JIS B 6217:1998 タレット旋盤及び単軸自動旋盤―精度検査 | ページ 2

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図6 くし形タレット旋盤
図1図6に示した旋盤は,各種のタレット形状があり,一般的にA形,B形,C形(図7参照)及び
D形に分類される。
A形タレット : 円形又は多角形タレットで,その回転軸が主軸中心線を横切るもの。タレット中心線が主
軸中心線に直角であるか否かにかかわらず,各工具取付穴の中心線はその作業位置で主軸
中心線と同軸でなければならない。
工具は案内穴で位置決めし,タレット面に取り付けるか,又は工具取付穴で位置決めし
てクランプする。
B形タレット : 多角形タレットで,その回転軸が主軸中心線を横切らないが,それに平行又は直角のもの。
タレット面に取り付けて位置決めする特別な工具ホルダが必要である。
C形タレット : 円形(ドラム形又はディスク形)タレットで,その回転軸が主軸中心線に平行なもの。工
具は,タレット軸に平行な工具取付穴に取り付け,各工具取付穴の中心線は主軸中心線と
同軸でなければならない。
D形タレット : 工具は,横送り台の平らな面と平行に取り付け,必要な工具は,横送り台の直線運動によ
って作業位置に移動する(図6参照)。

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図7 各種形式のタレット
4. 機械の大きさの区分 機械は次の基準に従って三つに区分する。
表1 基準と区分
単位 mm
基準 区分0 区分1 区分2
ベッド上の振り ≦250 250<D≦400 400<D≦800
呼び棒材径 ≦ 25 25<d≦ 63 63<d
JIS B 6006に規定されているチャックの呼び径 ≦125 125<d≦250 250<d
備考 基準の選択は,製造業者が行う。
5. 一般事項

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5.1 測定単位 長さ,長さの偏差及び許容値は,ミリメートルで表す。角度は,度 (°) で表し,角度の

偏差及び許容値は,原則として長さの比(例えば,0.00X/1 000)で表すが,マイクロラジアン ( は
秒 (″) で表してもよい。ただし,マイクロラジアンと秒との間には次の関係がある。
6
10
.0010 / 1000=10 =10μrad≒2
5.2 JIS B 6191の参照 この規格を適用するに当たっては,特に検査前の機械の据付け,主軸及びそれ
以外の運動部品の暖機運転,測定方法並びに測定器の精度については,JIS B 6191を参照する。
5.3 検査の順序 この規格に示す検査の順序は,必ずしも実際の検査の順序を示すものではない。測定
器の取付け又は測定を容易にするために,検査は任意の順序で行ってもよい。
5.4 実施する検査 機械を検査するときは,必ずしもこの規格に示されたすべての検査を行う必要はな
い。使用者は,製造業者との合意に基づいて関心のある特性に関する検査を選択してもよいが,検査項目
は,機械を発注するときに明確にしなければならない。
検査事項をあらかじめ指定せずに,また,その検査に要する経費についての合意もなく,この規格を受
取り検査として用いても,受渡当事者間の拘束条件にはならない。
5.5 測定器 検査項目に示す測定器は,例として示したものである。同じ物理量が測定できる,これと
同等以上の精度の測定器を使用してもよい。使用するダイヤルゲージの目量は,0.001mmとする。
5.6 工作精度検査 工作精度検査は,仕上げ切削で行い,大きな切削力の発生する荒切削では行わない。
5.7 機械の水平出し 機械の検査に先立って,製造業者の指示に従って機械の水平出しを行うことが望
ましい(JIS B 6191の3.11参照)。
6. 静的精度検査 静的精度検査は,表2による。
6.1 主軸

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表2 静的精度検査
単位 mm
検査事項 G1
主軸端
a) 主軸外面の振れ
b) 軸方向の動き
c) 主軸端面の振れ
測定方法図
許容値 区分0 区分1 区分2
a) 0.010 0.010 0.015
b) 0.008 0.010 0.010
c) 0.012 0.015 0.020
測定値
測定器
ダイヤルゲージ及びテストバー
備考及びJIS B 6191の参照項目
力Fの大きさは製造業者が決める。
予圧をかけた軸受を使用している場合は,力Fをかける必要はない。
a) 5.612.2
ダイヤルゲージは円すい(錐)面に直角に当てる。
b) 5.622.1及び5.622.2
c) 5.632
主軸端の種類によってはcに当ててもよい。

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単位 mm
検査事項 G2
主軸穴の振れ
1) 主軸穴が円筒の場合
(この検査は,工作物保持装置取付穴をもつ機械だけに適用する。)
2) 主軸穴がテーパの場合
a) 主軸端の近くで
b) 300の位置で
(この検査は,主軸テーパ穴をもつ機械だけに適用する。)
測定方法図
許容値
区分0 区分1 区分2
1) 0.008 0.010 0.015
2) ) 0.008 0.010 0.020
b) 0.012 0.015 0.030
測定値
測定器
ダイヤルゲージ及びテストバー
備考及びJIS B 6191の参照項目
1)及び2) 5.612.3

――――― [JIS B 6217 pdf 10] ―――――

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  • ISO 6155:1998(MOD)

JIS B 6217:1998の国際規格 ICS 分類一覧

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