この規格ページの目次
4
C 3663-8 : 2010
表2−タイプ60245 IEC 86の試験
1 2 3 4
項目 試験 試験の 試験方法 適用箇条
No. 種類 JIS C
1 電気試験
1.1 導体抵抗 T,S 3663-2 2.1
1.2 線心の耐電圧試験
1.2.1 絶縁体厚さが0.6 mm以下の場合(1 500 V) T 3663-2 2.3
1.2.2 絶縁体厚さが0.6 mmを超える場合(2 000 V) T 3663-2 2.3
1.3 完成品ケーブルの耐電圧試験(2 000 V) T,S 3663-2 2.2
2 構造及び寸法特性の規定 3663-1,
3663-2及び3663-8
2.1 構造の適合性の確認 T,S 3663-1 目視検査及び
手による試験
2.2 絶縁体厚さの測定 T,S 3663-2 1.9
2.3 シース厚さの測定 T,S 3663-2 1.10
2.4 仕上り外径の測定
2.4.1 平均値 T,S 3663-2 1.11
2.4.2 真円度 T,S 3663-2 1.11
2.5 線心のより合せピッチの測定 T,S 3663-8 2.4
3 絶縁体の機械的特性
3.1 老化前の引張試験 T 3660-1-1 9.1
3.2 加熱老化後の引張試験 T 3663-2 4.
3.3 加圧空気老化後の引張試験 T 3660-1-2 8.2
3.4 ホットセット試験 T 3660-2-1 9.
3.5 オゾン試験 T 3660-2-1 8.
4 シースの機械的特性
4.1 老化前の引張試験 T 3660-1-1 9.2
4.2 加熱老化後の引張試験 T 3660-1-2 8.1.3.1
4.3 ホットセット試験 T 3660-2-1 9.
5 完成品ケーブルの機械的強度
5.1 3個のプーリによる可とう性試験 T 3663-2 3.5及び2.3
試験後に線心の試料を水中に浸し,線心の耐電
圧試験を実施する。試験電圧は,この表の項目
No. 1.2による。
5.2 ねじり強度試験 T 3663-2 3.6及び2.3
試験後に線心の試料を水中に浸し,線心の耐電
圧試験を実施する。試験電圧は,この表の項目
No. 1.2による。
注記 T : 形式試験,S : 抜取試験
3 (予備)
注記 対応国際規格では,Amendment 1で箇条3は欠番となっている。そのため,表3及び表4は削
除されている。
4 高可とう性架橋塩化ビニル(XLPVC)絶縁・架橋塩化ビニル(XLPVC)シースコード
(対応国際規格の規定では,電気アイロンのコードとして使用した場合の安全性を確認できないため,
不採用とした。)また,表5及び表6も不採用とした。
――――― [JIS C 3663-8 pdf 6] ―――――
5
C 3663-8 : 2010
5 高可とう性エチレンプロピレンゴム(EPR)絶縁編組コード
5.1 タイプ
タイプは,“60245 IEC 89”とする。
5.2 定格電圧
定格電圧は,“300/300 V”とする。
5.3 構造
5.3.1 導体
線心数は,2心又は3心とする。
導体は,20 ℃における最大導体抵抗が3 %増加することを除いては,JIS C 3664の表6のクラス6の要
求事項による。素線は,めっきなし又はすずめっきありのいずれかとする。
5.3.2 セパレータ
各導体の上に適切な材料のセパレータを施してもよい。
5.3.3 絶縁体
絶縁体は,各導体上にタイプIE4のEPR又は同等の合成ゴムコンパウンドを被覆する。
押出しによって絶縁体を施す。絶縁体厚さは,表8の2欄の規定値による。
5.3.4 介在物
介在物は,繊維の材料とする。
5.3.5 線心及び介在物のより合せ
線心を介在物とともにより合わせる。
線心のより合せピッチは,より合せ径の7.5倍以下とする。線心のより方向は,導体のより方向と同一
とする。
線心の相互間に介在物を施してもよい。
5.3.6 外部編組
線心及び介在物のより合せ上には,次の条件で編組を施す。
− 糸の本数は,60以上とする。
− 1 m当たりの交差数は,700以上とする。
− キャリアの数は,24以上とする。
5.3.7 仕上り外径
平均仕上り外径は,表8の3欄及び4欄に示す範囲内とする。
5.4 試験
5.3の要求事項への適合性は,検査及び表9の試験によって確認する。
構造の要求事項以外は,JIS C 3663-1の該当要求事項に従わなければならない。
5.4.1 構造の適合性の確認
5.3.5の線心のより合せピッチは,試料の10ピッチ分のコードの軸方向の直線距離を測定し,その値を
10で除して算出する。算出結果を線心のより合せピッチとする。
5.4.2 3個のプーリによる可とう性試験
