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B 2402-3 : 2013
オイルシールを機械加工したハウジング穴の肩部に突き当てる。
図2−オイルシールの取付け−底付きハウジング穴
取付けジグを軸の端面に突き当てる。
図3−オイルシールの取付け−貫通ハウジング穴
7.7 オイルシールをハウジング穴に逆向きに取り付ける場合を,図4のa) c)に示す。
オイルシールを,機械加工したハウジング穴の肩部に突き当てる。
a) 底付きハウジング穴の場合
図4−オイルシールをハウジング穴に逆向きに取り付ける場合の例
――――― [JIS B 2402-3 pdf 6] ―――――
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B 2402-3 : 2013
オイルシールを,機械加工したハウジング穴の肩部に突き当てる。
b) 底付きハウジング穴の場合
取付けジグを,ハウジング穴に直角に機械加工された穴の前面に突き当てる。
c) 貫通ハウジング穴の場合
図4−オイルシールをハウジング穴に逆向きに取り付ける場合の例(続き)
7.8 取付け中にシールリップが滑る面は,全て滑らかで,凹凸がないようにする。
7.9 シール部材がスプライン,キー溝又は穴の上を滑る場合には,シールリップの損傷を防ぐために特
殊な保護ジグを用いる(図5参照)。
この保護ジグにきずがあると,ジグ自体がシールリップを損傷させるので,ジグにはきずがあってはな
らない。アルミニウムのような柔らかい金属は,傷つきやすいので用いない。
図5−シールリップがスプライン,キー溝又は穴の上を滑る場合に用いる特殊な取付けジグ
――――― [JIS B 2402-3 pdf 7] ―――――
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B 2402-3 : 2013
7.10 プレスはめあいするベアリングなどの構成部品が,軸上のリップ当たり面を通過しなければならな
い構造の場合には,リップ当たり面の軸径を0.2 mm小さくする(図6参照)。
図6−プレスはめあいする構成部品が,軸上のリップ当たり面を通過する場合
7.11 外周ゴムオイルシールを使用する場合には,ハウジングへの圧入を容易にするために,適切な潤滑
油を外周部に塗布する。オイルシールのハウジングへの取付けは,スプリングバッグを防ぐために,オイ
ルシールを一定の速さ及び圧力で押し込み,底まで圧入することが望ましい。
7.12 オイルシールを低温(氷点下)で取り付ける場合には,オイルシールを50 ℃を超えない清浄で適切
な液体中に1015分間浸せきして,シールリップの柔軟性を回復させてから行うことが望ましい。
7.13 オイルシールを交換する場合には,新品のオイルシールを用いる。新品のオイルシールのリップ先
端が,前に使用した接触跡と重ならないように,スペーサを取り付けるか,シャフトブッシュ若しくはレ
ースリングを交換するか,又はオイルシールを圧入するハウジング穴の深さを変えることによって,リッ
プ先端を密封流体側に少しずらし,装着する(図7参照)。
図7−スペーサを用いてリップの接触跡をずらす例
――――― [JIS B 2402-3 pdf 8] ―――――
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B 2402-3 : 2013
附属書JA
(参考)
保護ジグを適用できない場合のオイルシールの取付け
オイルシールが装着された重いハウジングを組み込んだり,先端にスプラインが設けられていて保護ジ
グが使用できないような重い長い軸を組み込む場合などは,シールリップの一部に軸が強く当たったり,
きずを付けるおそれがあるので,正確にオイルシールの中心に軸を挿入できるように,図JA.1に示すガイ
ドを用いる。
図JA.1−ガイドを用いて長い軸を組み込む方法の例
――――― [JIS B 2402-3 pdf 9] ―――――
B2
2
附属書JB
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(参考)
2-
3 : 2
JISと対応国際規格との対比表
013
JIS B 2402-3: 2013 オイルシール−第3部 : 保管,取扱い及び取付け ISO 6194-3:2009 Rotary shaft lip-type seals incorporating elastomeric sealing
elements−Part 3: Storage, handling and installation
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条
国際規 ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条番 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 号 の評価
7.3 オイルシールのハ 7.3 JISとほぼ同じ 追加 欧米と違い,外周ゴムシールを多く
挿入性改善のために,オイル
ウジングへの挿入 シールの外周面に潤滑剤を 使用している日本において,オイル
性 塗布した場合の注意点を記 シールの外周面に潤滑剤を塗布した
載した。 場合,使用環境によっては抜け出す
危険があることを明記した。
7.10 プレスはめあいす 7.10 JISとほぼ同じ 変更 構成部品の具体的名称例を 具体的な例を挙げることで,より分
る構成部品 記載した。 かりやすくした。
7.57.13 各図 7.5 JISとほぼ同じ 変更 図面の形状及び配置だけが 技術的にはISO規格と同じで,文字
7.13 異なる。 及び図面の配置を一緒にして見やす
くした。
7.12 低温(氷点下)での 7.12 JISとほぼ同じ 変更 低温下ということばの意味を分かり
用語“低温下”を“低温(氷
オイルシールの取 点下)”に変更した。 やすくするため,表現の見直しを行
付け った。
附属書JA 保護ジグを適用で 追加 附属書として記載のあった シールリップに損傷を与える可能性
(参考) きない場合のオイ 項目を新たに附属書JAとし のある組付け環境に対応する手段と
ルシールの取付け て追加。 してJISに残す。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 6194-3:2009,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。
JIS B 2402-3:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6194-3:2009(MOD)
JIS B 2402-3:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.50 : シール
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.60 : ろ過器,シール及び流体の汚れ
JIS B 2402-3:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB2402-1:2013
- オイルシール―第1部:寸法及び公差
- JISB2402-2:2013
- オイルシール―第2部:用語