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C 61812-1 : 2014 (IEC 61812-1 : 2011)
TS : スタータイマのオン時間
TD : スタータイマのオフ後からデルタタイマオンまでの時間
図8−スターデルタタイマ
3.2.9
積算タイマ(summation time relay)
制御信号をオンしている間の時間を積算(加算)し,その積算値が設定時間経過した後に出力をオンと
するタイマ(図2及び図9参照)。
図9−積算タイマ
3.2.10
パルス出力タイマ(pulse delayed relay)
電源を印加したときから計時を開始し,設定時間経過後に一定時間の間,出力を一時的にオンとするタ
イマ(図2及び図10参照)。
注記 出力時間を固定とするか又は可変とするかは,製造業者が指定する。
図10−パルス出力タイマ
3.2.11
シグナルパルス出力タイマ(pulse delayed relay with control signal)
電源印加中に,制御信号をオンしたときから計時を開始し,設定時間経過後に瞬時に出力をオンとする
が,計時中又は出力動作が完了するまでの期間に再度オンした制御信号は,計時をリセットしないタイマ
(図2及び図11参照)。
注記 出力時間を固定とするか又は可変とするかは,製造業者が指定することが望ましい。
――――― [JIS C 61812-1 pdf 11] ―――――
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C 61812-1 : 2014 (IEC 61812-1 : 2011)
図11−シグナルパルス出力タイマ
3.2.12
インターバルタイマ(interval relay)
“電源印加”,“出力のオン”,及び“計時の開始”の三つの動作を同時に行い,設定時間経過後に出力を
オフとするタイマ(図2及び図12参照)。
図12−インターバルタイマ
3.2.13
シグナルインターバルタイマ(interval relay with control signal, single shot relay)
電源印加中に,制御信号をオンしたときに出力をオンとし,設定時間経過後に出力をオフとするが,計
時中に制御信号を再度オンしても,計時は再開させないタイマ(図2及び図13参照)。
図13−シグナルインターバルタイマ
3.2.14
再計時付シグナルオンインターバルタイマ(retriggerable interval relay with control signal on watchdog relay)
電源印加中に,制御信号をオンとしたときに出力をオンとすると同時に計時を開始し,設定時間経過後
に出力をオフとするが,計時中に制御信号を再度オンしたときは計時を再度開始させるタイマ(図2及び
図14参照)。
――――― [JIS C 61812-1 pdf 12] ―――――
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C 61812-1 : 2014 (IEC 61812-1 : 2011)
t : 設定時間前の経過時間
図14−再計時付シグナルオンインターバルタイマ
3.2.15
再計時付シグナルオフインターバルタイマ(retriggerable interval relay with control signal off fleeting off delay
relay)
電源印加中に,制御信号をオフとしたときに出力をオンとすると同時に計時を開始し,設定時間経過後
に出力をオフとするが,計時中に制御信号を再度オンしたときは計時をリセットし,その後制御信号をオ
フとしたとき計時を再度開始させるタイマ(図2及び図15参照)。
t : 設定時間前の経過時間
図15−再計時付シグナルオフインターバルタイマ
3.2.16
保持タイマ(maintained time relay)
計時中,電源供給をオフしてもリセットしないタイマ(図16参照)。
図16−保持タイマ
4 基本的試験条件
試験条件は表1による。
――――― [JIS C 61812-1 pdf 13] ―――――
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C 61812-1 : 2014 (IEC 61812-1 : 2011)
表1−試験条件及び基準値
試験条件 基準値 許容範囲
周囲温度 23 ℃ ±5 K
気圧 96 kPa ±10 kPa
相対湿度 50 % ±25 %
取付方向 製造業者の指定どおり 各方向2°
電源電圧 定格値 ±5 %(定常状態で)a)
出力回路(電圧及び電流) 定格値 ±5 %(定常状態で)
周波数 製造業者の指定どおり ±1 %
電源波形 正弦波 最大ひずみ率5 % b)
交流中の直流成分 電源電圧への指定どおり ピーク値の最大2 %
