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C 60364-4-42 : 2006 (IEC 60364-4-42 : 2001)
備考 “不燃性”及び“難燃性”の定義については,検討中である。
422.2.3 (482.1.3) 条件BD3及びBD4並びに避難経路においては,可燃性液体をもつ電気機器を使用して
はならない。
備考 装置に個別に組み込まれた補助コンデンサには,この規定を適用しない。この除外規定は,通
常,放電灯及びモータスタータのコンデンサに適用する。
422.3 (482.2) 処理又は貯蔵物質の性質 条件BE2 : 火災の危険性(JIS C 60364-5-51の表51Aによる。)
備考1. 可燃性材料の量並びにその場所の表面積及び体積については,責任のある当局が指定するこ
とがある。
2. 爆発の危険性については,IEC 60079-14を参照。
422.3.1 (482.2.1) 422.3.6に適合する配線設備を除き,電気機器はこれらの場所での使用をなるべく制限し
なければならない。
422.3.2 (482.2.2) 電気機器のエンクロージャにほこりがたい積して火災の危険の原因となる可能性が予想
される場合は,そのエンクロージャが過大な温度に達するのを防止する措置を講じなければならない。
422.3.3 (482.2.3) 通常の温度上昇及び故障時に予想される温度上昇が火災を引き起こさないように,電気
機器を選定し施工しなければならない。
これらの対策は,機器の構造又はその設置条件によって達成してよい。
表面温度が近くの物質を着火させるおそれがない場合は,特別な措置を必要としない。
422.3.4 (482.2.4) 保護,制御又は断路のための開閉装置は,BE2の条件が存在する場所以外に設置しなけ
ればならない。ただし,その場所に適合する保護等級でIP4X以上のエンクロージャに収める場合は,こ
の限りでない。
422.3.5 (482.2.5) 不燃性材料内に埋設しない配線では,配線が炎を拡大できないような予防措置を講じな
ければならない。
特に,電線は少なくともJIS C 3665-1に規定する火災条件下の試験に適合しなければならない。
422.3.6 (482.2.6) その場所で使用しない配線設備がこれらの場所を横切る場合は,配線設備は次の全条件
に適合しなければならない。
・ 配線設備が422.3.5に適合する。
・ これらの場所の中で配線ルートの途中に接続部がない。ただし,接続部を耐火性エンクロージャに設
置する場合は,この限りでない。
・ 配線設備は,422.3.11の規則によって過電流保護をする。
422.3.7 (482.2.7) 強制エアヒーティング設備では,可燃性じんあいが存在する場合,空気取入口を屋外の
場所としなければならない。吹出口の空気温度は,その場所で火災の原因とならないものでなければなら
ない。
422.3.8 (482.2.8) 軽負荷サーボモータ以外の電動機で,自動若しくは遠隔制御するもの又は連続監視しな
いものは,温度検出器によって過大温度上昇に対する保護を行わなければならない。
422.3.9 (482.2.9) 照明器具は,条件BE2に対して適切なもので,かつ,IP4X以上の保護等級のエンクロ
ージャをもつものでなければならない。
照明装置のランプ及び部材は,機械的損傷が予想される場所では,例えば,十分丈夫な合成樹脂カバー,
格子又は丈夫なガラスカバーによって適切に保護しなければならない。
これらの保護装置は,ランプホルダがこの目的のために設計されている場合を除き,ランプホルダの上
に固定してはならない。
――――― [JIS C 60364-4-42 pdf 6] ―――――
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C 60364-4-42 : 2006 (IEC 60364-4-42 : 2001)
422.3.10 (482.2.10) 火災防止の観点から,配線設備内に故障電流が流れることによる影響を制限する必要
がある場合,回路は次のいずれかによらなければならない。
・ 定格感度電流が0.5 A以下の漏電遮断器で保護する。
・ 絶縁不良が生じたとき警報を発する絶縁監視装置によって連続監視する。
保護導体を絶縁監視用導体に使用する場合は,その回路の配線設備に組み込んでもよい。ただし,配線
設備が保護導体に接続した金属製エンクロージャで構成されている場合を除く。
422.3.11 (482.2.11) 条件BE2を適用する場所に供給する回路又はBE2を通過する回路は,これらの場所の
電源側に設置した保護器によって過負荷及び短絡保護を行わなければならない。
422.3.12 (482.2.12) 安全特別低電圧で供給する回路における充電部は,回路の公称電圧値に関係なく,次
のいずれかによって施設しなければならない。
・ 保護等級がIP2X又はIPXXBのエンクロージャ内に収める。
・ 試験耐電圧500 Vで1分間の絶縁を施す。
