JIS C 3660-507:2019 電気・光ファイバケーブル―非金属材料の試験方法―第507部:機械試験―架橋した材料のホットセット試験 | ページ 2

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C 3660-507 : 2019 (IEC 60811-507 : 2012)
グリップに取り付ける。この作業はできるかぎり速やかに行い,オーブンの扉が開いている時間を最小限
にする。
オーブンの温度が回復した後,試験片を10分以上オーブン内に保持した後,標線間の距離を測定し,伸
び率を計算する。オーブンにのぞき窓がなく,測定するのに扉を開く場合は,扉を開けてから30秒以内で
測定しなければならない。
疑義が生じた場合には,試験は窓付きオーブンで行い,扉を開けることなく測定する。
おもりを試験片から取り除き(下部グリップのところで試験片と切り離す),オーブン内に試験片を残す。
試験片は,5分以上,規定温度に回復するまでオーブン内に保持する。その後,試験片をオーブンから取
り出し,室温まで徐々に冷却した後,標線間の距離を再び測定する。
注記2 熱くなったグリップ,おもり及び試験片を手で持つことにより生じる物理的危険性を避ける
ための適切な予防措置が必要になる場合がある。

4.5 結果の表し方

  おもりを取り付け,規定温度で10分後に測定した伸びの中央値が,関連ケーブル規格の規格値を超えな
いことを確認する。
オーブンから取り出し冷却された試験片の標線間の距離の中央値が,関連ケーブル規格に規定されたオ
ーブンに挿入される前の値以下であることを確認する。
2個の試料のうち1個の試料が試験に不合格となった場合,さらに2個の試料で試験を行い,2個とも試
験に合格となった場合は,その試料は試験に合格したとみなす。

5 試験報告書

  試験報告書は,JIS C 3660-100に従って作成する。

――――― [JIS C 3660-507 pdf 6] ―――――

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C 3660-507 : 2019 (IEC 60811-507 : 2012)
附属書A
(参考)
推奨する要求性能
絶縁電線又はケーブルの要求性能は,できるだけ個々のケーブル規格の規定による。
特に要求のない場合,次の値をこの規格で試験するケーブルに採用することが推奨される。
− 試験温度 : 200±3 ℃
− 張力 : 20±0.5 N/cm2
− 負荷時の最大伸び : 175 %
− 最大永久伸び : 15 %

JIS C 3660-507:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60811-507:2012(IDT)

JIS C 3660-507:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 3660-507:2019の関連規格と引用規格一覧