JIS A 8330-2:2004 土工機械―運転室内環境―第2部:空気ろ過試験 | ページ 2

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A 8330-2 : 2004
単位 mm
図 3 粉じん射出器

5. 試験条件

5.1   試験ダストは,表1に規定する成分とする。また,表2及び表3に規定する粒度分布をもつもので
なければならない。
すべての稼動条件を代表する一つの試験粉じんの粒度分布及び濃度を選択することは困難なので,試験
に用いる粉じんの濃度は,細粒,微粒ともに1 g/m3とする。
備考 1 g/m3の濃度は,一般的にはゼロ視界条件とされる。
表 1 試験粉じんの化学成分
化学成分 量
% (m/m)
SiO2 6769
Fe2O3 35
Al2O3 1517
CaO 24
MgO 0.51.5
全アルカリ成分 : 3 %(m/m)5%(m/m)
強熱減量 : 2 %(m/m)3 %(m/m)

――――― [JIS A 8330-2 pdf 6] ―――――

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A 8330-2 : 2004
表 2 粒度分布(体積)
径 精級 粗級
μm 最大 %(V/V) 最大 %(V/V)
≦ 5.5 38 ± 3 13 ± 3
≦ 11 54± 3 24± 3
≦ 22 71± 3 37± 3
≦ 44 89± 3 56± 3
≦ 88 97± 3 84± 3
≦ 125 100 100
表 3 粒度分布(質量)
径d 精級 粗級
μm %(m/m) %(m/m)
0 5 10 20 40 805.2 基準フィルタの前面風速は,フィルタを元の状態に保つため50 m/minを超えてはならない。
5.3 基準フィルタの質量は,105 ℃±5 ℃の換気恒温槽で質量を十分安定させた後,0.01 g単位で測定す
る。もし状態の安定判断ができなければ,フィルタを少なくとも4時間恒温槽に入れておく。
5.4 すべての試験は,フィルタに入る空気温度24±8℃,相対湿度50±15 %の条件で実施される。
備考 大気条件が試験結果に影響するため,同じ用途に設計されたフィルタの比較試験をするときは,
温度と湿度をできるだけ狭い条件範囲で実施する。
5.5 すべての風量測定では,25 ℃,100 kPaの標準条件にて校正する。
5.6 粉じん混合室の入口に入ってくる空気の速度は,絞り板の入口の間で,測定した風量に基づき,そ
の風量を対象面積で除した値に等しいとして算出する。速度は,少なくとも6 m/sとする(図1参照)。
5.7 通気抵抗試験は,定格風量の80 %,100 %,120 %の少なくとも3点で,図1に示した試験装置を用
いて実施する。供試品は少なくとも30分その試験室で同じ温度,湿度の条件にさらしておく。
5.8 ろ過効率Eは,百分率で次のように計算する。
mf
E 100
mf mA
ここに, mf : 試験を通してフィルタの増加した質量
mA : 基準フィルタの増加質量
上記の式の代替として,次の式を用いてもよい。
md mA
EA 100
md
ここに, EA : 代替式を用いて求めたろ過効率
md : 供給されたダストの質量

――――― [JIS A 8330-2 pdf 7] ―――――

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A 8330-2 : 2004

6. 要求性能

 要求性能は,受渡当事者間の協定による。認定試験の様式については,附属書Aを参照す
るものとする。

――――― [JIS A 8330-2 pdf 8] ―――――

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A 8330-2 : 2004
附属書A(参考)パネル式エアフィルタのJIS A 8330-2に準じた認定試験
様式の例
この附属書(参考)は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
パネル式エアフィルタのJIS A 8330-2に準じた認定試験様式の例
試験流量 : m3/min
初期圧力損失 : Pa
粉じん濃度(5.1参照) : g/m3
粉じんの種類 : 精級/粗級
圧力損失 Paに達するまでの粉じん最低必要量 : g
上記の圧力損失でのフィルタエレメントの最低効率 : %
圧力損失 125 Paでのフィルタエレメントの最低効率,初期効率 : %
試験室条件
試験前 試験後
温度 ℃ ℃
相対湿度 % %
気圧 kPa kPa

――――― [JIS A 8330-2 pdf 9] ―――――

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A 8330-2 : 2004
A8
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附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
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2 : 2004
JIS A 8330-2 : 2004 土工機械−運転室内環境−第2部 : 空気ろ過試験 ISO 10263-2 : 1994,Earth-moving machinery − Operator enclosure environment
− Part 2: Air filter test
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理由
(IV) ISと国際規格との技術的差異
規格番号 の項目ごとの評価及びその内容 及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1.適用範 運転室内に取り入れられ 1 JISに同じ IDT − −
囲 る空気のろ過に使用する
パネル式フィルタの試験
方法について規定
2.引用規 JIS A 8330-1 2 ISO 10263-1 IDT − −
格 JIS D 1612 ISO 5011
3.定義 主な用語を定義 3 JISに同じ IDT − −
4.試験装 試験装置を記載 4 JISに同じ IDT − −
置及び機

4.1 4.1 JISに同じ IDT − −
4.2 4.2 JISに同じ IDT − −
4.3 4.3 JISに同じ IDT − −

――――― [JIS A 8330-2 pdf 10] ―――――

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JIS A 8330-2:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10263-2:1994(MOD)

JIS A 8330-2:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 8330-2:2004の関連規格と引用規格一覧