JIS G 1318-1:2019 フェロバナジウム分析方法―第1部:バナジウム定量方法 | ページ 2

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G 1318-1 : 2019
位差滴定する。電位差計の指示が急激に変化する点を終点とする。標定は,使用の都度行う。
0.2 mol/L硫酸アンモニウム鉄(II)溶液のファクターは,次の式によって算出する。
40
f2
V2
ここに, f2 : 0.2 mol/L硫酸アンモニウム鉄(II)溶液のファクター
V2 : 0.2 mol/L硫酸アンモニウム鉄(II)溶液の使用量(mL)

6.3 装置及び器具

  装置及び器具は,次による。
6.3.1 電位差計 電位差滴定に用いる装置は,JIS K 0113の5.1(装置)による。pH計にmV表示のある
ものを使用してもよい。
6.3.2 電極 電極は,白金−飽和カロメル,白金−タングステン又は白金−白金のいずれかの組合せを用
いる。

6.4 試料はかりとり量

  試料はかりとり量は,0.50 gとする。

6.5 操作

6.5.1  試料溶液の調製
試料溶液の調製は,次の手順によって行う。
a) 試料をはかりとってビーカー(300 mL)に移し入れる。
b) 水10 mL,硝酸10 mL及び硫酸(1+1)50 mLを加えて溶解し,硫酸の白煙が発生するまで加熱する。
その後,放冷する。
c) 水100 mLをビーカーの内壁を伝わらせながら徐々に流し込み,加熱して塩類を溶解する。放冷した
後,水で液量を約200 mLとする。
6.5.2 バナジウムの酸化
バナジウムの酸化は,次の手順によって行う。
a) ビーカーをマグネチックスターラーの上に置き,電極を浸し,かくはんを開始する。
b) 過マンガン酸カリウム溶液(6.2.6)を最高電位に達するまで滴加した後,15分間放置する。
c) 亜硝酸カリウム溶液(10 g/L)を30秒ごとに滴加して紅色を完全に消失させる。尿素約0.2 gを素早
く加え,次にりん酸10 mLを加える。電位が安定するまで約5分間放置する。
6.5.3 滴定
滴定は,次の手順によって行う。
a) ビュレットを用いて,電位の最大下降が観測されるまで0.2 mol/L硫酸アンモニウム鉄(II)溶液(6.2.7)
で滴定する。
b) 電位差計の指示が急激に変化する点を終点とし,0.2 mol/L硫酸アンモニウム鉄(II)溶液の使用量を
求める。

6.6 空試験

  試薬だけを用いて,試料と同じ操作を試料と併行して行う。

6.7 計算

  試料中のバナジウム含有率を,次の式によって算出する。
f2 V3 V4 .0010 19
V 100
m2

――――― [JIS G 1318-1 pdf 6] ―――――

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G 1318-1 : 2019
ここに, V : 試料中のバナジウム含有率[%(質量分率)]
f2 : 0.2 mol/L硫酸アンモニウム鉄(II)溶液のファクター
V3 : 試料溶液において,6.5.3 b)で得た0.2 mol/L硫酸アンモニウム
鉄(II)溶液の使用量(mL)
V4 : 空試験において,6.6で得た0.2 mol/L硫酸アンモニウム鉄(II)
溶液の使用量(mL)
m2 : 試料はかりとり量(g)

――――― [JIS G 1318-1 pdf 7] ―――――

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G 1318-1 : 2019
G1
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附属書JA
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(参考)
8-1 : 2
JISと対応国際規格との対比表
019
ISO 6467:2018,Ferrovanadium−Determination of vanadium content−Potentiometric
JIS G 1318-1:2019 フェロバナジウム分析方法−第1部 : バナジウム定量方法
method
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
国際 評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号及び題名 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
番号 の評価
1 適用範囲 1 適用範囲 一致 − −
2 引用規格
3 一般事項 − − 追加 JISは,一般事項を追加している。 ISO規格への提案を検討する。
4 定量方法の区分 1 適用範囲 追加 ISO規格は,電位差滴定法だけを規定目視滴定法については,ISO
している。JISでは目視滴定法を追加への提案を検討している。
している。
5 過マンガン酸カ − 規定していない 追加 ISO規格は,電位差滴定法だけを規定目視滴定法については,ISO
リウム酸化硫酸ア している。JISは,目視滴定法を追加への提案を検討している。
ンモニウム鉄(II) している。
目視滴定法
6 過マンガン酸カ 6.1 要旨 3 要旨 一致 − −
リウム酸化硫酸ア 6.2 試薬 4 試薬 変更 ISO規格では,105 ℃乾燥となってい日本ではJIS品しか入手がで
ンモニウム鉄(II) るが,JISは,JIS K 8001の二クロムきないため変更している。ISO
電位差滴定法 酸カリウム乾燥条件としている。 への提案を検討している。
6.3 装置及び器具 5 装置 追加 電極に白金−タングステン及び白金 ISO規格への提案を検討する。
−白金を追加している。
6.4 試料はかりとり量 7.1 試料はかりとり量 一致 − −
6.5 操作 7.4 操作 一致 − −
6.6 空試験 7.2 空試験 一致 − −
6.7 計算 8 計算式 一致 − −
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 6467:2018,MOD

――――― [JIS G 1318-1 pdf 8] ―――――

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G 1318-1 : 2019
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 技術的差異がない。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
G1 318-1 : 2
019
2

JIS G 1318-1:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6467:2018(MOD)

JIS G 1318-1:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 1318-1:2019の関連規格と引用規格一覧