これはJIS C 60364-4-41の411.1.4.3の要求事項に対する追加である。
422.3.13 (482.2.13) 条件BE2を適用する場所には,この場所を通過する回路用を除いて,PEN導体を施設
してはならない。
422.4 (482.3) 可燃性構造材料 条件CA2 : 可燃性材料(JIS C 60364-5-51の表51Aによる。)
422.4.1 (482.3.1) 電気機器が壁,床及び天井を発火させる原因とならないような予防措置を講じなければ
ならない。
422.5 (482.4) 延焼性の構造物 条件CB2 : 火災の拡大(JIS C 60364-5-51の表51Aによる。)
422.5.1 (482.4.1) 構造物が火災の拡大を助長するような形状及び寸法である場合は,電気設備が火災を伝
ぱ(播)させないような予防措置を講じなければならない(例えば,煙突効果)。
備考 ダクト,トラフ又はトランキング内の防火シャッタを閉じるなど,延焼防止手段の実施を確実
にするため,火災感知器を施設した方がよい。
423 やけどに対する保護
アームズリーチ内にあり,触れることのできる電気機器の部品類は,人体にや
けどを起こさせるおそれがある温度になってはならず,また,表42Aに示す制限に適合しなければならな
い。設備が通常使用時にたとえ短時間でも表42Aの制限温度を超える部分は,いかなる偶然の接触をも防
止するように保護しなければならない。ただし,該当する機器の種類のIEC規格に適合する機器に対して
は,表42Aの値を適用しない。
表 42A アームズリーチ内にある機器の触れることができる
部分に対する通常使用時の温度制限
触れることができ 最高温度
触れることができる部分
る表面の材質 ℃
金属 55
手に持ち操作するもの
非金属 65
手で持たないが意図的に接触 金属 70
する部分 非金属 80
通常使用時に接触する必要の 金属 80
ない部分 非金属 90
424 過熱に対する保護
――――― [JIS C 60364-4-42 pdf 7] ―――――
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C 60364-4-42 : 2006 (IEC 60364-4-42 : 2001)
424.1 強制エアヒーティング設備
424.1.1 強制エアヒーティング設備は,集中蓄熱式を除き,強制送風が規定値に達するまでは動作できな
く,そして送風が停止したときは動作が止まるような発熱素子でなければならない。さらに,強制エアヒ
ーティング設備は,エアダクト内が許容温度を超過することを防ぐための各々独立した2個の温度制限器
をもつものでなければならない。
424.1.2 発熱素子のフレーム及びエンクロージャは,不燃性材料でなければならない。
424.2 温水器又は蒸気発生器
温水又は蒸気を発生させる装置は,どんな運転状態においても過熱に対し
て保護するように設計又は施工しなければならない。関連するIEC規格のすべてに適合する装置を除き,
保護はサーモスタットから独立的に機能する非自動復帰形の装置で行わなければならない。
装置に開放口がない場合には,水圧を制限する装置を設けなければならない。
――――― [JIS C 60364-4-42 pdf 8] ―――――
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C 60364-4-42 : 2006 (IEC 60364-4-42 : 2001)
附属書A(参考)JIS C 60364の第1部第6部の再構成
表 A.1 再構成後の部と従来の部との関係
再構成後のJIS番号及 新JISに含まれる旧
発行年 旧JIS名称
び名称 JIS番号
C 60364-1 C 0364-1 1999 1 通則
基本的原則,一般特性 C 0364-2-21 1999 2 用語定義 : 21 一般用語の指針
の評価及び用語の定義 C 0364-3 +追補1,2 1999 3 一般特性の評価
C 60364-4-41 C 0364-4-41 +追補1 1997 4 安全保護 : 41 感電保護
安全保護−感電保護 追補2 2002
C 0364-4-47 +追補1 1999 4 安全保護 : 47 安全保護手段の適用 :
470 一般事項,471 感電保護手段
C 0364-4-481 1999 4 安全保護 : 48 外的影響に対応した保護手段の選
択 : 481 外的影響に関連する感電保護に対する保護手
段
C 60364-4-42 C 0364-4-42 1999 4 安全保護 : 42 熱の影響に対する保護
安全保護−熱の影響に C 0364-4-482 1999 4 安全保護 : 48 外的影響に対応した保護手段の選
対する保護 択 : 482 火災に対する保護
C 60364-4-43 C 0364-4-43 1999 4 安全保護 : 43 過電流保護
安全保護−過電流保護 追補1 2000
C 0364-4-473 1999 4 安全保護 : 47 安全保護手段の適用 : 473 過電流
保護方式
