JIS B 8032-11:1998 内燃機関―小径ピストンリング―第11部:オイルコントロールリング

JIS B 8032-11:1998 規格概要

この規格 B8032-11は、往復動内燃機関に使用する呼び径200mm以下のピストンリングのオイルコントロールリングのタイプの基本的寸法及び特性について規定。類似した状態で作動する圧縮機用リングなどに適用してもよい。

JISB8032-11 規格全文情報

規格番号
JIS B8032-11 
規格名称
内燃機関―小径ピストンリング―第11部 : オイルコントロールリング
規格名称英語訳
Internal combustion engines -- Small diameter piston rings -- Part 11:Oil control rings
制定年月日
1998年12月20日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

ISO 6625:1986(MOD)
国際規格分類

ICS

21.240, 27.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
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改訂:履歴
1998-12-20 制定日, 2004-02-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 8032-11:1998 PDF [22]
B 8032-11: 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。これによってJIS B 8032-1993(ピストンリング通則)は廃止され,JIS B 8032-113 :
1998(内燃機関−小径ピストンリング−),JIS B 8037-18 : 1998(内燃機関−大径ピストンリング−)及
びJIS B 8038 : 1998(往復動油圧シリンダ用ピストンリング)によって置き換えられる。
今回の制定では,国際規格との整合を図ることに重点を置き,対応国際規格の規定内容をすべて採用し,
さらに,JISとして必要な規定内容を追加した。また,JIS Z 8301(規格票の様式)が1996年7月に改正
されたのに伴い,それに従って規格票の様式も変更した。
JIS B 8032は,次に示す13部によって構成され,これらに“内燃機関−小径ピストンリング−”という
共通の規格名称を用いた。
JIS B 8032 内燃機関−小径ピストンリング−
第 1部 : 用語
第 2部 : 測定方法
第 3部 : 材料
第 4部 : 仕様の一般規定
第 5部 : 要求品質
第 6部 : レクタンギュラリング
第 7部 : 薄幅レクタンギュラリング
第 8部 : スクレーパリング
第 9部 : キーストンリング
第10部 : ハーフキーストンリング
第11部 : オイルコントロールリング
第12部 : コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリング
第13部 : スチール組合せオイルコントロールリング
JIS B 8037は,次に示す8部によって構成され,これらに“内燃機関−大径ピストンリング−”という
共通の規格名称を用いた。
JIS B 8037 内燃機関−大径ピストンリング−
第1部 : 用語
第2部 : 測定方法
第3部 : 材料
第4部 : 仕様の一般規定
第5部 : 要求品質
第6部 : レクタンギュラリング
第7部 : オイルコントロールリング
第8部 : コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリング
JIS B 8038は,“往復動油圧シリンダ用ピストンリング”という規格名称を用いた。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 8032-11 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                           JIS
B 8032-11: 1998

内燃機関−小径ピストンリング−第11部 : オイルコントロールリング

Internal combustion engines−Small diameter piston rings− Part 11 : Oil control rings

序文 この規格は,1986年に第1版として発行されたISO 6625, Intenal combustion engines−Piston rings−
Oil control ringsを元に,対応する部分については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく
作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加
している。
なお,この規格で,点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,往復動内燃機関に使用する呼び径200mm以下のピストンリング(以下,リ
ングという。)のオイルコントロールリングのタイプの基本的寸法及び特性について規定する。
なお,この規格は,類似した状態で作動する圧縮機用リングなどに適用してもよい。
備考 対応する国際規格を次に示す。
ISO 6625 : 1986, Internal combustion engines−Piston rings−Oil control rings
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。この引用規格は,その最新版を適用する。
JIS B 8032-3 内燃機関−小径ピストンリング−第3部 : 材料
備考 ISO 6621-3 : 1983, Intenal combustion engines−Piston rings−Part 3 : Material specificationsから
の引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 8032-4 内燃機関−小径ピストンリング−第4部 : 仕様の一般規定
備考 ISO 6621-4 : 1988, Intenal combustion engines−Piston rings−Part 4 : General specificationsから
の引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
3. 種類 リングの厚さ (a1) は,内燃機関の作動条件にリングを適合させるため,次の2種類を規定する。
また,現在インチ単位で使用されている特殊な幅寸法としてh1=4.75mm (3/16in) 用も種類の中に規定し,
次に示す。
なお,コードの “MPG” の選択されたリングの場合は,リングの呼び方にこのコードを明示する。

――――― [JIS B 8032-11 pdf 2] ―――――

2
B 8032-11: 1998
厚さ a1 幅 h1 コード 適用する寸法表 主な用途(参考)
標準 − − 表5,表6 一般機械用,自動車用,船用
“d1/24d1/28” − MPG 表8,表9 一般機械用
標準 −
“h1=4.75mm (3/16 in) 用” 表7 一般機械用,自動車用,船用
4. リングのタイプ及び呼び方の例
4.1 タイプS−窓付きオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方
4.1.1 一般諸元 リングの一般諸元は,次による。
各部の寸法及び張力は,表5,表7又は表8による。
図1 タイプS
4.1.2 呼び方の例 リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90mm,幅h1=4mmで熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類12)製で,図1に示す一般諸元
のリングに内周面取りを施したリングの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8032-11 S-90×4−MC12 KI
4.2 タイプG−ダブルベベルオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方
4.2.1 一般諸元 リングの一般諸元は,次による。
各部の寸法及び張力は,表6又は表7による。

――――― [JIS B 8032-11 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
B 8032-11: 1998
図2 タイプG
4.2.2 呼び方の例 リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90mm,幅h1=4mmで熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類12)製で,図2に示す一般諸元
のリングに全面りん酸塩皮膜を施したリングの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8032-11 G-90×4−MC12 PO
4.3 タイプD−ベベルオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方
4.3.1 一般諸元 リングの一般諸元は,次による。
各部の寸法及び張力は,表6,表7又は表9による。
図3 タイプD
4.3.2 呼び方の例 リングの呼び方は,次による。

――――― [JIS B 8032-11 pdf 4] ―――――

4
B 8032-11: 1998
呼び径d1=90mm,幅h1=4mmで熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類12)製で,図3に示す一般諸元
のリングの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8032-11 D-90×4−MC12
4.4 タイプDV−ベベルV溝オイルコントロールリングのタイプ及び呼び方(リング幅h1≧4mmに適用
する。)
4.4.1 一般諸元 リングの般諸元は,次による。
各部の寸法及び張力は,表6又は表7による。
図4 タイプDV
4.4.2 呼び方の例 リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90mm,幅h1=4mmで熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類12)製で,図4に示す一般諸元
のリングの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8032-11 DV-90×4−MC12

――――― [JIS B 8032-11 pdf 5] ―――――

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