JIS B 4127-11:2018 刃先交換チップ用カートリッジ―Aタイプの形状・寸法―第11部:切れ刃の形状記号W | ページ 2

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B 4127-11 : 2018
表1−カートリッジの形状及び寸法(80°ひし形及び正三角形)
単位 mm
呼び記号a) h1 l4 a b d1 b) 2 c) f h2 l1 l2 l3 t 締付け
(約) 0 最小 0 0 最小 ねじ
±0.08 −0.2 H13 −0.08 −0.2 ±0.13
SCWPR06CA−05 6 5.6 2.6 6 20 4 12 8 8.5 21 16 4.5 3.5 M3.5
SCWPL06CA−05
SCWCR08CA−06 8 6.4 3 8 25 4.5 17 10 11 28 21.5 6 4.5 M4
SCWCL08CA−06
STWCR08CA−09 8 9.6 4.3 8 25 4.5 17 10 11 28 21.5 6 4.5 M4
STWCL08CA−09
STWCR10CA−11 10 11 5 11 40 7 20 14 15 44 26 8 5 M6
STWCL10CA−11
CTWPR12CA−11 12 11 5 16 50 7 20 20 20 47 26 8 6 M6
CTWPL12CA−11
PTWCR12CA−16 12 16.5 7.2 16 50 7 20 20 20 47 26 8 6 M6
PTWCL12CA−16
STWPR12CA−16
STWPL12CA−16
CTWPR16CA−16 16 16.5 7.2 20 60 9 25 25 25 53 32.5 8 − M8
CTWPL16CA−16
PTWNR16CA−16
PTWNL16CA−16
STWCR16CA−16
STWCL16CA−16
PTWNR20CA−22 20 22 10 20 70 9 30 25 30 60 37.5 10 − M8
PTWNL20CA−22
PTWNR25CA−27 25 27.5 12.2 25 100 11 30 32 35 87 59 10 − M10
PTWNL25CA−27
注a) ピンロック式にクランプ駒を追加して,二重クランプ式にすることができる(記号PをMに置き換える。)。
b) 最小加工径。
c) 取付け穴は,製造業者によって長穴にすることができる。

4 定義及び表記

  この規格に適合するカートリッジに対し,次のように定義及び表記する。
a) 刃先交換チップ用カートリッジと呼ぶ。
b) IS B 4127-11と表記する。
c) チップのクランプ方式の記号は,JIS B 4125による。
d) チップの形状記号は,JIS B 4120による。
e) 切れ刃の形状記号は,JIS B 4125による。
f) チップの逃げ角記号は,JIS B 4120による。
g) カートリッジの勝手は,JIS B 4125による。
h) 刃先の高さ(カートリッジのシャンクの高さ及び切れ刃の高さ)記号は,JIS B 4125による。
i) ホルダ及びカートリッジの幅記号は,JIS B 4125による。
j) 工具全長記号は,JIS B 4125による。

――――― [JIS B 4127-11 pdf 6] ―――――

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k) チップの切れ刃長さ又は内接円記号は,JIS B 4120による。
例 スクリュオン式(S),チップの形状記号T(T),切れ刃の形状記号W(W),チップの逃げ角7°
(C),右勝手のカートリッジ(R),刃先の高さh1=12 mm(12),Aタイプカートリッジ(CA),
工具全長l1=47 mm(−)及び切れ刃の長さl4=16.5 mm(16)のカートリッジは,次のように表
記する。
カートリッジJIS B 4127-11-STWCR 12CA−16

5 材料

  カートリッジの材料については,引張強さ1 200 MPa以上の鋼材が望ましい。

6 設計

6.1 クランプ方式

  最初の文字記号は,チップのクランプ方式で,次による。
a) チップの逃げ角αn=7°をもつカートリッジ(4番目の文字記号は,チップの逃げ角記号Cである。)
− スクリュオン式の文字記号はSである。例えば,SCWCR。
b) チップの逃げ角αn=11°をもつカートリッジ(4番目の文字記号は,チップの逃げ角記号Pである。)
− クランプオン式の文字記号はCである。例えば,CTWPR。
− スクリュオン式の文字記号はSである。例えば,SCWPR。
c) チップの逃げ角αn=0°をもつカートリッジ(4番目の文字記号は,チップの逃げ角記号Nである。)
− ピンロック式の文字記号はPである。例えば,PTWNR。

6.2 コーナ半径rε

  この規格に適合するそれぞれのカートリッジは,表1に示す切れ刃の長さl4のチップを装着することが
できる。ただし,その切れ刃は任意のコーナ半径をもつことができる。
表1で示したfの値は,表2に示すコーナ半径rεのチップを用いるカートリッジに適用する。
表2に定義した以外のコーナ半径のチップを用いるカートリッジに対しては,fの値はJIS B 4127-1によ
って決定する。
h1及びfの許容差は,マスタチップ及びマスタ敷板を用いた測定値に適用する。
表2−切れ刃の長さl4及びコーナ半径rε
単位 mm
l4 rεa)
C b) T b)
5.6 − 0.4
6.4 −
− 9.6
− 11
− 16.5 0.8
− 22
− 27.5 1.2
注a) コーナ半径rεは,呼び値を示しているが,実際はインチ系の値から換算したrε=0.397 mm,
rε=0.794 mm及びrε=1.191 mmを用いる。
b) IS B 4120によるチップの形状記号で,“C”はひし形(80°),“T”は正三角形を表す。

――――― [JIS B 4127-11 pdf 7] ―――――

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6.3 調整ねじ

  カートリッジを,f方向に調整する調整ねじの装着は,製造業者の裁量による。

7 製品の範囲

  カートリッジは,チップを除き,クランプ装置と調整ねじとを装着し出荷する。

8 表示

  カートリッジには,その呼び記号,及び製造業者名又は商標を表示する。製造業者による説明などの追
加の表示については,製造業者の裁量による。
参考文献 JIS B 0107 バイト用語
JIS B 0170 切削工具用語(基本)
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
ISO/TS 13399-2,Cutting tool data representation and exchange−Part 2: Reference dictionary for the
cutting items
ISO/TS 13399-3,Cutting tool data representation and exchange−Part 3: Reference dictionary for tool
items

――――― [JIS B 4127-11 pdf 8] ―――――

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附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
ISO 5611-11:2015,Cartridges, type A, for indexable inserts−Part 11: Style W
JIS B 4127-11:2018 刃先交換チップ用カートリッジ−Aタイプの形状・寸法−第
11部 : 切れ刃の形状記号W
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際規 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
3 寸法 寸法の一般事項を 3 JISにほぼ同じ。 追加 JISは,80°コーナチップの図を追利用者の利便性を図った。
規定 加した。
8 表示 表示について規定 8 JISにほぼ同じ。 変更 対応国際規格に示す事項を削除し 我が国の事情によるが,今後一致
た。 に向けて検討する。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 5611-11:2015,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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JIS B 4127-11:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5611-11:2015(MOD)

JIS B 4127-11:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 4127-11:2018の関連規格と引用規格一覧