JIS K 6378-4:2015 ライトコンベヤベルト―表面電気抵抗の求め方 | ページ 3

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6.2.2 接地板 試験片よりも大きい寸法のもの
6.2.3 絶縁抵抗計 1010 Ωまで測定できる±5 %の精度のもの
6.2.4 直流電源 500 Vまで調整可能で10 mAを超えないもの
注記 電源は,蓄電池又はAC電源を整流して安定した電源(ACアダプタ)のいずれでもよい。
1 黄銅(真ちゅう)電極(+)
2 黄銅(真ちゅう)電極(−)
3 試験片
4 接地板
図5−表面電気抵抗ROG測定装置の例

6.3 試験片

6.3.1  一般事項
試験片は,製造後5日以上経過した未使用品とする。
なお,試験片の測定面には,汚れ及びきずがあってはならない。
6.3.2 形状及び寸法
試験片の形状及び寸法は,一辺が120 mmの正方形とする。
6.3.3 採取方法
試験片は,図6に示す位置から3個採取する。ただし,ベルトの幅方向から3個採取できない場合は,

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長さ方向にずらして採取する。
単位 mm
b : ベルトの幅
図6−試験片の採取位置

6.4 状態調節

  試験片は,温度23±2 ℃,相対湿度(50±5)%で,24時間以上状態調節を行う。ただし,吸湿性が高
い綿及びポリアミドを用いたベルトは,48時間以上状態調節を行う。

6.5 試験環境

  試験環境は,温度23±2 ℃,相対湿度(50±5)%とする。

6.6 試験準備

  試験片と電極との接触を良くするために導電剤を使用する。導電剤の表面電気抵抗率は,104 Ω以下と
する。導電剤には,ゼリー又は導電性銀塗料を用いる。
導電剤にゼリーを使用する場合は,次のように行う。
a) 試験片の表面が平滑な場合には,導電剤は,清浄にした電極の接触面に塗布する。
b) 試験片の表面が,平滑ではない場合には,電極と同じ形状になるように試験片の接触面に塗布する。
c) 塗布後直ちに試験を行う。
注記 ゼリーの組成は,次のものが適している。
− 分子量600の無水ポリエチレングリコール : 800(質量)
−水 : 200(質量)
− 塩化カリウム : 10(質量)
− 軟石けん(カリ石けん) : 1(質量)
導電剤に導電性銀塗料を使用する場合は,試験片の表面形状にかかわらず,電極と同じ形状になるよう
に試験片の接触面に塗布し,溶剤が蒸発した後に試験を行う。

6.7 手順

  手順は,次による。
a) 試験室の温度及び相対湿度を測定する。
b) 試験片を適切な方法で清浄にする。
c) 測定面を上にして試験片を置く。
d) 6.6に従って導電剤を塗布する。

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e) 電極を試験片の上に置く。
f) 電極に電圧をかける。過電圧による帯電防止層の損傷を防止するため低い電圧から始める。
g) 抵抗値が,最初に読み取れたときの電圧を1分間保持し,そのときの電圧及び抵抗値ROGを記録する。

6.8 試験結果のまとめ方

  表面電気抵抗率ρSは,測定した表面電気抵抗ROGを用いて,次の式によって求める。
dm πR
ρS OG
g
ここに, d1 d2
dm 55 mm
2
d2 d1
g 5 mm
2
試験結果は,3個の試験片の値及びその平均値とする。

6.9 試験報告書

  試験報告書には,次の事項を,記載する。
a) 試験したベルトの材質名称及び製造年月日
b) この規格の番号
c) 試験室の温度及び相対湿度
d) 試験片の状態調節の時間
e) 塗布した導電剤
f) 電極にかけた電圧
g) 試験結果
h) 試験年月日
i) その他特記事項

――――― [JIS K 6378-4 pdf 13] ―――――

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K6
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附属書JA
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(参考)
8-
4 : 2
JISと対応国際規格との対比表
015
JIS K 6378-4:2015 ライトコンベヤベルト−表面電気抵抗の求め方 ISO 21178:2013,Light conveyor belts−Determination of electrical resistances
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと(V) JISと国際規格との技術的差異の理由及
国際 の評価及びその内容 び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 1 表面電気抵抗と体積 変更 体積電気抵抗は規定せず,表面電気体積電気抵抗は別規格とすることとした。
電気抵抗とを規定 抵抗だけを規定するよう変更した。
2 用語及び − − 追加 用語及び定義の箇条を追加した。 ISO規格に定義されていないので,分かりや
定義 すくするために用語及び定義を追加した。
ISOへ提案する。
4 表面電気 4.5 試験環境 4.1 表面電気抵抗A法 追加 4.5試験環境を追加した。 試験環境を明確にするために追加した。
抵抗A法 ISOへ提案する。
5 表面電気 5.5 試験環境 4.2 表面電気抵抗B法 追加 5.5試験環境を追加した。 試験環境を明確にするために追加した。
抵抗B法 ISOへ提案する。
6 表面電気 6.5 試験環境 5 表面電気抵抗率 追加 6.5試験環境を追加した。 試験環境を明確にするために追加した。
抵抗率 ISOへ提案する。
− − 6 体積電気抵抗 削除 体積電気抵抗の箇条を削除した。 体積電気抵抗は別規格とすることとした。
− − 7 体積電気抵抗率 削除 体積電気抵抗率の箇条を削除した。体積電気抵抗は別規格とすることとした。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 21178:2013,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。

JIS K 6378-4:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 21178:2013(MOD)

JIS K 6378-4:2015の国際規格 ICS 分類一覧