JIS R 3106:2019 板ガラスの透過率・反射率・放射率の試験方法及び建築用板ガラスの日射熱取得率の算定方法 | ページ 7

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R 3106 : 2019
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 技術的差異がない。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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附属書JD
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(参考)
6 : 2
技術上重要な改正に関する新旧対照表
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現行規格(JIS R 3106:2019) 旧規格(JIS R 3106:1998) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
規格の名称 板ガラスの透過率・反射率・放射率の試験
規格の名 板ガラス類の透過率・反射率・放射規格の内容に合わせて,規格の名称を変更した。

方法及び建築用板ガラスの日射熱取得率の 率・日射熱取得率の試験方法
算定方法 Testing method on transmittance,
Testing method for transmittance, reflectance reflectance and emittance of flat glasses
and emissivity of flat glass and calculation ofand evaluation of solar heat gain
total solar energy transmittance of glazing coefficient
規格の構成 − 規格の構 − 計算手順を明解にするために,規格の構成を大幅に変更
成 した。箇条6ではガラス板の分光特性を用いた多重反射
計算によって複層ガラスのような構成体の分光特性の
計算式をまとめ,箇条7及び箇条8ではその分光特性を
対象波長領域の積分によって可視光特性及び日射特性
を求める計算式をまとめ,更に箇条9ではその日射特性
によって日射熱取得率を求める計算式及び計算条件を
まとめた。ただし,旧規格から計算式の変更はない。
8 日射透過 6. 日射透
日射の標準スペクトル分布を示す重価係数 直達日射相対値の標準スペクトル分日射特性の対象波長領域について,旧規格では300
率,日射反 には,表4における波長範囲3002 500 nm 過率,日射布には,付表2における波長範囲3002 100 nmを標準とし,2 500 nmまでの長波長側を考慮に
射率及び日 の数値を用いる。これを満足しない波長範
反射率及 2 100 nmの数値を用いる。これを 入れることは選択肢としての扱いであった。これは,こ
射吸収率の 囲を用いるときには,その旨を報告の数値
び日射吸 超える波長範囲を用いるときには,の規格の1998年の改正当時に普及していた分光測光器
算定方法 に付記する。ただし,少なくとも波長範囲
収率の算 その旨を報告の数値に付記する。 の制約によるものであったが,現在,我が国で一般的に
3002 100 nmを含まなければならない。 定 使用している分光測光器では3002 500 nmの波長領域
の測定が可能となっており,対応国際規格及び欧州規格
EN 410においても日射の対象波長領域は3002 500
nmとされていることから,今回の改正ではこれを標準
条件とするように変更した。ただし,この波長領域を満
たす分光測光器を利用できない場合には,補助的に測定
可能な波長域を付記してその日射特性を示すことも許
容している。

