この規格ページの目次
3
C 3662-5 : 2017
2.3 構造
2.3.1 導体
線心数は,2とする。
各導体は,綿,ポリアミド又はこれらと同等の材料のより糸に,1本以上の銅又は銅合金の平らな線を
ら旋状に巻き付けて素線とし,その素線数本を束ねるか又はより合わせるかする。
導体抵抗は,表1の5欄の値以下とする。
2.3.2 絶縁体
絶縁体は,各導体上にタイプPVC/Dの塩化ビニルコンパウンドを被覆したものとする。
絶縁体の厚さは,表1の1欄の規定値による。
絶縁抵抗は,表1の4欄の規定値以上とする。
2.3.3 線心の集合
導体は,平行に並べて,絶縁体を被覆したものとする。
絶縁体は,線心の分離を容易にするため,導体間の両側に溝を設ける。
2.3.4 仕上り外径
平均仕上り外径は,表1の2欄及び3欄の範囲内とする。
2.4 試験
2.3の要求事項への適合性は,表2の目視検査及び試験によって確認する。
2.5 使用指針
通常の使用状態における導体最高温度は,70 ℃とする。
表1−タイプ60227 IEC 41の一般的要求値
1 2 3 4 5
絶縁体厚さ 平均仕上り外径a) 最小絶縁抵抗 最大導体抵抗
規定値 下限 上限 (70 ℃) (20 ℃)
mm mm mm M 攀 圀一
0.8 2.2×4.4 3.5×7.0 0.019 270
注a) 平均仕上り外径は,IEC 60719に基づき算出した。
――――― [JIS C 3662-5 pdf 6] ―――――
4
C 3662-5 : 2017
表2−タイプ60227 IEC 41の試験
1 2 3 4
項目No. 試験 試験の種類 試験方法を規 適用箇条
定したJIS a)
1 電気試験
1.1 導体抵抗 T,S JIS C 3662-2 2.1
1.2 完成品ケーブルの耐電圧試験(2 000 V)T,S JIS C 3662-2 2.2
1.3 絶縁抵抗(70 ℃) T JIS C 3662-2 2.4
2 構造及び寸法 JIS C 3662-1
JIS C 3662-2
2.1 構造の適合性の確認 T,S JIS C 3662-1 目視検査及び
手による試験
2.2 絶縁体厚さの測定 T,S JIS C 3662-2 1.9
2.3 仕上り外径の測定 T,S JIS C 3662-2 1.11
3 絶縁体の機械的特性
3.1 老化前後の引張試験 T JIS C 3660-1-1 9.1
JIS C 3660-1-2 8.1
3.2 加熱減量試験 T JIS C 3660-3-2 8.1
4 加熱変形試験 T JIS C 3660-3-1 8.1
5 低温の弾性
5.1 絶縁体の低温巻付試験 T JIS C 3660-1-4 8.1
6 巻付加熱試験 T JIS C 3660-3-1 9.1
7 完成品ケーブルの機械的強度
7.1 曲げ試験 T JIS C 3662-2 3.2
7.2 引張衝撃強度試験 T JIS C 3662-2 3.3
8 難燃性試験 T JIS C 3665-1-2
注a) この表で引用する規格は,1.2(引用規格)に記載する規格の西暦年の版を使用する。
3 (規定なし)
4 装飾電灯器具用ビニルコード
4.1 記号
60227 IEC 43とする。
4.2 定格電圧
300/300 Vとする。
4.3 構造
4.3.1 導体
線心数は,1とする。
導体は,JIS C 3664のクラス6の要求事項による。
4.3.2 絶縁体
絶縁体は,2層とし,導体上にタイプPVC/Dの塩化ビニルコンパウンドを2重に押し出して被覆したも
のとする。
絶縁体の外層は,内層と対比する色とし,内層と粘着させる。
絶縁体の内層及び外層を結合した厚さは,表3の3欄及び4欄による。各層の最小値は,表3の2欄の
――――― [JIS C 3662-5 pdf 7] ―――――
5
C 3662-5 : 2017
規定値以上とする。
70 ℃における絶縁抵抗は,表3の7欄の規定値以上とする。
4.3.3 線心識別
外層の優先色は,緑とする。
4.3.4 仕上り外径
平均仕上り外径は,表3の5欄及び6欄の範囲内とする。
4.3A 要求事項(構造以外)
4.3以外の要求事項は,JIS C 3662-1の該当特性要求事項に従わなければならない。
4.4 試験
4.4.1 総則
4.3の要求事項への適合性は,表4の目視検査及び試験によって確認する。さらに,4.4.2の長期直流耐
電圧試験によって確認する。
4.4.2 長期直流耐電圧試験
長期直流耐電圧試験は,次による。
a) 試料 完成品からシースを除去した5 mの試料で試験を行う。ただし,シースなし平形コードについ
ては,線心を分離してはならない。
5心までのケーブルについては,各線心について試験を行う。5心を超える多心ケーブルについては,
ケーブル内の各色につき1本の線心を試験し,色数が5色未満のものについては,必要に応じて同色
の線心を複数試験し,5本以上の線心に対して試験を行う。
シースを取り除く作業の間は,線心に損傷を与えないように留意する。
b) 試験手順 試料は,温度60±5 ℃,濃度10 g/Lの塩化ナトリウム水溶液に浸す。試料の両端は,水溶
液から長さ約250 mm突き出す。試料の導体を負極に接続し,塩化ナトリウム水溶液に浸した銅電極
を正極に接続して,直流220 Vの電圧を240時間印加する。
c) 判定基準 試験中,絶縁破壊してはならない。また,試験後,外観に損傷又はその兆候があってはな
らない。ただし,線心の変色については,無視する。
4.4.3 (規定なし)
4.5 使用指針
