5
B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993)
8. 外周刃のマージン幅は,0.05mm以下とする。
9. ボディの剛性を損なわない程度に,使用上十分なチップポケットを設ける。
10. ストレートシャンクと首とは,滑らかにつながっていなければならない。
11. 寸法に括弧を付けたものはなるべく用いない。
12. 刃数は○印のあるものを対象とする。
附属書表3 J形エンドミルの形状・寸法(中心刃なし)
単位 mm
外径 D 刃数 Z シャンク径 d 全長 シャンク長 刃長 首径 センタ
基準寸法 許容差 4枚 6枚 基準寸法 許容差 h8 L ls l dn 穴呼び
0027
14 ±0.05 ○ − 16 .0
95 60 25 10.5 15.5 2
15 ○ − 11.5 15.5
16 ○ − 12 15.5
18 ○ − 20 0033 115 70 32 14 19.5 2.5
.0
20 ○ − 16 19.5
22 ○ − 18 19.5
24 ○ − 25 125 40 19.5 24.5
○ − 140 85
25 ○ − 125 70 20.5 24.5
○ − 140 85 23 24.5
28 ○ − 125 70
○ − 140 85
0039
30 ○ − 32 .0
150 50 25 31.5
32 ○ − 27 31.5
35 ○ − 30 31.5
38 ○ −
○ − 40 33 39.5
○ − (42) 33 41.5
40 ○ − 32 30 31.5
○ − 40 35 39.5
○ − (42) 35 41.5
45 ○ − 32 160 63 30 31.5
− ○ 40 35 39.5
− ○ (42) 35 41.5
50 − ○ 32 30 31.5
− ○ 40 35 39.5
− ○ (42) 35 41.5
備考1. 全長L及びシャンク長lsの許容差は,JIS B 0405に規定する粗級とする。
2. センタ穴は,JIS B 1011に規定する60°センタ穴B形又はC形とする。
3. 外周刃のねじれは右ねじれとし,ねじれ角は約30°とする。
4. コーナ部には,面取りを付けてもよい。
5. 底刃は,中低を付けるのがよい。
6. 外周刃のマージン幅は,0.05mm以下とする。
――――― [JIS B 4114 pdf 6] ―――――
6
B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993)
7. ボディの剛性を損なわない程度に,使用上十分なチップポケットを設ける。
8. ストレートシャンクと首とは,滑らかにつながっていなければならない。
9. 寸法に括弧を付けたものはなるべく用いない。
10. 刃数は○印のあるものを対象とする。
5. 品質
5.1 外観 J形エンドミルの外観は,6.2の試験を行ったとき,附属書表4による。
附属書表4 外観
区分 品質項目 条件
チップ部 きず,割れ 使用上,有害な欠点があってはならない。
刃先の仕上げ チップの切れ刃部分は,研削仕上げとする。
刀愀
表面粗さは,JIS B 0601に規定する0.40 1.6 勿 ‰
切れ刃に有害なだれ,刃こぼれがあってはならない。
ろう付けの状態 使用上,有害な割れ,ろう切れなどの欠点があってはならない。
ボデー部 きず,まくれ,割れ 使用上,有害な欠点があってはならない。
仕上げ ストレートシャンク部は適当な逃げ部を除いて研削仕上げと
刀愀
し,表面粗さは,JIS B 0601に規定する0.80 3.2 刀 ‰
する。
5.2 振れ J形エンドミルの刃部の振れは,6.3の試験を行ったとき,附属書表5による。
附属書表5 刃部の振れ公差
備考 図示方法は,JIS B 0021による。
単位 mm
項目 公差
外周刃の振れの公差tr 0.032
底刃の振れの公差ta 0.040
――――― [JIS B 4114 pdf 7] ―――――
7
B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993)
6. 試験方法
6.1 形状・寸法 J形エンドミルの形状及び寸法は附属書表6に示す方法で測定する。
附属書表6 形状及び寸法の測定方法
番号 項目 測定方法 測定方法図 測定器具
1 外径 D a) 全数刃が2,4又は6枚の JIS B 7502に規定するマ
場合,対向する外周刃間の イクロメータ
距離をマイクロメータな
どで測定する。
b) 3枚刃の場合,3点マイク
ロメータなどで測定する。
2 シャンク径 d マイクロメータで測定する。 JIS B 7502に規定するマ
イクロメータ
3 全長 L ハイトゲージ,ノギスなどで測 JIS B 7517に規定するハ
定する。 イトゲージ
JIS B 7507に規定するノ
ギス
4 シャンク長 ls ハイトゲージ,ノギスなどで測 JIS B 7517に規定するハ
定する。 イトゲージ
JIS B 7507に規定するノ
ギス
5 底刃の中低 精密定盤上にVブロックを載 JIS B 7513に規定する精
せ,Vブロック上にエンドミル 密定盤
のシャンク部を載せて,コーナ JIS B 7526に規定する2
部が最下点になるように保持 級の直角定規
し,定盤上に直角定規を置いて JIS B 7540に規定する1
コーナ部に軽く当て,底刃にす 級のVブロック
き間があることを確認する。
6 測定顕微鏡などで測定する。
外周刃のマージン JIS B 7153に規定する測
tm 定顕微鏡
7 中心刃 中心刃(センタカット刃ともい JIS B 7507に規定するノ
う。)の有効長さをノギスなど ギス
で測定する。
6.2 外観 J形エンドミルの外観は,附属書表7に示す方法で測定する。
