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表3−シャフトローラチェーンのたるみ長さ
配置の状態 たるみ長さ
水平 軸間距離の2 %以上4 %以下
軸間距離が1 m以上の場合
軸間距離の1 %以上2 %以下
垂直又は重荷重で,正逆転を繰り返す場合
図2−シャフトローラチェーンのたるみ長さ
d) 自動閉鎖装置は,開閉機などに堅固に取り付けられ,自動閉鎖装置の可動部分が円滑に作動する。
e) 電動開閉機を使用した場合の制御盤内部の制御機器は,安全かつ容易に点検ができる。また,端子部
分の緩みがなく,各スイッチの接点は良好である。
f) 大地と各線路間との絶縁抵抗は,電源部との間にJIS C 1302に規定する500 V,100 MΩの絶縁抵抗計
を用い,ブレーカーを遮断し,シャッターが半開の状態で検査し,表4に適合する。
表4−大地と各線路間との絶縁抵抗
回路の用途 回路の使用電圧 V 絶縁抵抗 MΩ
電動機主回路 300以下のもの 0.2以上
300を超えるもの 0.4以上
制御回路 150以下のもの 0.1以上
信号回路 150を超え 0.2以上
300以下のもの
g) 感知器連動機構の連動制御器は,随時監視ができる位置に取り付けられ,蓄電池は負荷をかけた後も
作動電圧を維持している。
h) 危害防止用連動中継器の蓄電池は,負荷をかけた後も作動電圧を維持している。
i) 連動制御器及び危害防止用連動中継器の蓄電池は,有効期限内である。
5.3 作動の検査
作動の検査の方法は,目視及び測定による。判定基準は,次による。
a) 電動開閉機を使用する場合は,押しボタンスイッチの開ボタン又は閉ボタンの操作によって,シャッ
ターカーテンが確実に開閉作動する。
b) リミットスイッチが作動した場合,シャッターカーテンは上限及び下限の位置で自動的に停止する。
c) シャッターカーテンの開閉に際しては,シャッターカーテンが円滑に作動する。
――――― [JIS A 1313 pdf 6] ―――――
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d) 手動閉鎖装置の操作によって,シャッターカーテンが確実に全閉する。
e) 自動閉鎖装置は,熱感知器,煙感知器又は熱煙複合式感知器からの感知信号を受けた連動制御器の起
動指示によって,確実に作動し,シャッターカーテンを全閉鎖する。
f) 障害物感知装置(一般型)付きのシャッターは,押しボタンスイッチの閉ボタン操作によって,シャ
ッターカーテンが降下中に障害物感知装置(一般型)が作動したとき,シャッターカーテンは自動的
に停止するか,又はいったん停止した後に反転上昇して停止する。
g) 障害物感知装置(自動閉鎖型)付きのシャッターは,連動閉鎖機構によって,シャッターカーテンが
降下中に障害物感知装置(自動閉鎖型)が作動したとき,シャッターカーテンは自動的に停止し,障
害物除去後は再降下し,全閉する。
h) シャッター開閉時の平均速度は,表5による。
表5−シャッター開閉時の平均速度
開閉機能 シャッターの内のり高さ
2 m未満 2 m以上4 m以下
電動開閉 1.76 m/min 1.66.5 m/min
(1035.3 s/m) (9.237.5 s/m)
自重降下 2.06.9 m/min 2.18 m/min
(8.730 s/m) (7.528.6 s/m)
i) シャッターを手動操作で巻上げる場合には,操作方法がハンドル式では,回転力が80 N以下,また,
チェーン式では引下げ力が150 N以下とする。測定にはプッシュプルスケール,ばねばかりなどを使
用する。
なお,この検査は,シャッターカーテンを床面から200 mmの位置で停止させ,そのときのハンド
ル回転力又はチェーンの引下げ力を測定する。
6 検査の記録
検査の結果は,次によって記録する。
a) 箇条5の検査方法によって検査した結果は,記録にして保管し,又は報告に用いる。
b) 取付け建築物又は工作物の名称及び所在地,しゅん(竣)工年月,検査年月,検査員氏名,製作会社
名,検査事項に対する異常の有無及び処置の状態を記録する。
――――― [JIS A 1313 pdf 7] ―――――
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附属書A
(参考)
温度ヒューズ装置の検査
温度ヒューズ装置と連動して自動的に閉鎖するシャッターの検査は,温度ヒューズが天井の室内に面す
る部分又は枠の上部で熱を有効に感知できる場所において,断熱性をもつ不燃材料から露出して堅固に取
り付けられていることを確認する。また,開閉機とヒューズ装置とを連動するためのワイヤロープは腐食
がなく,可動に支障なく取り付けられていることを確認する。
注記 防火シャッターに設置してある温度ヒューズ装置は,火災時の温度ヒューズの作動によって強
制的にシャッター開閉機のブレーキを解放し続けるため,シャッターの降下ライン上に人など
がいても停止することができない構造であり,現在は使用されていないのが実状である。その
ため,温度ヒューズ装置に関する記載内容をこの規格から削除した。
なお,既設シャッターにおいて,温度ヒューズ装置が設置されている場合は,旧規格のJIS A
1313:2003に従い,検査する。
――――― [JIS A 1313 pdf 8] ―――――
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附属書B
(参考)
技術上重要な改正に関する新旧対照表
現行規格(JIS A 1313:2015) 旧規格(JIS A 1313:2003) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
2 引用規格 JIS A 4705を追加 2. 引用規格 JIS A 4705の内容が引用されているため。
3 用語及び定義 用語及び定義を追記 − − JIS Z 8301に合わせて用語及び定義の箇条を設け
た。
4 検査項目 表1 3. 検査項目 a),b),付表1 しゅん(竣)工検査の項目と定期検査の項目との違
しゅん(竣)工検査及び定期検査の いを明確に表現した。
項目を追加
5 検査方法及び 4. 検査方法及び 検査方法及び判断基準を分かりやすく表現した。
判定基準 判定基準
5.2.3 開閉機構 4.2.3 開閉機構
i) として“連動制御器及び危害防止 連動制御器及び危害防止用連動中継器に使用される
及び天井内部に 用連動中継器の蓄電池は,有効期限
及び天井内部の 蓄電池は,寿命があるため追記した。
設置したシャッ 内である。”を追加 検査
ター部品の検査
5.3 作動の検査 h),表5 4.3 作動の検査 h),表4 平均速度の規定値がJIS A 4705において変更された
平均速度の規定値を変更した。 ため。
附属書A 附属書Aを追加 4.2.3 開閉機構 − 温度ヒューズ装置は,現在使用されていないのが実
温度ヒューズ装 及び天井内部の 状であり,JIS A 4705から削除されたため,この規
置の検査 検査 格においても削除した。
d) 温度ヒュー 既設シャッターにおいて温度ヒューズ装置が設置さ
ズ装置 れている場合は,旧規格に従い検査することとした
ため,その内容を附属書Aに示した。
A1 313 : 2
0 15
2
JIS A 1313:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.220 : 火災に対する防御 > 13.220.20 : 防火
JIS A 1313:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA4705:2015
- 重量シャッター構成部材
- JISA4705:2020
- 重量シャッター構成部材
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計