直流中の交流成分(リプル率)
電源電圧への指定どおり 最大6 % c)
衝撃及び振動 製造業者の指定どおり 最大1 m/s2
周囲環境の雰囲気 清浄空気 清浄空気(JIS C 60721-3-3に規定する
分類3C2を超えてはならない)
注a) 時間誤差に関する試験に限り,許容範囲は±1 %とする。
b) ひずみ率 : 基本波の実効値に対する高調波含有量の実効値の比。パーセントで表す。
c) リプル率 : 直流値に対する,リプル電流の最大瞬時値と最小瞬時値との差の比。パーセントで表す。
5 定格
5.1 総則
この規格に記載している定格の数値は,最先端として知られている電子タイマ又は機構タイマにおける
推奨値又は典型的な値である。具体的な製品における定格の数値がこの規格,又はその数値がこの規格か
ら外れる場合は別途参照できる規格に適合することを,製造業者が示すことが望ましい。
5.2 電源電圧及び周波数
電源電圧及び周波数は,次による。
a) 交流定格電源電圧の推奨値を,次に示す。
12 V,24 V,48 V,100 V,110 V,115 V,120 V,127 V,200 V,208 V,220 V,230 V,240 V,
277 V,400 V,415 V,480 V
b) 直流定格電源電圧の推奨値を,次に示す。
5 V,12 V,24 V,48 V,60 V,100 V,110 V,125 V,220 V,250 V
c) 定格周波数の推奨値を,次に示す。
50 Hz,60 Hz,400 Hz
d) 定格電源電圧範囲(例 220 V240 V)及び対応周波数(例 50 Hz/60 Hz)は,製造業者が指定しな
ければならない。
e) 許容電圧範囲の推奨値は,次のいずれかであることが望ましい。
− 電源電圧の80 %110 %
− 電源電圧の85 %110 %
− 電源電圧の90 %110 %
a) e)の値は,製造業者が指定する全ての周囲温度に適用する。
a) e)以外の値を仕様にする場合,製造業者は定格電源電圧及び許容電圧範囲を指定しなければならな
い。
――――― [JIS C 61812-1 pdf 14] ―――――
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C 61812-1 : 2014 (IEC 61812-1 : 2011)
5.3 復帰電圧
復帰電圧とはタイマ本体が内部状態も含め電源印加前に戻る電圧である。
復帰電圧は,5.2で規定する最低定格電源電圧の10 %を超えなければならない。
注記 製造業者と使用者との合意があれば,より高い電圧値を指定できる。
復帰電圧は,製造業者が指定する全ての周囲温度に適用する。
5.4 定格消費電力
タイマの定格消費電力は,定格電源電圧で設定しなければならない。複数の電源回路を備えたタイマの
場合,それぞれの回路で定格消費電力を設定しなければならない。
設定又はその他の理由によって,消費電力が変化するタイマの場合,最も高い値をVA又はWで表示す
る。交流の場合,力率は省略してもよい。
5.5 出力回路
5.5.1 有接点出力回路
有接点回路の出力負荷は,次による。
a) 抵抗負荷,誘導負荷,特殊負荷(例えば,ランプ負荷,ケーブル負荷など)は,JIS C 4540-1:2010の
5.7(接点負荷),附属書B(誘導接点負荷)及び附属書D(特別な負荷)によって指定しなければな
らない。
製造業者は次の事項を指定しなければならない。
− 出力回路の定格負荷電圧及び電流
− 電気的寿命回数
− 機械的寿命回数
− 動作周波数
b) 最小適用負荷(例 電子的システム,プログラマブルコントローラ)は,IEC 60947-5-4に従って指定
しなければならない。定格負荷値及び動作サイクル(mc)の統計的算定平均回数を製造業者は指定し
なければならない。定格負荷値を指定するときの例を,次に示す。
− 最低電圧及び電流で指定する場合の例 : 24 V及び1 mA
− 最低電力で指定する場合の例 : 50 mW。この例では5 Vでの電流は10 mA以上,又は5 mAでの電
圧は10 V以上でなければならないことを意味している。
5.5.2 機械的寿命回数
内部リレーの機械的寿命値を使用しなければならない。ただし,製造業者は,JIS C 4540-1による機械
的寿命試験を選択してもよい。
5.5.3 無接点出力回路
負荷カテゴリは,IEC 62314:2006の4.4によって指定することが望ましい。
製造業者は,次の値を指定しなければならない。
− 定格負荷電流での無接点出力の残留電圧
− 最大指定周囲温度での無接点出力の漏れ電流
5.5.4 寿命回数及び開閉頻度
寿命回数の推奨値を表2に,開閉頻度の推奨値を表3にそれぞれ示す。
――――― [JIS C 61812-1 pdf 15] ―――――
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