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C 8906 : 2000
1) 端子電圧 Vs (V)
2) 充電電流 ITS (A)
3) 充電電力 PTS (kW)
4) 放電電流 IFS (A)
5) 放電電力 PES (kW)
d) 負荷
1) 入力電圧 VL (V)
2) 入力電流 IL (A)
3) 入力電力 PL (kW)
e) バックアップ電源
1) 出力電圧 VBU (V)
2) 出力電流 IBU (A)
3) バックアップ電力 PBU (kW)
f) 商用電力系統
1) 電圧 VU (V)
2) 受電電流 IFU (A)
3) 受電電力 PFU (kW)
4) 逆潮流電流 ITU (A)
5) 逆潮流電力 PTU (kW)
図1 測定箇所及び測定パラメータ
備考1. 太陽電池アレイとパワーコンディショナの間,及びパワーコンディショナと蓄電池の間は直
流,パワーコンディショナと商用電力系統の間は交流,その他については交流又は直流を表
す。また,各ブロックは複数存在することがある。
2. システム制御装置など補助システムの消費電力はシステムの損失とする。
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3. 測定器など測定システムの消費電力は負荷とする。
なお,測定システムの消費電力が,システム全体の消費電力に占める割合が大きくなる場
合には,補助電源が必要となる。
6.2 測定手順
測定の手順は,次による。
a) 6.1の測定項目のうち,必要な項目を,それぞれ測定期間中連続して測定する。
b) 直流電力は,測定した電圧値と電流値の積で算出する。この場合には,電圧と電流は測定した瞬時値
を用いるものとし,平均値による算出は行わない。ただし,変動の大きい負荷を対象とする場合は,
電力計を使用する。
c) 交流電力は電力計によって測定する。ただし,電力計の正確さは測定値の±2%以内とする。
d) 交流電力量は,計測誤差を避けるために電力量計を用いてもよい。
6.3 測定データの検査
6.1で測定したデータの一致性及び相違性を検査する。システムごとに設定する
最大許容値,最小許容値及び最大許容変動幅から逸脱したデータは除外し,以降の運転特性の算出に使用
しない。
a) 測定データの有効性 AMD
AMD=
ここに, h) : 実測時間 測定期間中で,実際に測定していた時間
h) : 測定期間
7. 計算及び測定データの補正
7.1 運転特性の算出項目
運転特性の算出は,次による。
a) 気象因子
1) アレイ面日積算日射量 HI, d (kWh・m−2・d−1)
HI, d=24・攀 台 一 台瓰 一
ここに, h) : 記録周期
b) 電気エネルギー量
1) アレイ出力電力量 EA, kWh)
EA, 台
2) 負荷入力電力量 EL, kWh)
EL, 台
3) 蓄電池充電電力量 ETS, kWh)
ETS, 台
4) 蓄電池放電電力量 EFS, kWh)
EFS, 台
5) 系統受電電力量 EFU, kWh)
EFU, 台
6) 逆潮流電力量 ETU, kWh)
ETU, 台
7) 蓄電池へのネット電力量 ETSN, kWh)
ETSN, ETS, EFS,
8) 蓄電池からのネット電力量 EFSN, kWh)
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EFSN, EFS, ETS,
9) バックアップ電力量 EBU, kWh)
EBU, 台
10) 商用電力系統へのネット電力量 ETUN, kWh)
ETUN, ETU, EFU,
11) 商用電力系統からのネット電力量 EFUN, kWh)
EFUN, EFU, ETU,
12) 総合システム入力電力量 Ein, kWh)
Ein, EA, EBU, EFUN, EFSN,
13) 総合システム出力電力量 Euse, kWh)
Euse, EL, ETUN, ETSN,
14) アレイ寄与率 最 kWh)
最 EA,一 椀
15) 実効効率
Euse,一 椀
c) OS構成要素性能
1) OS効率
(EL, ETSN, EFSN, ETUN, EFUN, 一 EA, EBU,
d) システム性能指標
1) 等価日アレイ運転時間 YA (h・d−1)
YA=EA, d/Po
ここに, Po : 標準太陽電池アレイ出力 (kW)
2) 等価日システム運転時間 Yf (h・d−1)
Yf=YA・
3) 等価日太陽日照時間 Yr (h・d−1)
Yr= 攀 愀 一 ref
ここに, GI, ref : 基準アレイ面日射強度 (W・m−2)
4) アレイ損失 LC (h・d−1)
LC=Yr−YA
5) OS損失 LBOS (h・d−1)
LBOS=YA・ (1−
6) システム出力係数 RP
RP=Yf/Yr
7) 平均アレイ効率 攀愀
攀愀 EA, 一 Aa・ 台
ここに, Aa : アレイ面積 (m2)
8) システム発電効率
Euse,一 Aa・ 台
9) 総合システム効率
攀愀
――――― [JIS C 8906 pdf 8] ―――――
