JIS A 8333-2:2005 土工機械―後写鏡及び補助ミラーの視野―第2部:性能基準

JIS A 8333-2:2005 規格概要

この規格 A8333-2は、土工機械に取付けられた後写鏡及び補助ミラーの視野に関する性能基準について規定。公道及び公道外で使用する,JIS A 8308に定義する運転員が着陸した自走式の車輪式及び履帯式土工機械に適用。

JISA8333-2 規格全文情報

規格番号
JIS A8333-2 
規格名称
土工機械―後写鏡及び補助ミラーの視野―第2部 : 性能基準
規格名称英語訳
Earth-moving machinery -- Field of vision of surveillance and rear-view mirrors -- Part 2:Performance criteria
制定年月日
2005年3月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 14401-2:2004(MOD)
国際規格分類

ICS

53.040.30, 53.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
土木 II 2020
改訂:履歴
2005-03-20 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS A 8333-2:2005 PDF [14]
                                                                                  A 8333-2 : 2005

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本建設機械化協会(JCMA)/財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 14401-2:2004,Earth-moving
machinery−Field of vision of surveillance and rear-view mirrors−Part 2: Performance criteriaを基礎として用い
た。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS A 8333-2には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)後写鏡及び補助ミラー―地表における視野
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS A 8333の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS A 8333-1 第1部 : 試験方法
JIS A 8333-2 第2部 : 性能基準

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 8333-2 pdf 1] ―――――

A 8333-2 : 2005

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 視野の等級・・・・[2]
  •  5. 要求事項・・・・[2]
  •  5.1 一般・・・・[2]
  •  5.2 位置・・・・[2]
  •  5.3 調節・・・・[2]
  •  5.4 間接視野・・・・[2]
  •  5.5 障害物・・・・[3]
  •  附属書A(規定)後写鏡及び補助ミラー―地表における視野・・・・[9]
  •  附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[10]

――――― [JIS A 8333-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                              JIS
A 8333-2 : 2005

土工機械―後写鏡及び補助ミラーの視野―第2部 : 性能基準

Earth-moving machinery-Field of vision of surveillance and rear-view mirrors-Part 2: Performance criteria

序文

 この規格は,2004年に第1版として発行されたISO 14401-2,Earth-moving machinery−Field of vision
of surveillance and rear-view mirrors−Part 2: Performance criteriaを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書1(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,土工機械(以下,機械という。)に取り付けられた後写鏡及び補助ミラーの視
野に関する性能基準について規定する。この規格は,公道及び公道外で使用する,JIS A 8308に定義する
運転員が着座した自走式の車輪式及び履帯式土工機械に適用できる。
備考 公道上を走行する機械には我が国の規制を追加適用してもよい。
この規格は,JIS A 8308に定義する次に掲げる機械には適用しない。
− 手押し式(ハンドガイド式)機械
− 運転質量(JIS A 8320参照)50 000 kg以上のショベル系掘削機
− パイプレーヤ
− スキッドステアローダ
− ミニ不整地運搬車
− ミニ締固め機械
− トレンチャ
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 14401-2:2004,Earth-moving machinery−Field of vision of surveillance and rear-view mirrors−
Part 2: Performance criteria (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8308 土工機械―基本機種―用語
備考 ISO 6165 Earth-moving machinery−Basic types−Vocabularyが,この規格と一致している。
JIS A 8311 土工機械―運転席の視界測定方法とその評価基準

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2
A 8333-2 : 2005
備考 ISO 5006-1 Earth-moving machinery−Operator's field of view−Part 1: Test method からの引用
事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS A 8320 土工機械―機械全体,作業装置及び構成部品の質量測定方法
備考 ISO 6016 Earth-moving machinery−Methods of measuring the masses of whole machines,their
equipment and components が,この規格と一致している。
JIS A 8333-1 土工機械―後写鏡及び補助ミラーの視野―第1部 : 試験方法
備考 ISO 14401-1 Earth-moving machinery−Field of vision of surveillance and rear-view mirrors−
Part 1: Test methodsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS A 8333-1によるほか,次による。
3.1 測定位置 (measuring locations) 視野を測定する位置。
備考 視野の等級に関しては,4.参照。

4. 視野の等級

  等級 A (class A) : 5.4.2に規定する。図1による地表面での視野。
等級 B (class B) : 5.4.3に規定する。図2による地表面での視野。
等級 C (class C) : 5.4.4に規定する。図3による地表面での視野。
等級 D (class D) : 5.4.5に規定する。図4による地表面での視野。
等級 E (class E) : 5.4.6に規定する。図5による地表面での視野。

