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B 6331-6 : 2013 (ISO 13041-6 : 2009)
主軸についてはJIS B 6331-2,及び逆さ工作主軸についてはJIS B 6331-3を参照)によって,それぞれの
基準に従って区分する。
区分及び大きさは,この規格の切削試験で引用されており,使用者の便宜のために次に再掲する。
JIS B 6331-1に規定する水平工作主軸をもつNC旋盤及びターニングセンタは,表1に指定する区分基
準に基づいて三つの大きさに区分する。
表1−水平工作主軸をもつ機械の大きさの区分
単位 mm
区分基準 区分1 区分2 区分3
ベッド上の振り,D D≦250 250バー材の呼び径,d' d'≦25 25 チャックの呼び径,d d≦125 125 注記1 チャックの呼び径は,JIS B 6006-1,JIS B 6006-2及びJIS B 6006-3参照。
注記2 区分基準の選択は,製造業者の裁量による。
JIS B 6331-2に規定する垂直工作主軸をもつNC旋盤及びターニングセンタは,表2に指定する区分基
準に基づいて四つの大きさに区分する。
表2−垂直工作主軸をもつ機械の大きさの区分
単位 mm
区分基準 区分1 区分2 区分3 区分4
チャックの呼び径
d≦500 5005 000
d
工作主軸/
テーブルの直径 D≦500 5005 000
D
注記 チャックの呼び径は,JIS B 6006-1,JIS B 6006-2及びJIS B 6006-3参照。
JIS B 6331-3に規定する逆さ工作主軸をもつNC旋盤及びターニングセンタは,表3に指定する区分基
準に基づいて三つの大きさに区分する。
表3−逆さ工作主軸をもつ機械の大きさの区分
単位 mm
区分基準 区分1 区分2 区分3
チャックの呼び径,d d≦250 250最大振り径,D D≦315 315 注記 チャックの呼び径は,JIS B 6006-1,JIS B 6006-2及びJIS B 6006-3参照。
――――― [JIS B 6331-6 pdf 6] ―――――
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B 6331-6 : 2013 (ISO 13041-6 : 2009)
4 工作精度試験
検査事項
M1
円筒試験片の外丸削り
a) 真円度
b) 加工直径の一様性
試験片形状 単位 mm
記号
1 チャック
l は,測定器に合うように選ばなければならない。
チャック端面とチャックに近い側の幅lのバンド(φDp)との間の距離は,Lよりも小さい値とする。
水平工作主軸をもつ機械(JIS B 6331-1)について 垂直工作主軸(JIS B 6331-2)又は逆さ工作主軸(JIS B
バー材加工機の場合 6331-3)をもつ機械について
L=2.5×d'(バー材の呼び径) L=0.8×d(チャックの呼び径),若しくは
Dp,min=0.3×L L=0.66×(最大旋削長さ)(Z軸の移動量)
チャック作業機の場合 又は,
L=0.8×d(チャックの呼び径),若しくは Lmax=1 500
L=0.66×(最大旋削長さ)(Z軸の移動量) Dp,min=0.3×L
又は,Dp,min=0.3×L Dp,max=1 000
の小さい方。 の小さい方。
測定値
水平工作主軸をもつ機 垂直工作主軸をもつ機械 逆さ工作主軸をもつ機 機械の種
械(JIS B 6331-1) (JIS B 6331-2)a) 械(JIS B 6331-3) 類及び区
許容値
区分 区分 区分 分 :
1 2 3 1 2 3 4 1 2 3
真円度 0.005 0.005 0.005 0.005 0.005 0.01 0.015 0.005 0.005 0.005 a)
加工直径 0.01 0.015 0.02 0.015 0.02 0.03 0.04 0.01 0.015 0.02 b)
の一様性
注a) この許容値は,固定クロスレールをもつ機械だけに適用する。移動形クロスレールをもつ機
械の許容値は,クロスレールを上昇又は下降した後に行う位置決め及び/又は調整の方法に
依存するので,受渡当事者間で協定をするのが望ましい。
測定器
a) 真円度測定器
b) マイクロメータ
測定手順及びJIS B 6191の細分箇条
4.1,6.6及び6.8
b) 一つの軸方向断面内で,それぞれ三つのバンドで読みを取る。隣り合う測定箇所の読みの差は,許容値の75 %
を超えてはならない。
検査に使用した機械の軸は,記録する。
注記 試験片として中実のバー材に代えて,厚肉の管材を使用できる。
――――― [JIS B 6331-6 pdf 7] ―――――
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B 6331-6 : 2013 (ISO 13041-6 : 2009)
検査事項 M2
工作主軸の軸中心線に直角な面の平面度の検査
試験片形状 垂直工作主軸(JIS B 6331-2)をも
水平工作主軸(JIS B 6331-1)及び
単位 mm つ機械について
逆さ工作主軸(JIS B 6331-3)をも
つ機械について
Dp=0.8×チャックの呼び径,又Dp=0.8×チャックの呼び径
は
Dp=1×バー材の呼び径 Dp,max =300 (区分1)
Dp,max=300 =400 (区分2)
Dp<160の場合,中間のリング =800 (区分3)
を除いてよい。 =1 500 (区分4)
Dp<60の場合,全ての溝を除い dp=0.5×Dp
てよい。 (工作物は,変形を起こさないよ
Lp=0.25×チャックの呼び径 うにチャックする。)
Lp,max=60 Lp=0.25×チャックの呼び径
