JIS A 1509-3:2014 セラミックタイル試験方法―第3部:吸水率,見掛け気孔率及びかさ密度の測定方法 | ページ 2

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A 1509-3 : 2014
m2 b m1
Pb 100
m2 b m3
ここに, Pb : 見掛け気孔率(%)
m1 : 乾燥時の質量(g)
m2b : 吸水時の質量(g)
m3 : 吸水時の水中質量(g)
b) 真空法による場合
m2 v m1
Pv 100
m2 v m3
ここに, Pv : 見掛け気孔率(%)
m1 : 乾燥時の質量(g)
m2v : 吸水時の質量(g)
m3 : 吸水時の水中質量(g)

8.4 かさ密度

  かさ密度は,次の式によって算出する。
a) 煮沸法による場合
m1
Bb
m2 b m3
ここに, Bb : かさ密度(g/cm3)
m1 : 乾燥時の質量(g)
m2b : 吸水時の質量(g)
m3 : 吸水時の水中質量(g)
b) 真空法による場合
m1
Bv
m2 v m3
ここに, Bv : かさ密度(g/cm3)
m1 : 乾燥時の質量(g)
m2v : 吸水時の質量(g)
m3 : 吸水時の水中質量(g)

9 試験記録

  試験記録には,次の事項のうち,必要な事項を記載する。
a) 試験材料の概要(種類,形状・寸法,品名など)
b) 測定方法(煮沸法,真空法)
c) 試料の数
d) 各試料の乾燥時の質量,吸水時の質量,吸水時の水中質量
e) 各試料の吸水率
f) 各試料の見掛け気孔率
g) 各試料のかさ密度
h) その他必要な事項

――――― [JIS A 1509-3 pdf 6] ―――――

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A 1509-3 : 2014
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
ISO 10545-3:1995 Ceramic tiles−Part 3: Determination of water absorption, apparent
JIS A 1509-3:2014 セラミックタイル試験方法−第3部 : 吸水率,見掛け気孔率
及びかさ密度の測定方法 porosity, apparent relative density and bulk density
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
国際 価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 吸水率,見掛け気孔率 1 JISとほぼ同じ 変更 測定項目から見掛け密度を削除した。 見掛け密度は,JISとして規定す
及びかさ密度の測定方 る必然性がない。また,ISOの製
法について規定 品規格でも,吸水率以外の測定項
目についての規定,基準はない。
ISO規格では製品の分類に用いる吸水率煮沸法も真空法も同等と判断し,
の測定には煮沸法を適用しているが, どちらを用いてもよいことにし
JISでは煮沸法及び真空法のいずれを採た。
用してもよいことにした。
また,吸水率以外の測定項目についても
同様である。
役物の規定を追加した。 役物については,ISO規格に規定
がないため。
2 引用規格
3 用語及び JISとほぼ同じ 追加 ISO規格には用語の定義がないが,本文実質的な差異はない。
定義 中に出てくる用語はJIS A 5209によるこ
ととした。
4 試験・測 試験・測定の原理につ 2 JISに同じ 一致
定の原理 いて規定
A1 509-
3 : 2014
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――――― [JIS A 1509-3 pdf 7] ―――――

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A 1509-3 : 2014
A1
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
5
国際 価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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規格
-
3
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
: 2
番号
及び題名 番号 の評価
01
5 装置及び 5.1 乾燥器 3.1 JISとほぼ同じ 変更 110±5 ℃から105 ℃以上に変更した。乾燥だけを目的とするため上限値
4
器具 を削除した。
5.2 煮沸装置,5.4 デシ JISに同じ 一致
ケーター,5.5 つり線,
かごなどの適切な容
器,5.7 真空容器及び
真空システム
5.3 ひょう(秤)量器 3.4 JISとほぼ同じ 変更 JISではより厳しい測定単位を採
測定単位の区分は,国内のひょう(秤)
量器の実情に合わせて変更した。 用した。
5.6 おもり − − 追加 − ISO規格では,比重が1.0未満の
タイルを想定していないため。
6 試料 試料について規定 4 JISとほぼ同じ 変更 試験精度に影響がないため,旧JIS
試料数はJIS A 1509-1に規定し,試料の
4.1 数を大きさに関係なく5個に変更した。に合わせた。
4.2 また,切断できる大きさの規定をなくし
4.3 た。
4.4
7 手順 7.1 乾燥時の質量の測 5 JISとほぼ同じ 変更 105 ℃以上に調整した乾燥器内で乾燥 5.1乾燥器の変更による修正。
定について規定 させる。
タイルの厚さによって所定の乾燥時間 厚さによる乾燥時間は旧JISに合
を設定した。 わせた。
− − 追加 窯出し直後のタイルを試料として採用 窯出し直後のタイルは乾燥の必要
した。 がなく合理的であるため。
7.2 a) 煮沸法による吸 5.1.1 JISとほぼ同じ 変更 冷却時間を4時間から12時間以上へ変 4時間で冷えない場合に強制冷却
水時の質量の測定方法 更した。 する必要性を省略するため。
について規定 セーム皮を湿布に変更した。 国内の現状に合わせたため。
7.3 吸水時の水中質量 5.2 JISとほぼ同じ 変更 測定単位を吸水率測定の場合と同じ単 重量が大きい場合には,測定が困
の測定方法について規 位とした。 難であるため。
定 ISO規格では,比重が1.0未満の
おもりを使用した測定方法を追加した。
タイルを想定していないため。

