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A 8335 : 2017 (ISO 21507 : 2010)
この過負荷試験における試験圧力及び試験温度は,5.1.2に規定する転回試験にも適用する。
5.1.4 負圧試験
過少圧力又は過大圧力を防止する弁を備えていない場合は,負圧試験は,標準的なタンク接続部,注入
口及びキャップを備えた燃料タンクで実施しなければならない。タンク本体は,空とし,全ての接続部は
閉にしておくものとする。真空度は,徐々に増して,負のゲージ圧0.02 MPaとし,53 ℃±2 ℃で5時間放
置する。試験を行ったとき,タンクは,液漏れ及び亀裂を生じてはならない。ただし,永久変形を生じて
も差支えない。
5.1.5 衝撃試験
保護されていないタンク部分(4.1参照)は,衝撃試験を実施しなければならない。タンクを水とグリコ
ールとの混合液又はタンク材料の特性を変えないような氷点の低い液で公称容量まで満たし,貫通試験を
行う。試験中のタンクの温度は,−20 ℃±2 ℃とする。
振子式衝撃試験装置(図1参照)を試験に用いる。衝撃体は鋼製で,有効質量が15 kgあり,側面が正
三角形で底面が正方形である角すい(錐)で,頂点及び稜部に半径3 mmの丸みを付けたものとする。振
子による打撃の中心は,角すい(錐)の重心を通り,(振子の)回転中心軸からの距離は1 mとする。
M 振子
図1−代表的な衝撃試験装置
打撃中心での振子の総質量は15 kgとする。衝撃時の振子のエネルギーは30 Nmを下回ってはならず,
可能な限りこの値に近くなければならない。試験は,そのタンクにとって最も厳しい条件となるタンクの
保護されていない部分(4.1参照)を数箇所選んでそこをめがけて行わなければならない。製造業者は,タ
ンクの形状及び/又は車両への取付け方を考慮して,タンクの保護されていない部分の最も弱いと見られ
る試験箇所を決定し,試験報告書で明示しなければならない。
タンクは,衝撃試験時に衝撃と反対側の面を取付具によって固定しておかなければならない。試験の結
果として液漏れがあってはならない。衝撃試験は,単一のタンクで行っても,又は1か所ごとに別の燃料
タンクで行ってもよく,製造業者の選択とする。
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A 8335 : 2017 (ISO 21507 : 2010)
5.2 燃料透過性
5.2.1 一般
透過性試験は,試験条件がタンク完成品に対する試験条件(5.2.25.2.4)を再現していれば試験片を用
いて実施してもよい。
注記 石油系の燃料のタンクの透過性に関する既存の地域的な要求事項は,より規制が厳しいことが
あり,例えばthe California Code of Regulations, Article 1, Chapter 15, Division 3, Title 13, the US
Environmental Protection Agency (EPA) otice of proposed rulemaking (NPRM) 40, Code of Federal
Regulations (CFR), Parts 40, 60, 63, 85, 90, 1048, 1065及び1068がある。
5.2.2 試験燃料
透過性試験に使用する燃料は,そのタンクに対して製造業者が推奨する燃料とする。
5.2.3 条件設定
試験に先だって,タンクに試験燃料を公称容量の50 %まで入れ,その質量減少割合が一定になるまで,
40 ℃±2 ℃の温度で密閉しないで放置する。ただし,4週間を超えてはならない。
5.2.4 燃料の減少量
試験条件の準備が済んだら,次に,タンクを空にし再び試験燃料を公称容量の50 %まで入れ,密閉して
40 ℃±2 ℃の温度で14日間保存する。
タンク内の燃料の温度が試験温度に到達したとき,タンクの圧力が外気圧となるよう調整する。引き続
く試験期間の拡散による質量減少を測定する。
燃料減少の平均最大許容値は,試験期間24時間当たり満タンの50 %のときのタンク内面面積当たり20
g/m2とする。
5.3 耐火性
非金属製燃料タンクは,次のa) 又はb) に適合する材料で製作しなければならない。
a) IS D 1201によって試験を行ったとき,燃焼速度が50 mm/min未満のもの。
b) NECE R 34:2003のAnnex 5に規定する耐火性試験の要求事項に適合するもの。
5.4 耐熱性試験
5.4.1 試験用取付具
耐熱性試験に用いる取付具は,通気口の機能含め,タンクの実機への取付けと同様な状態となるもので
なければならない。
5.4.2 試験条件
タンクを温度20 ℃の水で公称容量の50 %まで満たした後,温度95 ℃±2 ℃の雰囲気内に1時間放置す
る。
5.4.3 性能基準
試験完了後に液漏れがあってはならない。また,接続部又は取付部が損傷又は破損するような著しい変
形が生じてはならない。
6 表示
タンクはJIS K 6999に基づく体系によって表示しなければならない。
JIS A 8335:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 21507:2010(IDT)
JIS A 8335:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 8335:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA8308:2003
- 土工機械―基本機種―用語
- JISA8315:2010
- 土工機械―運転員の身体寸法及び運転員周囲の最小空間
- JISD1201:1998
- 自動車,及び農林用のトラクタ・機械装置―内装材料の燃焼性試験方法
- JISK6999:2020
- プラスチック―プラスチック製品の識別及び表示