dp=0.5×D又はバー材の呼び径 Lp,max=300
dp,min=75(チャック作業) b=Dp/2−a
b=Dp/2−a
1 チャック
寸法aは,測定器に合うように選ばなければならない。
注記 チャックの呼び径は,JIS B 6006-1,JIS B 6006-2及びJIS B 6006-3を参照。
測定値
許容値 垂直工作主軸(JIS B 6331-2)a) をも
水平工作主軸(JIS B 6331-1)及び逆さ
つ機械
工作主軸(JIS B 6331-3)をもつ機械 機械の種類及び区
区分 区分 分 :
1 2 3 1 2 3 4
平面度 0.010 0.015 0.020 0.015 0.02 0.03 0.04
注a) この許容値は,固定クロスレールをもつ機械だけに適用する。移動形クロスレー
ルをもつ機械の許容値は,クロスレールを上昇又は下降した後に行う位置決め及
び/又は調整の方法に依存するので,受渡当事者間で協定をするのが望ましい。
測定器
変位計,定盤又は座標測定器(CMM)
測定手順及びJIS B 6191の細分箇条
4.1及び5.321.1
測定値は,少なくとも2直径で記録しなければならない。
表面は,受渡当事者間で特別な協定がない場合は,中高であってはならない。
使用した機械の軸は,記録する。
――――― [JIS B 6331-6 pdf 8] ―――――
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B 6331-6 : 2013 (ISO 13041-6 : 2009)
検査事項
様々な運動学的な状態における機械の位置決め加工及び輪郭加工性能の検査
M3
この検査は,回転工具主軸をもつJIS B 6331-1,JIS B 6331-2及びJIS B 6331-3に規定するターニングセンタに適
用する。使用する試験片の呼び寸法及び受入検査のための加工に使用する軸の組合せは,受渡当事者間で協定しな
ければならない。
試験片形状
単位 mm
LZまでの寸法は,表4による。
試験片用素材の形状は,図1参照。
許容値 測定値
許容値amは,表5による。 表5参照。
測定器
測定器は,表5参照。
――――― [JIS B 6331-6 pdf 9] ―――――
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B 6331-6 : 2013 (ISO 13041-6 : 2009)
測定手順及びJIS B 6191の細分箇条
5.211
真直度,直角度及び平行度の偏差を求めるために,四角形,ひし形及び傾斜面のそれぞれの側面内の少なくとも
10か所で測定することが望ましい。
真円度(又は円筒度)については,連続的に測定できない場合は(円筒度については各測定面内において)少な
くとも15か所で測定する。真円度の測定においては,フィルタを使用しないで連続して測定することを推奨する。
試験片の全ての形状は,C軸及びX軸,又はX軸及びY軸のいずれかを使って仕上げる。試験片を,主軸と直進
軸(例えば,C軸及びX軸)との補間を使って加工する場合は,ほかのどの軸(例えば,Y軸)の運動も介在させ
てはならない。試験片を,十分な移動範囲をもつ二つの直進軸(例えば,X軸及びY軸)を使って加工する場合は,
試験片を保持している工作主軸の運動を介在させてはならない。
この二つの組合せは,3°の傾斜面の加工に必要な運動と同様に,軸の運動を低速度で同期させる必要がある。Y
軸をもつ機械については,軸の組合せは,受渡当事者間で協定し,試験結果に記録する。
表4−試験片M3及び前加工試験片の寸法
寸法 試験片の呼び
JIS B 6331-6-M3-80 JIS B 6331-6-M3-160 JIS B 6331-6-M3-320
L a) 80 160 320
φM b) 14 26 43
φN b) 16 28 45
φP c) 16 30 50
Q d) 54 110 220
R 27 52 110
φS 55 110 240
T 50 50 80
U 20 20 40
V 2 5 9
φX e) 50 96 202
Y 42 90 200
Z M6×1,深さ10 M8×1.25,深さ12 M12×1.5,深さ20
注a) 1辺の長さLの外側の正方形。
b) 四つの中ぐり穴φM及びφN。穴φMは,位置決め軸の正の向きに近づけなければならない。穴φNは,負の
向きに近づけなければならない。これらの穴は,試験片の中心から(R,R)の位置にある。
c) 試験片中心の貫通中ぐり穴φP
d) 1辺の長さLの正方形の上の面にある,1辺の長さQのひし形(60°傾いた正方形)。二つの直進軸(例えば,
X及びY)を使用して加工するのが望ましい。
e) ひし形の上面にある高さ6 mmの直径φXの円。円φXの中心は,X軸方向に中心穴φPから距離Vだけ偏心
させなければならない。
Y軸のないターニングセンタの場合には,直径φXの円の加工は,エンドミルを用いてC軸を回転させて行う。
このとき,輪郭送り速度を一定に保ちながらC軸とX軸とを同期させ,C軸が180°まで回転する間は,X軸を一
方向に送り,その後C軸が360°まで回転する間は,X軸を逆方向に同じ輪郭送り速度で送る[このX軸の運動は,
C軸回転中心からVだけ偏心(V)した円を創生し,かつ,その円の接線方向に約3°のリード部を創生する。]。
傾斜面は,外側正方形の二つの側面において,全長にわたり角度3°又は勾配0.05で,外側の正方形側面の上面
から6 mmの深さで加工する。これらの面は,2軸(例えば,X軸及びY軸)を使用して加工するのが望ましい。
――――― [JIS B 6331-6 pdf 10] ―――――
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