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10) システム利用率 Xs,
Xs, Euse,一 Po・
備考 発電量や効率を算出するに当たり,特に測定期間を明示する必要があるときは,測定期間を連
続した1年間としたものを実測年間といい,測定期間を連続したある期間(30日以上)とした
ものを実測期間という。
7.2 測定データの補正
6.で測定したデータに欠測があった場合は,次の方法で測定期間日数へ換算する。
a) 補正の方法 欠測日数を除いた測定日数の平均値で補正する。
b) 欠測日 連続最短測定期間のうち,欠測日は,3日を超えてはならない。
なお,欠測の内容を明示する。
8. 測定結果の表示
測定結果の表示項目は,次による。
1) 測定場所(緯度,経度を含む。)
2) 測定期間
3) 欠測の内容(ただし,欠測がある場合に限る。)
4) システムの形態(独立形,連系形,ハイブリッド形)
5) 集光式,非集光式,固定式,追尾式,追尾方式,傾斜角度
6) 負荷の種類(直流,交流)
7) 太陽電池の種類
8) 太陽電池アレイの面積
9) 太陽電池アレイの方位及び傾斜角度
10) 測定期間のアレイ面日射量の月平均日量
11) 日射強度が30W・m−2以上の時間帯の平均気温,最高気温,最低気温
12) 太陽電池アレイ平均出力電力量/日
13) パワーコンディショナ平均出力電力量/日
14) 総合システム入力電力量
15) 総合システム出力電力量
16) アレイ寄与率
17) 実効効率
18) システム利用率
19) OS効率
20) 等価日アレイ運転時間
21) 等価日システム運転時間
22) 等価日太陽日照時間
23) アレイ損失
24) OS損失
25) システム出力係数
26) 平均アレイ効率
27) システム発電効率
28) 総合システム効率
――――― [JIS C 8906 pdf 9] ―――――
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9. データファイル仕様
受渡当事者間で測定データを交換するためのレコード及びファイルは,次によ
る。
備考 ここで用いる用語は,JIS X 0004による。
9.1 種類
データファイルは,規定ファイルと自由ファイルの2種類とする。
9.2 規定ファイル
a) 構成 規定ファイルは,一つのヘッダーレコードと一つ以上のデータレコードで構成する。レコード
は,EOLマーカーで分離するEOLマーカーは,CRキャラクタとLFキャラクタ又はCRキャラクタ
に続くLFキャラクタとする。レコードは,一つ以上のフィールドからなる。フィールドは,フィー
ルド分離キャラクタ(以下,FSという。)のコンマ又はタブで分離する。
b) ヘッダーレコード ヘッダーレコードは,規定ファイルの先頭部に位置し,その書式は,次による。
“ステーション”FS日付FS時刻FSコメントEOL
c) データレコード データレコードは,レコード番号フィールドと一つ以上の数値データフィールドか
らなる。データフィールドは,6.1の記号を用いる。
データレコード1 : 1 FS GI FS Tam FS VA FS IA FS EA EOL
データレコード2 : 2 FS VS FS ITS FS IFS FS ETS FS EFS EOL
データレコード3 : 3 FS VL FS IL FS EL FS VBU FS IBU FS EBU EOL
データレコード4 : 4 FS VU FS ITU FS IFU FS ETU FS EFU EOL
d) データフィールド データフィールドの数値データは,符号付き整数又は小数点付き小数とし,1バ
イトのASCIIコードで自由フィールド又は固定フィールドに記録する。数値データがない場合のレコ
ードは,次のようにする。
2 FS FS ITS FS FS ETS EOL
9.3 自由ファイル
a) 構成 自由ファイルは,一つのヘッダーレコードと一つ以上のデータレコードで構成する。
b) ヘッダーレコード ヘッダーレコードは.自由ファイルの先頭部に位置し,データレコードの書式を
定義する。
c) データレコード データレコードは,ヘッダーレコードで定義した書式に従って,数値データを記録
する。
――――― [JIS C 8906 pdf 10] ―――――
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JIS C 8906:2000の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61724:1998(MOD)
JIS C 8906:2000の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.160 : 太陽エネルギー工学
JIS C 8906:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC8905:1993
- 独立形太陽光発電システム通則
- JISC8960:2012
- 太陽光発電用語