JIS B 6012-2:1998 工作機械―数値制御用図記号

JIS B 6012-2:1998 規格概要

この規格 B6012-2は、数値制御(NC)工作機械の制御機能の識別及び表示の図記号の標準に関するもので,ここで取扱っている図記号はNCに固有のものである。はん(汎)用工作機械が実際に必要とする機能の多くは個別に必要であり,JIS B 6012-1から選ぶ必要がある。

JISB6012-2 規格全文情報

規格番号
JIS B6012-2 
規格名称
工作機械―数値制御用図記号
規格名称英語訳
Numerical control of machines -- Symbols
制定年月日
1998年7月20日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 2972:1979(IDT)
国際規格分類

ICS

01.080.20, 25.040.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
図記号 2020, 工作機械 2019
改訂:履歴
1998-07-20 制定日, 2002-08-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 6012-2:1998 PDF [14]
B 6012-2 : 1998 (ISO 2972 : 1979)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
この規格は,JIS B 6012 : 1974のうち,ISO 2972に相当するものをJIS B 6012-2として制定するもので
あり,JIS B 6012 : 1974のうちISO/R 369に相当するものは,JIS B 6012-1として別に制定するとともに,
JIS B 6012 : 1974は廃止される。
なお,附属書(参考)は,ISO 2972にはない事項である。また,この規格の一部が,技術的性質をもつ
特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願に抵触する可能性があ
ることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような技術的性質をもつ特許権,
出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責任
はもたない。
JIS B 6012-2には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) 工作機械−数値制御用図記号(制御盤の一例)

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 6012-2 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 6012-2 : 1998
(ISO 2972 : 1979)

工作機械−数値制御用図記号

Numerical control of machines−Symbols

序文 この規格は,1979年に第2版として発行されたISO 2972, Numerical control of machines−Symbolsを
翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格の附属書(参考)は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,数値制御 (NC) 工作機械の制御機能の識別及び表示の図記号の標準に関する
もので,ここで取り扱っている図記号はNCに固有のものである。はん(汎)用工作機械が実際に必要と
する機能の多くは個別に必要であり,JIS B 6012-1から選ぶ必要がある。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 2972 : 1979, Numerical control of machines−Symbols
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。この規格は,記載の発効年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追
補は適用しない。
JIS B 6012-1 : 1998 工作機械−操作表示記号
備考 ISO/R 369 : 1964 Symbols for indications appearing on machine toolsが,この規格と一致してい
る。
JIS B 6310 : 1998 産業オートメーションシステム−機械及び装置の制御−座標系及び運動の記号
備考 この規格は,ISO/DIS 841 : 1995 Numerical controlled machine tools−Coordinate axis and motion
nomenclatureに相当する。
3. 基本的な図記号 4.に規定する図記号の多くは,機能の組合せの図記号の基本として,繰り返し用い
られる数個の基本図記号の組合せによって作られている。
矢印は基本シンボルの一つで特に配慮されている。矢印単独で用いられることはまれで,他の図記号に
付加的意味付けだけに用いられる。矢印には二つの異なる用途があり,それぞれ別の形状が用いられてい
る。
矢印のほかにNCとしては広範囲用途の基本になる別の図記号も必要である。
次に示される基本図記号は,各種の機能の組合せに対する図記号の基本として,繰り返し常に用いられ
る。

