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C 3660-603 : 2019 (IEC 60811-603 : 2012)
色の変化が15秒続くか,又は0.1 N(モル濃度)HClを2滴落としたとき,逆に変色する場合は,明確
な終点とする。
注記 酸性コンパウンドの場合,オレンジ色が終点に近づくにつれ緑又は緑褐色に変化する。
滴定溶媒100 mL及び指示薬0.5 mLのブランクを滴定し,0.1 N(モル濃度)KOH溶液を0.05 mL又は
0.1 mLずつ加える。終点(オレンジ色から緑)に達するまでに要した0.1 N(モル濃度)KOH溶液の量を
記録する。
4.5 全酸価の算出
全酸価は,次の式によって算出する。
全酸価(mgKOH/g) = A BN 561.
W
ここに, A : 試料の滴定に要したKOH溶液の量(mL)
B : ブランクの滴定に要したKOH溶液の量(mL)
N : KOH溶液の規定度
W : 試料の総質量(g)
5 試験報告書
試験報告書は,JIS C 3660-100に従って作成する。
――――― [JIS C 3660-603 pdf 6] ―――――
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C 3660-603 : 2019 (IEC 60811-603 : 2012)
附属書A
(規定)
p-ナフトールベンゼインの仕様
A.1 外観
p-ナフトールベンゼインは,赤い非結晶の粉末の形状である。
A.2 塩素化合物
塩素化合物の含有率は,0.5 %未満とする。
A.3 溶解性
10 gの量を4.3.4に規定する滴定溶媒1 Lに完全に溶解する。
A.4 最少吸収
メタノール250 mLに試料0.100 0 gを正確に溶解し,pH 12の緩衝溶液によって,この溶液5 mLを100 mL
にする。最終希釈液は,ベックマンDU1)又は交流形スペクトロメータを用いて,1 cmのセルでブランクと
して水を用い,6.50 mのピークを読んだとき,1.20の吸収をもつ。
注1) ベックマンDUは,市販製品の一例である。この情報は,この規格の利用者の便宜を図って記
載するもので,この製品を推奨するものではない。
A.5 pH範囲
指示薬は,4.3.3に規定するp-ナフトールベンゼイン指示溶液のpHで試験したとき,pH 11±0.5で最初
澄んだ緑に変わる。
ブランクに対し0.01 N(モル濃度)KOHが0.5 mL以下では,最初澄んだ緑の指示薬溶液になる。ブラ
ンクに対し0.01 N(モル濃度)KOHが0.5 mLを超えて1 mL以下では,青の指示薬溶液となる。
指示薬溶液の初期のpHは,ブランクのpH以上でなければならない。
JIS C 3660-603:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60811-603:2012(IDT)
JIS C 3660-603:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 3660-603:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC3660-100:2019
- 電気・光ファイバケーブル―非金属材料の試験方法―第100部:一般事項