5. 要求事項

5.1 一般

 鏡及びその取付けは,次の要求事項に適合しなければならない。
a) 土工機械に備える鏡は,図1図5によって,表A.1の要求事項を満足しなければならない。
b) 鏡は,動かないように,又は過度に振動しないように取り付けなければならない。
c) 運転員が,機械の後端,左側及び右側の部分又は一部を鏡で見ることができなければならない。

5.2 位置

 鏡の位置は,次の要求事項に適合しなければならない。
a) 外装後写鏡は,ワイパでぬぐい取られる風防ガラス又は側面窓を通して見ることができなければなら
ない。
b) 後写鏡は,5.4に規定する視野を得るために必要な幅を超えて,機械の外輪郭線から横方向に突出して
はならない。
c) 外装後写鏡の下端部が地上高2.0 m未満の場合,外装後写鏡は機械の全幅から0.3 m以上突出しては
ならない。

5.3 調節

 鏡は,調節可能でなければならない。
a) 内装後写鏡は,運転員が調節できるものでなければならない。
b) 外装鏡は,地上,機械に装着されたステップ,足場,補助足場又は作業表面のいずれかから,調節で
きなければならない。運転中,鏡の位置は調節機構によって保持されなければならない。折り畳み式
鏡は,折り畳んだ状態から元に戻したときに,再調節が不要でなければならない。

5.4 間接視野

5.4.1  一般 視野は,機械をJIS A 8333-1に規定するように設置して,測定しなければならない。
表A.1に規定する性能基準に対する適合性を評価するためには,図1図5に規定する測定位置だけで

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A 8333-2 : 2005
の測定が必要である。
5.4.2 視野等級 A 地表面での視野は,機械の後端部から30 m後方に,縦中心垂直面を中心にして,最
小10 m幅の平たんな水平地面を,運転員が鏡で視認できるものでなければならない(図1参照)。
5.4.3 視野等級 B 視野は,機械の右側及び左側に,機械の縦方向軸に平行で,機械全幅の最外部を通
る平面によって区画される水平部を,運転員が鏡で視認できるものでなければならない。この平面は,機
械の後端部の地上高1.0 mの地点から0.75 m幅で始まり,機械の後方30 mまで続き,この位置における
地表面での幅は3.5 mである(図2参照)。
5.4.4 視野等級 C 視野は,機械の右側及び左側に,機械の縦方向軸に平行で,機械全幅の最外部を通
る平面により区画される水平部を,運転員が鏡で視認できるものでなければならない。この平面は機械の
後端部の地上高1.0 mの地点から1.0 m幅で始まり,機械の後方30 mまで続き,この位置における地表面
での幅は7.5 mである(図3参照)。
5.4.5 油圧ショベル用の視野等級 D 運転場所の反対側,(走行姿勢の)機械前方の範囲に運転員の直接
視野がないときは,視野は,車輪又は履帯の高さで,車輪又は履帯の幅で,車輪又は履帯の前方1 mの限
定範囲を,運転員が視認できるものであるか,さもなければ試験報告書及び運転取扱説明書に直接視野が
ない旨を記述しなければならない(図4参照)。JIS A 8311に従って測定した運転員の直接視野が,上述の
範囲の85 %以上ある場合は,補助ミラーは要求されない。
5.4.6 ダンパ(重ダンプトラック及び不整地運搬車)用の視野等級 E 重ダンプトラックでは,地表面
での視野は,少なくとも,機械の左右の後輪の最外側接地点(半径100 mm以内)を,運転員が鏡で視認
できるものでなければならない[図.5 a)参照]。
履帯式不整地運搬車では,地表面での視野は,少なくとも,機械の左右の履帯の後端起動輪又は遊動輪
位置における最外側接地点(半径100 mm以内)を,運転員が鏡で視認できるものでなければならない[図
5 b)参照]。
5.4.7 鏡の数 内装鏡及び外装鏡を組み合わせて,5.4.2,5.4.3,5.4.4及び5.4.6に規定する視野を得るた
めに使用することができる。

5.5 障害物

5.5.1  視野等級Aの障害物 日よけ,後部窓ワイパ,ヒータ部品,排気管又はROPSなど障害物は,こ
れらすべての装置を総合して,前述の30 m後方試験線での5.4.2に規定する視野等級Aの視野幅の15 %
以上を遮へいしない場合は許容される。
備考 例えば,リッパのようなアタッチメント及びバックホウローダにおけるバックホウ部分の構造
物は,除く。
5.5.2 視野等級B及びCの障害物 タイヤ又はフェンダのような5.4.3及び5.4.4に規定する視野を制限
する障害物は,これらの装置による総視野遮へいが,機械後端部での前述の幅の20 %を超えない場合,及
び30 m試験ラインに投影しない場合は,許容される。手すりによる遮へいは,無視する。

――――― [JIS A 8333-2 pdf 5] ―――――

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