JIS F 4328:2000 舟艇―ガソリン機関の火炎逆流制御 | ページ 2

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スパークプラグは,上室にも取り付ける。
6.3.3 すべての試験を実施している間,フレームアレスタ,又は機関の空気及び燃料吸入装置を取り囲む
ように25l以上の上室を取り付けなければならない。
上室の側面のうち少なくとも一面は,透明なプラスチックで製作し,フレームアレスタ又は吸入装置の
点火時の様子がよく観察できるようにする。
圧力を逃がすために上室の上面にヒンジ付きカバー又はフレキシブルフラップを取り付けなければなら
ない(図1参照)。
6.3.4 計器類には,次のものが含まれていなければならない。
a) 上室及び下室の中にあるプロパンガスと空気との混合気をモニターするためのガス分析計。
b) それぞれの試験爆発の相対的な強度(激しさ)をモニターするための下室中に取り付ける圧力変換器
及び増幅器並びにオシロスコープ。
c) ガス及び/又は空気の流量をモニターするための流量計。
6.3.5 次の手順に従って試験を実施する。
a) 試験開始前に下室の最高爆発圧力が発生するプロパンガスと空気との混合比率を求める。
b) 下室及び上室の両方に混合気が入ったとき,下室の混合気に着火する。下室の爆発ごとの最高圧力を
記録する。
c) )で得られた最大爆発圧力の80 %以上で50回の爆発試験を行う。
d) 下室の混合気に着火した後,上室のスパークプラグで上室の爆発がなければならない。
e) 次の試験は,1回目の試験が終了し,上室及び下室から燃焼後の燃焼ガスをすべて排除した後に行う。
6.3.6 下室での爆発が原因で,上室中のガスと空気との混合気に着火してはならない。
6.3.7 次の試験については,再試験が必要である。
a) 最高圧力の80 %以下の爆発試験。
b) 上室のスパークプラグが点火した後,上室で失火した試験。
6.4 腐食試験 フレームアレスタ組立品,又は空気及び燃料吸入装置について,ISO 9227の5.1でNSS
試験と定義されている塩水噴霧 (NSS) 試験を240時間実施する。
参考 ISO 9227の規定による標準試料が入手できない場合は,JIS G 3141(冷間圧延鋼板及び鋼帯)
のSPCEN鋼板を用いてもよい。
試験後のフレームアレスタは,洗浄した後5.35.5の規定による物理的な検査に合格しなけれ
ばならない。
7. 表示 この規格の規定を満足しているフレームアレスタには,JIS F 4328に準じて恒久的な記号を表
示しなければならない。その記号には,製造業者名又は商標,及び形式又はモデル番号による識別表示も
含めなければならない。
8. 機関操作マニュアル 機関製造業者は,機関操作用マニュアルに次の情報を記載しなければならない。
a) フレームアレスタの機能及び安全に関する情報。
b) 清掃指示をはじめとする点検・整備規定。

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F 4328 : 2000
マリンレジャー用舟艇部会/機関及び推進システム専門分科会 構成表
氏名 所属
(専門分科会長) 土 本 寛 治 ヤマハ発動機株式会社
(委員) 中 村 順 造 財団法人日本海事協会
渡 辺 勝 世 日本小型船舶検査機構
井 上 順 行 いすゞ自動車株式会社
大 穀 圭 介 スズキ株式会社
菊 地 正 和 トーハツ株式会社
米 澤 篤 日産自動車株式会社
青 野 貞 吉 本田技研工業株式会社
松 本 治 ヤンマーディーゼル株式会社
大 越 紀 男 新潟コンバーター株式会社
森 岡 利 充 三信工業株式会社
(事務局) 小 郷 一 郎 財団法人日本船舶標準協会
冨 永 恵 仁 財団法人日本船舶標準協会
仁 平 一 幸 財団法人日本船舶標準協会

JIS F 4328:2000の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 13592:1998(IDT)

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