附属書表7 外観の測定方法
番号 項目 測定方法 測定器具
1 チップ部 きず,割れ 目視又は拡大鏡によっ 10倍程度の拡大鏡
て観察する。
2 刃先の仕上げ 粗さ標準片との比較に JIS B 0659に規定する比
よって観察する。 較用表面粗さ標準片
3 ろう付けの状態 目視又は拡大鏡によっ 10倍程度の拡大鏡
て観察する。
4 ボデー部 きず,まくれ,割れ 目視又は拡大鏡によっ 10倍程度の拡大鏡
て観察する。
5 仕上げ 粗さ標準片との比較に JIS B 0659に規定する比
よって観察する。 較用表面粗さ標準片
――――― [JIS B 4114 pdf 8] ―――――
8
B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993)
6.3 振れ J形エンドミルの刃部の振れは,附属書図1のように精密定盤に置いたVブロック上にエン
ドミルのシャンク部を載せ,固定板とエンドミルセンタ穴との間に鋼球を入れ,鋼球を押し付けるように
しながらエンドミルのシャンクを静かに回転させ,外周刃及び底刃にほぼ直角にダイヤルゲージを当て,
各刃におけるダイヤルゲージの値を読み取り,その最大値と最小値の差を求めることによって測定する。
備考1. 精密定盤は,JIS B 7513に規定する1級とする。
2. ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定する目量0.001mmのものとする。
3. Vブロックは,JIS B 7540に規定する1級とする。
4. 鋼球は,JIS B 1501に規定する等級20とする。
附属書図1 刃部の振れの測定方法
7. 検査 J形エンドミルの検査は,形状・寸法,外観及び振れについて行い,それぞれ4.,5.1及び5.2
の記述に適合しなければならない。
8. 製品の呼び方 J形エンドミルの呼び方は,規格名称と刃数Zとを組み合わせたもの,記号J,外径
D,シャンク径d,材料記号(1),及び使用分類記号(2)による。
なお,使用分類記号には,材種記号(3)を追加してもよい。
例 超硬質合金ろう付けストレートシャンク2枚刃エンドミル J 10×12 HW-K10
注(1) IS B 4053に規定する材料を表す記号をいう。ただし,超硬合金を表す記号HWを省略しても
よい。
(2) IS B 4053に規定する使用分類記号をいう。
(3) 材料の使用業者が定めた材種記号をいう。
9. 表示
9.1 製品の表示 J形エンドミルには次の事項を容易に消えない方法で表示する。
a) 記号J
b) 外径D
c) 使用分類記号(2)又は材種記号(3)
d) 製造業者名又はその略号
9.2 包装の表示 J形エンドミルの包装には,名称及び9.1に記述する事柄を明記する。
――――― [JIS B 4114 pdf 9] ―――――
9
B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993)
超硬工具JIS原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 竹 山 秀 彦 東京農工大学名誉教授
村 田 良 司 東京理科大学
佐 藤 素 技術士
中 島 誠 通商産業省機械情報産業局
本 間 清 工業技術院標準部
橋 本 繁 晴 財団法人日本規格協会技術部
手 取 正 輝 いすゞ自動車株式会社川崎工場
吉 村 博 仁 トヨタ自動車株式会社第一生技部
向 井 稔 オークマ株式会社製造部
岡 安 英 雄 社団法人日本工作機械工業会
上 垣 健 一 三菱電機株式会社系統変電・交通システム事業所
安 武 昭 彦 社団法人日本工作機器工業会
羽 山 隆 貫 日本工具工業会
嶋 野 高 正 三菱マテリアル株式会社技術開発センター
藤 本 勝 廣 ダイジェット工業株式会社技術部
矢 野 幸 平 日立ツール株式会社技術本部
高 木 伸 興 京セラ株式会社機械工具事業部
絹 川 達 治 日本特殊陶業株式会社機械工具事業部
吉 田 裕 三 東芝タンガロイ株式会社技術本部
福 田 雅 秀 冨士ダイス株式会社生産本部
御 園 一 郎 超硬工具協会
木 村 良 彦 三菱マテリアル株式会社加工事業本部超硬製品部
宇和川 成 人 マコトロイ工業株式会社工具部
沖 野 捷 男 東京タングステン株式会社粉末製品事業部
前 田 淳 住友電気工業株式会社粉末合金事業部開発部
(事務局) 関 口 紳一郎 超硬工具協会
超硬工具JIS原案作成分科会 構成表
氏名 所属
(主査) 嶋 野 高 正 三菱マテリアル株式会社技術開発センター
藤 本 勝 廣 ダイジェット工業株式会社技術部
福 田 雅 秀 冨士ダイス株式会社生産本部
矢 野 幸 平 日立ツール株式会社技術本部
高 木 伸 興 京セラ株式会社機械工具事業部
宇和川 成 人 マコトロイ工業株式会社工具部
木 村 良 彦 三菱マテリアル株式会社加工事業本部超硬製品部
絹 川 達 治 日本特殊陶業株式会社機械工具事業部
吉 田 裕 三 東芝タンガロイ株式会社技術本部
前 田 淳 住友電気工業株式会社粉末合金事業部開発部
沖 野 捷 男 東京タングステン株式会社粉末製品事業部
御 園 一 郎 超硬工具協会
(事務局) 関 口 紳一郎 超硬工具協会
JIS B 4114:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10145-1:1993(IDT)
JIS B 4114:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 4114:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB4005:1998
- フライス用ストレートシャンク部―形状・寸法