JIS X 3017:2013 プログラム言語Ruby | ページ 47

                                                                                            225
X 3017 : 2013 (ISO/IEC 30170 : 2012)
partition(&block)
可視性 : public
動作 :
a) lockが与えられていない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
b) rrayクラスの空の直接のインスタンスT及びFを作る。
c) レシーバに対し,eachメソッドを呼び出す。
d) achメソッドが渡すそれぞれの要素Xについて,Xを実引数としてblockを呼び出す。
呼出し結果が真の場合,XをTの末尾に追加する。呼出し結果が偽の場合,XをFの末尾に追加する。
e) 及びFだけを,この順で要素としてもつArrayクラスのインスタンスを作って返す。
15.3.2.2.17 Enumerable#reject
reject(&block)
可視性 : public
動作 :
a) lockが与えられていない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
b) rrayクラスの空の直接のインスタンスAを作る。
c) レシーバに対し,eachメソッドを呼び出す。
d) achメソッドが渡すそれぞれの要素Xについて,Xを実引数としてblockを呼び出す。呼出し結果の
値が偽の場合,XをAの末尾に追加する。
e) を返す。
15.3.2.2.18 Enumerable#select
select(&block)
可視性 : public
動作 : findallメソッドと同じとする(15.3.2.2.8参照)。
15.3.2.2.19 Enumerable#sort
sort(&block)
可視性 : public
動作 :
a) rrayクラスの空の直接のインスタンスAを作る。
b) レシーバに対し,eachメソッドを呼び出す。
c) achメソッドが渡す全ての要素をAに追加する。Aのどの二つの要素Ei及びEjも,次の条件を満た
さなければならない。
1) i及びEjの添字をそれぞれ,i及びjとする。
2) lockが与えられている場合,次の手順を行う。
i) blockを,Ei及びEjを実引数として呼び出したとする。
ii) 呼出し結果がIntegerクラスのインスタンスでない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
iii) 呼出し結果が,値が0より大きいIntegerクラスのインスタンスの場合,jはiより大きくなけ
ればならない。
iv) 呼出し結果が,値が0未満のIntegerクラスのインスタンスの場合,iはjより大きくなければ
ならない。

――――― [JIS X 3017 pdf 231] ―――――

226
X 3017 : 2013 (ISO/IEC 30170 : 2012)
3) lockが与えられていない場合,次の手順を行う。
i) “<=>” メソッドを,Eiに対し,Ejを実引数として呼び出したとする。
ii) 呼出し結果がIntegerクラスのインスタンスでない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
iii) 呼出し結果が,値が0より大きいIntegerクラスのインスタンスの場合,jはiより大きくなけ
ればならない。
iv) 呼出し結果が,値が0未満のIntegerクラスのインスタンスの場合,iはjより大きくなければ
ならない。
d) を返す。
15.3.2.2.20 Enumerable#toa
toa
可視性 : public
動作 : entriesメソッドと同じとする(15.3.2.2.6参照)。

15.3.3 Comparable

15.3.3.1 概要
Comparableモジュールは,“<=>” メソッドを用いてレシーバと実引数とを比較するメソッド群を提供
する。
15.3.3.2 インスタンスメソッド
15.3.3.2.1 Comparable#<
<(other)
可視性 : public
動作 :
a) レシーバに対し,otherを実引数として “<=>” メソッドを呼び出す。Iを呼出し結果の値とする。
b) がIntegerクラスのインスタンスでない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
c) の値が0未満の場合,trueを返す。そうではない場合,falseを返す。
15.3.3.2.2 Comparable#<=
<=(other)
可視性 : public
動作 :
a) レシーバに対し,otherを実引数として “<=>” メソッドを呼び出す。Iを呼出し結果の値とする。
b) がIntegerクラスのインスタンスでない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
c) の値が0以下の場合,trueを返す。そうではない場合,falseを返す。
15.3.3.2.3 Comparable#>
>(other)
可視性 : public
動作 :
a) レシーバに対し,otherを実引数として “<=>” メソッドを呼び出す。Iを呼出し結果の値とする。
b) がIntegerクラスのインスタンスでない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
c) の値が0より大きい場合,trueを返す。そうではない場合,falseを返す。
15.3.3.2.4 Comparable#>=

――――― [JIS X 3017 pdf 232] ―――――

                                                                                            227
X 3017 : 2013 (ISO/IEC 30170 : 2012)
>=(other)
可視性 : public
動作 :
a) レシーバに対し,otherを実引数として “<=>” メソッドを呼び出す。Iを呼出し結果の値とする。
b) がIntegerクラスのインスタンスでない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
c) の値が0以上の場合,trueを返す。そうではない場合,falseを返す。
15.3.3.2.5 Comparable#==
==(other)
可視性 : public
動作 :
a) レシーバに対し,otherを実引数として “<=>” メソッドを呼び出す。Iを呼出し結果の値とする。
b) がIntegerクラスのインスタンスでない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
c) の値が0の場合,trueを返す。そうではない場合,falseを返す。
15.3.3.2.6 Comparable#between・
between・(left, right)
可視性 : public
動作 :
a) レシーバに対し,leftを実引数として “<=>” メソッドを呼び出す。I1を呼出し結果の値とする。
1) 1がIntegerクラスのインスタンスでない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
2) 1の値が0未満の場合,falseを返す。
b) レシーバに対し,rightを実引数として “<=>” メソッドを呼び出す。I2を呼出し結果の値とする。
1) 2がIntegerクラスのインスタンスでない場合,このメソッドの動作は未規定とする。
2) 2の値が0より大きい場合,falseを返す。そうではない場合,trueを返す。

JIS X 3017:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 30170:2012(IDT)

JIS X 3017:2013の国際規格 ICS 分類一覧