――――― [JIS A 1509-3 pdf 8] ―――――

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A 1509-3 : 2014
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
国際 価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
8 結果の表 結果表示方法について 6 − 追加 数値の丸め方を追加した。 ユーザが分かりやすくするため表
示 規定 示桁数を統一した。
煮沸法も同等と判断し,採用して
見掛け気孔率,かさ密度については煮沸
法での算出式を追加。 いるため。
6.3 − 削除 測定項目から削除したため。
9 試験記録 試験記録について規定 7 JISとほぼ同じ 変更 規定項目以外にも製造業者ごとに
規定項目のうち,必要な項目を選択でき
るようにした。 規定しているため。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 10545-3:1995,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 技術的差異がない。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
A1 509-
3 : 2014
7

――――― [JIS A 1509-3 pdf 9] ―――――

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A 1509-3 : 2014
A1
8
附属書JB
50
(参考)
9-
3 : 2
技術上重要な改正に関する新旧対照表
014
現行規格(JIS A 1509-3:2014) 旧規格(JIS A 1509-3:2008) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
5.1 乾燥 乾燥温度が105 ℃以上で操作できる乾燥器。 3.a) 乾燥器 乾燥温度が(110±5)℃で操作できる乾燥器。 試料を乾燥するために
器 は上限値を設定する必
要がないため下限値だ
け設定した。
6 試料 試料は,JIS A 1509-1に規定する数の全形タイルを
4.1吸水率の 試料は,5個の全形のタイルを用いる。ただし,一辺(1)が
試験結果に影響がない
用いる。ただし,必要な場合は,測定装置に合わせ
測定に用いる 200 mmを超える場合は,測定操作が良好,かつ,使用装
ため,各試験装置に適
て切断して用いる。 試料 置・器具に適した形状となるように切断してもよい。 したサイズに切断すれ
注(1) 不定形タイルの場合,外接する最小の方形状の寸法
ばよいこととした。
をいう。
4.2 見掛け気 試料は,5個の全形のタイルを用いる。ただし,一辺(1)が
孔率,かさ密 100 mmを超える場合は,測定操作が良好,かつ,使用装
度の測定に用 置・器具に適した形状となるように切断してもよい。
いる試料
7.1 乾燥 5.1 乾燥時の
試料を105 ℃以上に調整した乾燥器内で乾燥し,シ 5.1の変更に伴う修正。
試料を(110±5) ℃に調整した乾燥器内で乾燥し,シリカゲ
時の質量 リカゲル又は酸性でない他の適切な乾燥材を入れ質量の測定 ル又は酸性でない他の適切な乾燥剤を入れたデシケータ
の測定 たデシケーターの中で試料が常温になるまで放置 ー中で試料が常温になるまで放置した後,質量をひょう
した後,質量をひょう(秤)量器で測定し,その測 (秤)量器で測定し,その測定値を乾燥時の質量(m1)と
定値を乾燥時の質量とする。 する。
9 試験記 7. 試験報告
試験記録には,次の事項のうち,必要な事項を記載 試験報告書には,次の事項を記載する。 検査記録として必要な
録 する。 (詳細省略) 項目を選択できる自由
(詳細省略) 度をもたせた。

JIS A 1509-3:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10545-3:1995(MOD)

JIS A 1509-3:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1509-3:2014の関連規格と引用規格一覧