この試験は,JIS C 3663-2の3.5に従って行う。
要求するサイクル数は2 000回,すなわち,4 000回のシングルストロークとし,試験電圧は表2による。
5.4.3 ねじり強度試験
この試験は,JIS C 3663-2の3.6に従って行う。
――――― [JIS C 3663-8 pdf 7] ―――――
6
C 3663-8 : 2010
5.4.3.1 試料
おもりがガイドの先端に達し,停止端に当たったり,上がってガイドから外れたりしないように,次の
手順に従って試料を準備する。
a) 試料を装置に設置する前に,試料を3回ねじり,粘着テープで仮留めする。
b) 試料の末端を固定押さえ金具に固定し,それから粘着テープをはがす。
c) おもりがガイドの中にあり,JIS C 3663-2の3.6.4に規定するように50 mm上昇した状態で,固定押
さえ金具を完全に延ばしたときに,試料が直線になるように,固定押さえ金具をゆっくり別々に動か
す。完全に延ばした位置に達したとき,おもりは停止端に接触してはならない。
d) 試料が直線にならない場合は,試料全長にわたって均等にねじれが加わるように,かつ,試験手順の
初期の段階でこぶが発生しないように操作しながら,最大30回まで一連の試験を繰り返す。
5.4.3.2 要求事項
合計1 500サイクルを行う。
試験電流及びおもりによる荷重の要求事項を,表7に示す。
表7−試験電流及びおもりによる荷重
公称断面積 試験電流 おもりによる荷重(コード用)
N
mm2 A 2心 3心
0.75 6 15 20
1 10 20 25
1.5 16 25 30
5.5 使用指針(参考)
通常の使用状態における導体最高温度は,60 ℃とする。
表8−タイプ60245 IEC 89の寸法
1 2 3 4
線心数及び 絶縁体厚さ 平均仕上り外径
公称断面積 規定値 下限 上限
mm2 mm mm mm
2×0.75 0.8 5.5 7.2
2×1 0.8 5.7 7.6
2×1.5 0.8 6.2 8.2
3×0.75 0.8 5.9 7.7
3×1 0.8 6.2 8.1
3×1.5 0.8 6.7 8.8
――――― [JIS C 3663-8 pdf 8] ―――――
7
C 3663-8 : 2010
表9−タイプ60245 IEC 89の試験
1 2 3 4
項目 試験 試験の 試験方法 適用箇条
No. 種類 JIS C
1 電気試験
1.1 導体抵抗 T,S 3663-2 2.1
1.2 完成品ケーブルの耐電圧試験(2 000 V) T,S 3663-2 2.2
1.3 線心の耐電圧試験(2 000 V) T 3663-2 2.3
2 構造及び寸法特性の規定
2.1 構造の適合性の確認 T,S 3663-1 目視検査及び
手による試験
2.2 絶縁体厚さの測定 T,S 3663-2 1.9
2.3 編組の被覆 T,S 3663-8 附属書B
2.4 仕上り外径の測定
2.4.1 平均値 T,S 3663-2 1.11
2.4.2 真円度 T,S 3663-2 1.11
2.5 めっきなし導体のはんだ付け性試験 T 3663-2 1.12
3 絶縁体の機械的特性
3.1 老化前の引張試験 T 3660-1-1 9.1
3.2 加熱老化後の引張試験 T 3663-2 4.
3.3 加圧空気老化後の引張試験 T 3660-1-2 8.2
3.4 ホットセット試験 T 3660-2-1 9.
4 完成品ケーブルの機械的強度
4.1 耐摩耗性試験 T 3663-2 3.3
4.2 3個のプーリによる可とう性試験 T 3663-2 3.5
4.3 ねじり強度試験 T 3663-2 3.6
5 編組の耐熱性試験 T 3663-2 6.
6 オゾン試験 T 3660-2-1 8.
注記 T : 形式試験,S : 抜取試験
――――― [JIS C 3663-8 pdf 9] ―――――
8
C 3663-8 : 2010
附属書A
(規定)
架橋塩化ビニル(XLPVC)の非電気的試験の要求事項
(対応国際規格の規定を不採用とした。)
――――― [JIS C 3663-8 pdf 10] ―――――
次のページ PDF 11
JIS C 3663-8:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60245-8:2004(MOD)
JIS C 3663-8:2010の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 3663-8:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称