曲面にあらゆる方向から入射する光束の面積密度。単位はルクス(lx)で表す。

注記 空間照度は,人,ボールなど立体的な視対象の照度を規定する場合に用いられる。閉曲面が球,

円筒(上下面を除く。)及び半円筒(上下面及び背面を除く。)の空間照度を,それぞれ平均球

面照度,平均円筒面照度及び半円筒面照度という。

4

照明の一般要件

4.1

一般原則

運動競技照明の目的は,運動競技者,運動競技関係者,観客,テレビジョン放送関係者などに,質の高

い照明環境を提供することによって,安全,円滑及び快適に運動競技を行い,それの観戦又はそれの撮影

を可能にすることである。

運動競技は,動的及び空間的であり,運動競技者の多くは,動きながら動いている視対象を見て,素早

く正確な判断を下し,一連の動作を行っている。また,観客,テレビジョン放送関係者などは,空間全体

に視線を動かしながら動いている視対象を見ることになる。したがって,照明設計においては,運動競技

面ばかりでなく,その空間及び背景についても考慮に入れ,照度,照度分布,輝度,輝度分布,陰影,グ

レア,光色,演色性など,運動競技種目に応じて求められる照明の量及び質を満たす必要がある。

この規格では,運動競技のための照明要件を示し,その中で定量的に規定できる要件として,照度,照

度均斉度,グレア制限値及び平均演色評価数について推奨する基準を5.2に示す。

なお,規定されていない運動競技については,類似する運動競技の基準を参考にする。

4.2

照度

4.2.1

一般

基準面における照度及びその分布は,運動競技を,安全,円滑及び快適に行うための主要因である。こ

の規格で推奨する照度(以下,推奨照度という。)は,基準面の平均照度とする。基準面の設計照度は,推

奨照度を基に定め,照明設備の経年数及び状態にかかわらず維持しなければならない。

4.2.2

基準面

基準面は,安全領域SAが規定されている場合は全運動競技面TAとするが,安全領域SAを運動競技の

ルールなどで規定しない場合は,運動競技面PAの各辺の周囲に,4.2.3に規定する照度計算点間隔以上の

幅を加えた領域とする。基準面は,指定する高さの水平面,鉛直面又は閉曲面とする。高さを指定しない

場合は,床面又はグラウンド面とする。

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JIS Z 9127:2020の国際規格分類一覧

  • 91.160.01
  • 97.220.10

JIS Z 9127:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
C7612
照度測定方法
Z8113
照明用語
Z8726
光源の演色性評価方法
Z9110
照明基準総則(追補1)
Z9112
蛍光ランプ・LEDの光源色及び演色性による区分