JIS F 4327:1999 舟艇―船外機関―携帯用燃料装置 | ページ 2

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F 4327 : 1999 (ISO 13591 : 1997)
評価 : 粘着物,その他の明らかな欠陥の形跡があってはならない。タンクからの質量損失は,1 %を超
えてはならない。
5.3.4 ポリエチレンタンクの応力き裂試験 生産品の中から3個のタンクを抜き出す。
水95 %,及び湿潤剤5 %からなる液体をあらかじめ70 ℃±2 ℃に熱し,各タンクの公称容量まで満た
す。
タンクを閉じて(ねじ付きキャップは5 N・mのトルクを加えて締める。)圧力管を接続し,同じ温度の
同じ液体を満たした試験槽の中に沈める。タンクは,内部圧力を加えない状態で1時間,試験温度に保っ
た液中に沈める。圧力衝撃を与えないように10秒から15秒以内で内部圧力を50 kPa(ゲージ圧)まで上
げ,その状態を更に5時間持続する。
評価 : 試験後,漏れ及び視認できるき裂があってはならない。
5.3.5 可燃性試験 口径10 mmの標準的なブンゼンバーナーを,青色の炎の高さがおよそ25 mm,円す
い形の炎の先端温度が900 ℃にし,炎の先端が直接タンクの側面に当たるように,3個のタンクを10秒間
炎にさらす。
評価 : タンクが燃え上がってはならない。
備考 “燃え上がる”とは,例えば,マッチを点火したときのように,燃焼度合いが継続的に増して
いくことを意味する。
5.4 エラストマー材(ガスケット及びシール)に関する試験
5.4.1 浸せき試験 材料ごと及びサイズごとにそれぞれ3個の試料を用意し,次の方法で試験する。
5.1.3で規定した液体中に,23 ℃±2 ℃で前記3個の試料を70時間浸せきする。
ISO 1817の測定法及び計算方法を用いて,各試料の質量変化及び体積変化を算定する。
評価 : エラストマー材の部品は,次のとおりとする。
− 膨張は25 %を超えない。
− 収縮は1 %を超えない。
− 質量損失は10 %を超えない。
5.4.2 オーブンによる老化試験 3個の試料を,温度70 ℃±1 ℃,ゲージ圧2 MPa±70 kPa,100 %酸素
雰囲気下に96時間暴露する。
直径又は対角線の長さが20 mmより大きいガスケット類については,直径25 mmのマンドレルを用い
る。直径又は対角線の長さが20 mm以下のガスケット類については,13 mmの心棒を使用する。
酸素中に暴露した後,試験を実施する前にガスケット及び試験用の心棒を2時間以上,0 ℃±1 ℃の温
度に保つ。
0 ℃±1 ℃の試験温度の下で,心棒に沿ってガスケットを180°曲げる。曲げる速度は,約90°/秒と
する。
評価 : 曲げた後のガスケットにき裂が生じてはならない。
5.5 燃料ホース部品
5.5.1 ホースは,ISO 8469の要求事項を満たさなければならない。
5.5.2 燃料ホースは0 ℃及び60 ℃の温度下に8時間暴露した後,ホース外径の4倍に相当する直径に巻
き付けてもき裂や浅い割れ目,破断が生じない柔軟性のあるものとする。
5.5.3 各燃料ホースの接続部分は,180Nの静的引張力を加えたとき,1分間耐えなければならない。
5.5.4 燃料ホース部品は,タンク側が接続され,かつエンジン側には接続されていない状態のとき,タン
クに135 kPa(ゲージ圧)の内部圧力を加えても,燃料の漏れが生じてはならない。

――――― [JIS F 4327 pdf 6] ―――――

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F 4327 : 1999 (ISO 13591 : 1997)
6. 識別 タンクには,次の情報を表示しなければならない。
a) 製造業者の略号又は名称
b) 公称容量(単位リットル)
c) モデル名
d) 製造年(数字又は符号)
e) IS F 4327又はISO 13591(文字の大きさ : 縦4 mm以上)
f) 燃料の種類を表す記号(記号の大きさ : 縦25 mm以上)
g) 火災の危険があることを表す記号(記号の大きさ : 縦25 mm以上)

――――― [JIS F 4327 pdf 7] ―――――

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F 4327 : 1999 (ISO 13591 : 1997)
附属書A(参考) オーナ用マニュアル
船外機関のオーナ用マニュアルには,次の情報を表示するのがよい。
− タンクへの給油は,艇外で行わなければならない。
− 燃料がこぼれるのを防ぐため,タンクからタンクへの移し替えを行ってはならない。
− 直射日光が当たり,温度が60 ℃以上になる場所にはタンク及びホース類を保管してはならない。
− 使用していないときは,タンクの通気口を閉じなければならない(手動で閉鎖可能な通気口を備えて
いるタンクの場合)。

――――― [JIS F 4327 pdf 8] ―――――

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F 4327 : 1999 (ISO 13591 : 1997)
附属書B(参考) 参考文献
[1] JIS F 0102 舟艇−オーナ用マニュアル
ISO 10240 : 1995, Small craft−Owner's manual
マリンレジャー用舟艇部会/機関及び推進システム専門分科会 構成表
氏名 所属
(専門分科会長) 土 本 寛 治 ヤマハ発動機株式会社
(委員) 中 村 順 造 財団法人日本海事協会
旗 手 光 清 日本小型船舶検査機構
井 上 順 之 いすゞ自動車株式会社
大 穀 圭 介 スズキ株式会社
菊 池 正 和 トーハツ株式会社
米 澤 篤 日産自動車株式会社
小 原 敏 久 本田技研工業株式会社
松 本 治 ヤンマーディーゼル株式会社
青 木 健 一 新潟コンバーター株式会社
森 岡 利 充 三信工業株式会社
(事務局) 小 郷 一 郎 財団法人日本船舶標準協会
冨 永 恵 仁 財団法人日本船舶標準協会
仁 平 一 幸 財団法人日本船舶標準協会

JIS F 4327:1999の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 13591:1997(IDT)

JIS F 4327:1999の国際規格 ICS 分類一覧