JIS B 0176-1:2002 ねじ加工工具用語―第1部:タップ | ページ 5

                                                                                             19
B 0176-1 : 2002
番号 用語 定義 参考
量記号 対応英語
2090 突出しセンタ 機械加工及び測定においてタップを支 − external centre
えるために用いる所定の突出し部分。

(pdf 一覧ページ番号 )

   2091                          機械加工及び測定においてタップを支
レデュースポイント形突出 − external centre with reduced
しセンタ えるために用いる所定の突出し部分。 point

(pdf 一覧ページ番号 )

   2092   センタ穴               機械加工及び測定においてタップを支 −    interal centre,
えるために用いる所定の穴。 (214) centre hole
c) タップの角
番号 用語 定義 参考
量記号 対応英語
3001 ねじ山の逃げ角 切削されるねじの仕上げ面に対するタ 愀 thread relief angle
ップのねじ山の逃げ面の傾きを表す
角。
3002 食付き角 食付き部と軸線とがなす角。 (343) chamfer angle, lead angle
3003 食付き部の逃げ角 切削されるねじの仕上げ面に対する食 愀 chamfer relief angle
付き部の逃げ面の傾きを表す角。

――――― [JIS B 0176-1 pdf 21] ―――――

20
B 0176-1 : 2002
番号 用語 定義 参考
量記号 対応英語
3004 溝のねじれ角 溝とその一点を通る軸線に平行な直線 angle of spiral flute,
とがなす角。 (344) angle of helical flute
3005 スパイラルポイント角 スパイラルポイントの溝のねじれ角。 spiral point angle

(pdf 一覧ページ番号 )

   3006   すくい角               基準面 (Pr) に対するすくい面の傾き   最  rake,
を表す角(JIS B 0170参照)。 rake angle
備考 レーキ角及びフック角を総称し
た角。
3007 レーキ角 すくい面がレーキの場合のすくい角。 最 rake angle (of straight
(346) cutting face)
3008 フック角 軸直角断面上において切れ刃を通る中 最 hook angle,
心線とすくい面上の切れ刃とねじの谷 rake angle of curved
底とを結んだ直線とがなす角 (347),又 cuttingface
はその中心線と切れ刃におけるすくい
面の接線とがなす角。
備考 前者をコーダルフック角
(chordal hook angle),後者をタン
ゼンシャルフック角 (tangential
hook angle) という。
3009 ヒール角 軸直角断面上において,ヒールを通る 最戀heel angle
中心線とヒールを通る溝面の接線とが
なす角。

――――― [JIS B 0176-1 pdf 22] ―――――

                                                                                             21
B 0176-1 : 2002
d) タップの精度
番号 用語 定義 参考
量記号 対応英語
4001 等級 ねじ部の精度, シャンク径の許容差及 − tolerance class
び振れの公差によって区分される精度
特性。
4002 ねじ部の精度 ねじ部の径の許容差,公差及び公差位 − accuracy of thread
置,並びにピッチの許容差及び山の半
角の許容差による精度。
4003 ねじ部の振れ 両センタを基準として回転したとき run out on thread
の,ねじ部刃先の軸直角方向の半径寸
法の最大値と最小値との差。
4004 食付き部の振れ 両センタを基準として回転したとき run out on chamfer
の,食付き部切れ刃の軸直角方向の半
径寸法の最大値と最小値との差。
4005 シャンクの振れ 両センタを基準として回転したとき run out on shank
の,シャンクの半径寸法の最大値と最
小値との差。
4006 曲がり 理想軸心と実際軸心との狂いの最大 愀 deflection
値。
e) タップの刃部の損傷
番号 用語 定義 参考
量記号 対応英語
5001 摩耗 刃部に生じた漸進的な減耗。 − wear
5002 食付き逃げ面摩耗 食付き部の逃げ面に生じる摩耗。 VB chamfer flank wear
5003 −
食付き部ねじ山コーナ摩耗 食付き部の逃げ面とフランクとのりょ −
う(稜)線に生じる摩耗。
5004 山頂摩耗 完全山部の山の頂に生じる摩耗。 − crest wear
5005 すくい面摩耗 すくい面に生じる摩耗。 − face wear
5006 クレータ摩耗 すくい面摩耗のうち,くぼみが生じるKT crater
摩耗。
5007 チッピング 切れ刃に生じた小さな欠け。 − chipping
5008 欠損 刃部又はねじ部に生じた大きな欠け。− −
5009 破損 刃部又はねじ部の大きな範囲に及ぶ破− fracture of cutting part
壊。
5010 折損 ボデー又はシャンクに生じた折れ。 − breakage
5011 はく離 刃部又はねじ部に生じたりん(鱗)片 − flaking
状の損失。

――――― [JIS B 0176-1 pdf 23] ―――――

22
B 0176-1 : 2002
番号 用語 定義 参考
量記号 対応英語

――――― [JIS B 0176-1 pdf 24] ―――――

                                                                                             23
B 0176-1 : 2002
f) タップ一般
番号 用語 定義 参考
量記号 単位 対応英語
6001 ねじ立て タップでめねじを加工すること。 − − tapping
6002 ねじ立てトルク ねじ立てするときの回転抵抗。 T N・m tapping torque
6003 切削速度 タップの外周におけるタップと工作物 Vc m/s, cutting speed
との相対的な円周方向の速度。 m/min
6004 リード送り タップ又は工作物が1回転で1リード − − lead feed
進むような送り方。1条ねじの場合はピ
ッチ送りともいう。
6005 ねじ下穴 ねじ立て前の穴。 − − hole (size) efore
threading
6006 通り穴 貫通しているねじ穴。 − − through hole
6007 止り穴 行き止まりのねじ穴。 − − blind hole
6008 拡大代 ねじ立てを行った工作物のねじの直径 − − over size
(かくだいしろ) とタップの直径との差。
備考 拡大代はプラスとマイナスとが
ある。
6009 構成刃先 金属切削において,切削中に被削材の − − built-up edge
一部が加工硬化によって母材より著
しく硬い変質物となって刃部にたい積
凝着し,元の刃先に変わって新たな刃
先が構成された状態になったもの(JIS
B 0170参照)。
6010 溶着 めねじ加工中に,食付き部の逃げ面, − − welding
フランク,山の頂又はすくい面に被削
材の一部が付着すること。
6011 切りくず詰まり 切削中に切りくずが排出されずに溝に − − chip packing
詰まる状態。
関連規格 JIS B 0101 ねじ用語
JIS B 0170 切削工具用語(基本)
JIS B 0201 ミニチュアねじ
JIS B 0202 管用平行ねじ
JIS B 0203 管用テーパねじ
JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部 : 基準山形
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部 : 基準寸法
JIS B 0206 ユニファイ並目ねじ
JIS B 0208 ユニファイ細目ねじ
JIS B 0216 メートル台形ねじ
JIS B 0225 自転車ねじ
JIS B 0401-1 寸法公差及びはめあいの方式−第1部 : 公差,寸法差及びはめあいの基礎
JIS B 4002 ストレートシャンク部をもつ回転工具−シャンク径及びシャンク四角部の寸法
JIS B 4430 メートルねじ用ハンドタップ
JIS B 4432 ユニファイねじ用ハンドタップ
JIS B 4433 ナットタップ

――――― [JIS B 0176-1 pdf 25] ―――――

次のページ PDF 26

JIS B 0176-1:2002の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5967:1981(MOD)

JIS B 0176-1:2002の国際規格 ICS 分類一覧