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R 3106 : 2019
現行規格(JIS R 3106:2019) 旧規格(JIS R 3106:1998) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
9.4 ガラス 8.2 複層
複層ガラス及び真空ガラスの中空層の熱コ 複層ガラスの中空層の熱コンダクタ複層ガラス及び真空ガラスの構成によって計算方法の
板の間の中 ンダクタンスの計算に用いる温度及び温度
ガラスの ンスを求めるために必要なガラス板取扱いが異なることは混乱を招くこと,2枚のガラス板
空層の熱コ 熱抵抗
差の値は,室外・室内の温度及び日射量, の温度は中空層の熱コンダクタンスからなる複層ガラス及び真空ガラスでも実際には仕様
ンダクタン 並びに室外側・室内側の表面熱伝達率を境 の関数であり,中空層の熱コンダクによって温度分布が異なること,近年はコンピュータプ
ス 界条件として,反復循環収束による数値計 タンスはガラス板の温度の関数であログラムにより収束計算が容易に実施可能であること
算によって求める。ただし,2枚のガラス るので,ガラス板の温度及び中空層などの理由によって,複層ガラス及び真空ガラスを構成
板から成る複層ガラス及び真空ガラスの場 の熱コンダクタンスの正確な値は,するガラス板の枚数にかかわらず温度収束計算を実施
合,一般に使用される品種では,中空層の 反復収束による数値計算で求める必することを標準の計算手順とした。
熱コンダクタンスの計算に用いる温度及び 要がある。 ただし,数値計算に不慣れな計算実施者のために2枚の
温度差に既定値を用いてもよい。 2枚のガラス板から成る複層ガラス ガラス板から成る複層ガラス及び真空ガラスのための
標準温度を補助的に用いてもよいこととした。
の場合,一般に使用される品種では,
中空層の熱コンダクタンスの計算にこれに関連して,温度収束計算の境界条件としての受照
用いる温度及び温度差に既定値を用日射量は,旧規格では記載されていなかったが,今回の
いる。 改正では,JIS A 2103及びISO 15099を参考にして,夏
期500 W/m2及び冬期300 W/m2と規定した。また,旧規
格の温度収束計算に用いるガラス板の温度の計算式の
不具合を修正した。
附属書A ガラス板の可視光及び日射の波長域の分光 − − 国内市場に対応するために附属書を追加した。
(規定) 透過率及び分光反射率の測定結果を,異な 既に対応国際規格の附属書に規定されているものであ
分光特性の るガラス板の厚さ,異なるガラス板の種類 る。
換算方法 及び薄膜種類の組合せの,分光透過率及び
分光反射率に換算する方法について規定す
る。
附属書JA 合わせガラスの可視光及び日射の波長域の − − 国内市場に対応するために附属書を追加した。
(規定) 分光透過率及び分光反射率の測定結果を, 既に欧州規格EN 410の附属書に規定されているもので
合わせガラ 異なる合わせガラス構成の分光透過率及び ある。
スの分光特 分光反射率に換算する方法について規定す
性の換算方 る。
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現行規格(JIS R 3106:2019) 旧規格(JIS R 3106:1998) 改正理由
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箇条番号 内容 箇条番号 内容
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及び題名 及び題名
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附属書JB 常温熱放射の波長域における分光反射率及 − − ISO/TC160(建築用ガラス)においてEN 12898を基に
01
(規定) ガラスの放射率測定法を規定するISO規格を策定する
9
び分光透過率の測定方法を規定し,それら
常温熱放射 の結果から垂直放射率及び透過率を算定す 計画があり,このISO規格が発行した後に対応するJIS
の波長域に る方法を規定する。 の制定を容易とするために,常温熱放射の波長領域にお
おける分光 ける測定方法を附属書JBに集約した。
反射率及び
分光透過率
の測定方法
並びに垂直
放射率の算
定方法
JB.1.2 分 4.4.2 分光
比較用の標準試料には,表JB.1に示す波長 比較用の標準試料には,フロート板絶対測定法によって分光反射率を検定した表面鏡が入
光反射率の 反射率の
での分光反射率が絶対測定法又は相対測定 ガラスの表面にアルミニウムを真空手困難となっていること,及び海外では標準試料にアル
測定 測定
法によって既知である表面鏡を用いる。表 蒸着した表面鏡を用いる。 ミニウム以外の金属材料(例えば,金)を真空蒸着した
面鏡は,フロート板ガラスなどの平滑な表 標準試料の分光反射率の値は,原則ものが一般的に使用されていることを鑑みて,標準試料
面に金属材料を真空蒸着したものとする。 として絶対測定法によって検定済みの要件を変更した。
分光反射率が既知である表面鏡がないとき の基準表面鏡との比較で求めるが,
には,フロート板ガラスの表面にアルミニ 検定済みの表面鏡がないときには,
ウムを真空蒸着した表面鏡を用いて,表 付表3に示す標準反射率の値を用い
JB.1に示すアルミニウム蒸着表面鏡の標 る。
準反射率の値を用いる。

JIS R 3106:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9050:2003(MOD)

JIS R 3106:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 3106:2019の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISR3107:2019
建築用板ガラスの熱貫流率の算定方法