通常の使用状態における導体最高温度は,70 ℃とする。
表3−タイプ60227 IEC 43の一般的要求値
1 2 3 4 5 6 7
公称断面積 各層の絶縁体 仕上り絶縁体 仕上り絶縁体 平均仕上り外径a) 最小絶縁抵抗
厚さ最小値 厚さ最小値 厚さ平均値 下限 上限 (70 ℃)
mm2 mm mm mm mm mm M 攀
0.5 0.2 0.6 0.7 2.3 2.7 0.014
0.75 0.2 0.6 0.7 2.4 2.9 0.012
注a) 平均仕上り外径は,IEC 60719に基づき算出した。
――――― [JIS C 3662-5 pdf 8] ―――――
6
C 3662-5 : 2017
表4−タイプ60227 IEC 43の試験
1 2 3 4
項目No. 試験 試験の種類 試験方法を規 適用箇条
定したJIS a)
1 電気試験
1.1 導体抵抗 T,S JIS C 3662-2 2.1
1.2 完成品ケーブルの耐電圧試験(2 000 V)T,S JIS C 3662-2 2.2
1.3 絶縁抵抗(70 ℃) T JIS C 3662-2 2.4
1.4 長期直流耐電圧試験 T JIS C 3662-5 4.4.2
2 構造及び寸法 JIS C 3662-1
JIS C 3662-2
2.1 構造の適合性の確認 T,S JIS C 3662-1 目視検査及び
手による試験
JIS C 3662-5 4.3
2.2 内層の絶縁体厚さの測定 T,S JIS C 3662-2 1.9
(最小厚だけ)
2.3 外層の絶縁体厚さの測定 T,S JIS C 3662-2 1.9
(最小厚だけ)
2.4 絶縁体厚さの測定b) T,S JIS C 3662-2 1.9
2.5 仕上り外径の測定 T,S JIS C 3662-2 1.11
3 絶縁体の機械的特性
3.1 老化前の引張試験b) T JIS C 3660-1-1 9.1
3.2 老化後の引張試験b) T JIS C 3660-1-2 8.1.3.1
3.3 加熱減量試験b) T JIS C 3660-3-2 8.1
4 加熱変形試験b) T JIS C 3660-3-1 8.
5 低温の弾性
5.1 絶縁体の低温巻付試験b) T JIS C 3660-1-4 8.1
6 巻付加熱試験b) T JIS C 3660-3-1 9.1
7 難燃性試験 T JIS C 3665-1-2
注a) この表で引用する規格は,1.2(引用規格)に記載する規格の西暦年の版を使用する。
b) 二つの層を同じ材料で同時に押し出すため,合成層は1層として試験を行い,1層として評価す
る。
5 ライトビニルシースコード
5.1 記号
60227 IEC 52とする。
5.2 定格電圧
300/300 Vとする。
5.3 構造
5.3.1 導体
線心数は,2及び3とする。
導体は,JIS C 3664のクラス5の要求事項による。
5.3.2 絶縁体
絶縁体は,各導体上にタイプPVC/Dの塩化ビニルコンパウンドを被覆したものとする。
絶縁体の厚さは,表5の2欄の規定値による。
絶縁抵抗は,表5の6欄の規定値以上とする。
――――― [JIS C 3662-5 pdf 9] ―――――
7
C 3662-5 : 2017
5.3.3 線心の集合
丸形コード : 線心は,互いにより合わせる。
平形コード : 線心は,平行に並べる。
5.3.4 シース
シースは,線心のより合せ上にタイプPVC/ST5の塩化ビニルコンパウンドを被覆したものとする。
シース厚さは,表5の3欄の規定値による。
シースは,介在物として線心間の隙間を充した場合,線心に粘着してはならない。線心のより合せ上
には,セパレータを施してもよい。ただし,セパレータは,線心に粘着してはならない。
完成品の丸形コードは,円形断面でなければならない。
5.3.5 仕上り外径
丸形コード及び平形コードの平均仕上り外径は,表5の4欄及び5欄の範囲内とする。
5.3A 要求事項(構造以外)
5.3以外の要求事項は,JIS C 3662-1の該当特性要求事項に従わなければならない。
5.4 試験
5.3の要求事項への適合性は,表6の目視検査及び試験によって確認する。
5.5 使用指針
通常の使用状態における導体最高温度は,70 ℃とする。
表5−タイプ60227 IEC 52の一般的要求値
1 2 3 4 5 6
線心数及び 絶縁体厚さ シース厚さ 平均仕上り外径a) 最小絶縁抵抗
公称断面積 規定値 規定値 下限 上限 (70 ℃)
mm2 mm mm mm mm M 攀
2×0.5 0.5 0.6 4.6 5.9 0.012
又は 又は
3.0×4.9 3.7×5.9
2×0.75 0.5 0.6 4.9 6.3 0.010
又は 又は
3.2×5.2 3.8×6.3
3×0.5 0.5 0.6 4.9 6.3 0.012
3×0.75 0.5 0.6 5.2 6.7 0.010
注a) 平均仕上り外径は,IEC 60719に基づき算出した。
――――― [JIS C 3662-5 pdf 10] ―――――
次のページ PDF 11
JIS C 3662-5:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60227-5:2011(MOD)
JIS C 3662-5:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 3662-5:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称