追補1 2001
C 60364-4-44 C 0364-4-442 +追補 1999 4 安全保護 : 44 過電圧保護 : 442 高圧系統の地絡
安全保護−妨害電圧及 1 事故に対する低圧設備の保護
び電磁妨害に対する保 追補2 2002
護 C 0364-4-443 1999 4 安全保護 : 44 過電圧保護 : 443 大気現象又は開
閉による過電圧保護
追補1 2001
C 0364-4-444 1999 4 安全保護 : 44 過電圧保護 : 444 建築電気設備に
おける電磁障害 (EMI) 保護
C 0364-4-45 1999 4 安全保護 : 45 不足電圧保護
――――― [JIS C 60364-4-42 pdf 9] ―――――
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C 60364-4-42 : 2006 (IEC 60364-4-42 : 2001)
表 A.1 再構成後の部と従来の部との関係(続き)
再構成後のJIS番号及 新JISに含まれる旧 発行年
旧JIS名称
び名称 JIS番号
C 60364-5-51 C 0364-3 +追補1,2 1999 3 一般特性の評価
電気機器の選定及び施C 0364-5-51 1999 5 電気機器の選定と施工 : 51 共通規定
工−共通規定
C 60364-5-52 C 0364-5-52 1999 5 電気機器の選定と施工 : 52 配線設備
電気機器の選定及び施追補1 2000
工−配線設備 C 0364-5-523 2002 5 電気機器の選定及び施工 : 523 配線設備の許容電
流
C 60364-5-53 C 0364-4-46 1999 4 安全保護 : 46 断路及び開閉
電気機器の選定及び施C 0364-5-53 1999 5 電気機器の選定と施工 : 53 スイッチギヤ及びコ
工−断路,開閉及び制 ントロールギヤ
御 C 0364-5-534 2000 5 電気機器の選定と施工 : 53 スイッチギヤ及びコ
ントロールギヤ : 534 過電圧保護装置
C 0364-5-537 +追補 1999 5 電気機器の選定と施工 : 53 スイッチギヤ及びコ
1 ントロールギヤ : 537 断路及び開閉用装置
C 60364-5-54 C 0364-5-54 +追補1 1997 5 電気機器の選定と施工 : 54 接地設備及び保護導
電気機器の選定及び施 体
工−接地設備,保護導C 0364-5-548 1999 5 電気機器の選定と施工 : 548 情報技術設備のため
体及び保護ボンディン の接地設備及び等電位ボンディング
グ導体 追補1 2001
C 60364-5-55 C 0364-3 +追補1,2 1999 3 一般特性の評価
電気機器の選定及び施C 0364-5-551 1999 5 電気機器の選定と施工 : 55 その他機器 : 551 低
工−その他の機器 圧発電装置
C 0364-5-559 2002 5 電気機器の選定及び施工 : 55 その他の機器 : 559
照明器具及び照明設備
C 0364-5-56 1999 5 電気機器の選定と施工 : 56 安全供給
追補1 2001
C 60364-6-61 C 0364-6-61 +追補1 1999 6 検証 : 61 最初の検証
検証−最初の検証 追補2 2000
参考1. 旧JIS名称の部,章及び節の文字は省略してある。
2. 旧JIS番号の後の+1,2又は+1は,JISに各追補が含まれていることを表している。
3. 原国際規格においては,IEC 60364-4-46(JIS C 0364-4-46)は分割されて,それぞれ新第4-41部及び第5-53
部に再構成されたことになっているが,実状は全部が第5-53部に含まれている。したがって,この表のJIS
C 60364-4-41に含まれる旧JISからは,JIS C 0364-4-46は除外してある。
4. 第7部は,再構成対象外。
JIS C 60364-4-42:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60364-4-42:2001(IDT)
JIS C 60364-4-42:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.120 : 電気付属部品 > 29.120.50 : ヒューズ及びその他過電流保護装備
JIS C 60364-4-42:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC3665-1:1998
- 電気ケーブルの難燃試験 ― 第1部:絶縁電線又はケーブルの一条垂直試験
- JISC60364-4-41:2010
- 低圧電気設備―第4-41部:安全保護―感電保護
- JISC60364-4-43:2011
- 低圧電気設備―第4-43部:安全保護―過電流保護
- JISC60364-5-51:2010
- 低圧電気設備―第5-51部:電気機器の選定及び施工― 一般事項