――――― [JIS B 6012-2 pdf 2] ―――――

2
B 6012-2 : 1998 (ISO 2972 : 1979)
No. 項目 シンボル 内容
3.1 方向指示の矢印 方向指示の矢印の推奨形を左に示す。頭部の形
と寸法は軸部に比例していることが肝要であ
る。全長はそれほど重要ではなく,他の図記号
と一緒に使われたときの調和のために切っても
よい(JIS B 6012-1図記号1を参照)。
3.2 機能に関する矢印 多くの図記号でその向きが特定の運動に関係の
ない矢印を必要とすることがある。このような
場合には上記と同じ形状の矢印はふさわしくな
く,より太い矢印が使用される。
機能に関する矢印は色々な制御モードを表す
NC記号の場合に有効かつ重要である。“プログ
ラム”の図記号(3.4及び3.5)とともに用いら
れた場合にはプログラムの方向を表す。プログ
ラムの“フォーワード”指示に対しては,矢印
は,“プログラム”の図記号と同じ向きを示し,
プログラムの“バックワード”指示に対しては
機能的な矢印は“プログラム”図記号と反対方
向の向きを指示する。
3.3 データ媒体 プログラム又はデータ自体ではなく,データの
実際の媒体(紙テープ,磁気テープ,その他)
を表す。
3.4 機械の動作を伴わないプロ 機械の運動又は機械加工を伴わない操作又はモ
グラム ードを示すプログラムを表す基本的な図記号。
3.5 機械の動作を伴うプログラ 機械の運動又は機械加工が行われるモードや機
ム 能を示すプログラムを表す基本的な図記号。
3.6 ブロック プログラムブロック,特に関係する機能を明確
に表す。
3.7 原点/基準位置 基準位置にかかわるすべての機能の基本的な形
状として使われる。
この記号は関係する特定の基準位置によって変
えられることがある。

――――― [JIS B 6012-2 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
B 6012-2 : 1998 (ISO 2972 : 1979)
No. 項目 シンボル 内容
3.8 補正 プログラムに基づき,機械の1軸又は多軸に与
えられた相対距離でオフセット値の記号によっ
て,これらの軸に決められた方向に移動する。
工具刃先寸法の相異に対応して,すべての機械
データに決まった量のオフセットを与える,い
わゆる工具補正機能を示すのに用いる図記号。
3.9 ストア 要素又はデータが機械から取り入れられ,又は
実行に移されるのを中断する機能を表示する図
記号。
この図記号はデータ,構成部品又は切削工具の
いずれにも通して用いられる。
3.10 交換 要素の交換を示す図記号。
4. 工作機械に使用する図記号
No. 項目 シンボル 事例/備考 (参考)対応英語
4.1 データ媒体 紙テープ,磁気テープ,磁Data carrier
気ディスク。
3.3参照
4.2 機械の動作を伴わないプ 3.4参照 Program without
ログラム machine functions
4.3 機械の動作を伴うプログ 3.5参照 Program with machine
ラム functions
4.4 ブロック 3.6参照 Block
4.5 データの巻取り Forward tape wind
データは読み取らない Without data read
機械の動作を伴わない Without machine
functions
4.6 データの巻戻し Backward tape wind
データは読み取らない Without data read
機械の動作を伴わない Without machine
functions

――――― [JIS B 6012-2 pdf 4] ―――――

4
B 6012-2 : 1998 (ISO 2972 : 1979)
No. 項目 シンボル 事例/備考 (参考)対応英語
4.7 連続送り Forward continuous
全データの読取り Read all data
機械の動作を伴わない Without machine
functions
4.8 連続送り Forward continuous
全データの読取り Read all data
機械の動作を伴う With machine
functions
4.9 ブロックごとの送り ブロックの読取りと機械のForward block by
全データの読取り 動作が完了した後に,作業block
機械の動作を伴う 者は,次のブロックの読取Read all data
りと実行のために操作が必With machine
要である。 functions
4.10 プログラム ストップ M00機能に相当 Programmed stop
4.11 オプショナル プログラ M01機能に相当 Programmed optional
ム ストップ stop
4.12 ブロックごとの送り 各ブロックを読取り後に次Forward block by
全データの読取り のブロックの読取りを行うblock
機械の動作を伴わない には,作業者の操作が必要Read all data
である。 Without machine
functions
4.13 巻取り 4.15,4.17参照 Forward
特殊データのサーチ 目的に応じて,探すデータSearch for particular
機械の動作を伴わない を□枠内に記入する。 data
Without machine
functions
4.14 巻戻し Blockwards
4.16,4.18,4.21,4.22参照。
特殊データのサーチ 目的に応じて探すデータをSearch for particular
機械の動作を伴わない □枠内に記入する。 data
Without machine
functions
4.15 巻取り Forward
シーケンス番号のサーチ Search for block
機械の動作を伴わない number
Without machine
functions

――――― [JIS B 6012-2 pdf 5] ―――――

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JIS B 6012-2:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 2972:1979(IDT)

JIS B 6012-2:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6012-2:1998の関連規格と引用規格一覧

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