JIS A 8320:2001 土工機械―機械全体,作業装置及び構成部品の質量測定方法 | ページ 2

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A 8320 : 2001 (ISO 6016 : 1998)
5.4.3 測定結果 測定結果は,台板,ナイフエッジ又は鋼索の質量を差し引かなければならない。最終結
果は,3回の連続した測定値の算術平均として算出する。
通常,計量台のプラットフォームと周辺地面の水平にわずかの差があるため,又は測定器具の精度の制
約のため,前後又は左右の質量の合計が運転質量と等しくならない。したがって,
a) ホイール式機械の全体の質量を決定するためには,前後の質量の合計を用いることが望ましい。
b) クローラ式機械の全体の質量を決定するためには,左側及び右側質量の合計を用いることが望ましい。
5.5 エクイップメント,アタッチメント又は構成部品の質量の決定 エクイップメント,アタッチメン
ト又は構成部品の質量を決定するためには,どちらの方法を使ってもよいが,単純測定方法を用いること
が望ましい。この目的のため,エクイップメント又は構成部品の質量及び寸法に応じて5.2に示す測定器
具を使用してもよい。
6. 測定結果の報告 試験報告には,少なくとも次の事項が含まれていなければならない。
a) 測定された機械
1) 製造業者名
2) 形式
3) モデル名
4) IN又は製造番号
5) 測定時の機械とその装備状態(装着されたエクイップメント/アタッチメント,構成部品,カウン
タウェイト,工具,予備品,タイヤ空気圧など)についての記述
6) 測定場所及び測定日
7) 測定責任者
b) 使用した測定器具及び測定方法 使用した計量器具及び測定方法についての記述
c) 結果
1) 機械の運転質量を表1によって記録する。
2) 機械の指定した状態におけるその他の質量も同様の要領で記録する。
表1 質量測定記録表
単位kg
測定位置 測定値 平均値
1 2 3
前車軸
中間軸
後車軸
合計
又は左側
右側
合計

――――― [JIS A 8320 pdf 6] ―――――

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図2 計量台
図3 計量台又は圧力式ロードセル
図4 クレーンフック及び引張式ロードセル
図5 計量台又は圧力式ロードセル−軸質量測定

――――― [JIS A 8320 pdf 7] ―――――

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図6 計量台又は圧力式ロードセル−片側質量測定
図7 クレーンフック及び引張式ロードセルによる機械の前又は後質量の測定

――――― [JIS A 8320 pdf 8] ―――――

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A 8320 : 2001 (ISO 6016 : 1998)
図8 クレーンフック及び引張式ロードセルによる機械の片側質量の測定

――――― [JIS A 8320 pdf 9] ―――――

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A 8320 : 2001 (ISO 6016 : 1998)
附属書A(参考) 引張式ロードセルによる測定方法
引張式ロードセルの使用はすすめられないが(5.4.1参照),適用する場合は,その方法は次による。
機械の前又は後の質量を測定する場合には,ロードセルのつり下げ点は与えられた前又は後車軸と機械
全体の長手方向の主軸[図7a)及び図7b)参照][JIS A 8411-1(土工機械−寸法及び記号の定義−第1部 :
本体)及びJIS A 8411-2(土工機械−寸法及び記号の定義−第2部 : 作業装置)参照]によって決定され
る垂直平面との交線上に正確におく。
機械の片側の質量を測定する場合には,ロードセルのつり下げ点は,各左側又は右側ホイール又はクロ
ーラの長手方向軸と機械全体の横方向の主軸[図8a)及び図8b)参照]によって決定される垂直面との交線
上に置く。
以上,いずれの場合にも機械は水平位置に保つ。
建設機械JIS原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) ○ 大 橋 秀 夫 学識経験者
(委員) 藤 田 昌 宏 通商産業省機械情報産業局
○ 八 田 勲 通商産業省工業技術院標準部
平 野 良 雄 労働省労働基準局建設安全対策室
成 田 秀 志 建設省建設経済局建設機械課
村 松 敏 光 建設省土木研究所材料施工部
○ 橋 本 進 財団法人日本規格協会技術部
○ 杉 山 庸 夫 学識経験者
○ 藤 本 義 二 学識経験者
三 浦 甫 静岡理工科大学知能情報学科
西ケ谷 忠 明 社団法人日本建設機械化協会建設機械化研究所
小 田 征 宏 鹿島建設株式会社建設総事業本部機械部
桑 原 資 孝 西松建設株式会社施工部機材部
青 山 俊 行 日本鋪道株式会社工務部
高 場 常 喜 株式会社熊谷組土木本部施工設備部
青 木 義 清 株式会社エスシー・マシナリ
腰 越 勝 輝 大成建設株式会社安全・機材本部機械部
○ 本 橋 豊 住友建機株式会社設計開発室
○ 徳 永 薫 株式会社小松製作所建機事業本部
○ 福 地 真理夫 新キャタピラー三菱株式会社相模事業所技術部
○ 山 地 一 孝 油谷重工株式会社技術部
○ 定 免 克 昌 MHIさがみハイテック株式会社
○ 渡 辺 正 日立建機株式会社品質保証本部
(事務局) ○ 川 合 雄 二 社団法人日本建設機械化協会
○ 西 脇 徹 郎 社団法人日本建設機械化協会
備考 ○印は,小委員会委員を兼ねる。
(文責 大橋 秀夫)

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  • ISO 6016:1998(IDT)

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