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B 8920 : 2014
表1−種類及び記号
車体種類 車輪配置 種類の記号
名称 記号 基本形状
F−U3
F−U4
平床形 F−S4
F
ハンドトラック F−T4
車輪数 記号 配置図 F−T5
F−T6
S−U3
3輪 U3
S−U4
片袖形 S−S4
S
ハンドトラック S−T4
S−T5
U4
S−T6
D−U3
D−U4
4輪 S4 D−S4
D
D−T4
D−T5
両袖形 D−T6
ハンドトラック T4 P−U3
P−U4
P−S4
P
P−T4
5輪 T5 P−T5
P−T6
B−U3
B−U4
6輪 T6
箱形 B−S4
B
ハンドトラック B−T4
B−T5
B−T6
R−U3
R−U4
棚形 R−S4
R
ハンドトラック R−T4
R−T5
R−T6
――――― [JIS B 8920 pdf 6] ―――――
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B 8920 : 2014
表1−種類及び記号(続き)
車体種類 車輪配置 種類の記号
名称 記号 基本形状 車輪数 記号 配置図
V−W1
1輪 W1
バケット形
V V−W2
ハンドトラック
2輪 W2
H−W2
てこ形
H 2輪 W2
ハンドトラック
注記1 基本形状の記号は,次による。
l : 荷台長さw : 荷台幅
注記2 車輪配置図の記号は,次による。
: 固定キャスタ又は車輪 : 旋回キャスタ : 遊び車輪
5 最大積載質量
荷台に積載可能な荷物の最大質量で,最大積載質量は1 200 kg以下とし,通常,表2の数値のいずれか
を選択する。
表2−最大積載質量
単位 kg
最大積載質量 50,100,150,200,250,300,400,500,600,800,1 000,1 200
6 品質
6.1 一般要求事項
ハンドトラックを構成する部品は,機械的に安全な構造で欠陥がなく,十分な強度及び適切な品質の材
料を使用しなければならない。摩耗に対しては十分耐え得る構造を確保し,かつ,腐食に対しての保護も
十分配慮しなければならない。
6.2 外観
ハンドトラックには,塗装不良,めっき不良,及び使用上有害なきず,ひずみ,ひび,割れなどがあっ
てはならない。
6.3 接合部
接合部には,使用上有害な接合不良,隙間,緩み,その他の不具合があってはならない。
6.4 運行性能
ハンドトラックの運行性能は,9.1の運行性能試験を行ったとき,運行中の安定性が良好でなければなら
――――― [JIS B 8920 pdf 7] ―――――
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ない。
6.5 始動性能
ハンドトラックの始動性能は,9.2の始動性能試験を行ったとき,その始動力が,表3に適合しなければ
ならない。ただし,2輪以下のハンドトラックには適用しない。
表3−始動力
最大積載質量 始動力
kg N
直進運行方向 90°角運行方向(外側)
50未満 55 以下 128 以下
50以上 100未満 69 以下 152 以下
100以上 150未満 88 以下 196 以下
150以上 200未満 98 以下 221 以下
200以上 250未満 103 以下 240 以下
250以上 300未満 111 以下 265 以下
300以上 400未満 123 以下 304 以下
400以上 500未満 135 以下 348 以下
500以上 600未満 147 以下 392 以下
600以上 800未満 170 以下 472 以下
800以上 1 000未満 196 以下 557 以下
1 000以上 1 200以下 221 以下 643 以下
6.6 荷重性能
6.6.1 耐荷重性能
ハンドトラックの耐荷重性能は,9.3.1の耐荷重性能試験を行ったとき,各部に使用上有害なたわみ,ひ
ずみ,割れ,その他の不具合が生じてはならない。
6.6.2 各支点間の最大たわみ量
最大たわみ量は,9.3.2の各支点間の最大たわみ量の測定を行ったとき,最大積載質量において測定支点
間距離の1/150以内とする。
6.7 袖の強度
ハンドトラックの袖の強度は,9.4の袖の強度試験を行ったとき,各部に使用上有害なたわみ,ひずみ,
割れ,その他の不具合が生じてはならない。
6.8 組立精度
ハンドトラックの組立精度は,9.5の試験を行ったとき,無負荷状態で表4のとおりでなければならない。
ただし,バケット形状及びてこ形ハンドトラック,てんびん形車輪配置のハンドトラックには適用しない。
表4−組立精度
単位 mm
荷台長さ 全車輪と検査台上面との隙間
900以下 3以下
900を超え 1 200以下 5以下
6.9 駐車ブレーキ性能
駐車ブレーキは,9.6の試験を行ったとき,ハンドトラックを停止できなければならない。
――――― [JIS B 8920 pdf 8] ―――――
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7 構造
7.1 車輪及びキャスタ
ハンドトラックは,車体にJIS B 8922に規定する車輪,JIS B 8923に規定するキャスタ,JIS K 6302に
規定する運搬車用タイヤ及びJIS K 6304に規定するタイヤ用チューブを適宜組み合わせて構成する。ただ
し,車輪は,車輪支持金具を使用せず,車体に車軸を直接固定することができる(図2参照)。また,必
要に応じて旋回止め,車輪の回転止めのための機構又は装置を備えることができる。
a) キャスタの場合
b) 車体に車軸を直接固定の場合
図2−車体への車輪及びキャスタの固定
7.2 駐車ブレーキ
ハンドトラックの駐車ブレーキをもつものにあっては,次の一つ以上の駐車ブレーキをもつものとする。
a) ストッパ付き旋回キャスタ
b) 2輪を同時に固定する駐車ブレーキ
c) 床面に車体を固定する駐車ブレーキ
7.3 外観
ハンドトラックには,通常の走行及び取扱い操作で人体に危害を及ぼすおそれがある鋭い角,とがり,
ばり,かえりなどの不具合があってはならない。
8 寸法
ハンドトラックの荷台長さ及び荷台幅は,表5によることが望ましい。ただし,バケット形ハンドトラ
ック及びてこ形ハンドトラックは,除くものとする。
表5−荷台長さ及び荷台幅
単位 mm
荷台長さ 荷台幅
600 400
630 450
710 450
750 500
900 600
1 200 750
――――― [JIS B 8920 pdf 9] ―――――
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9 試験方法
9.1 運行性能試験
ハンドトラックの積載面の2/3以上に,最大積載質量を均一に負荷し,平らなコンクリート路面上で,
前進・後進の運行及び左右360°の旋回運行を行う(図3参照)。
負荷用積載物は,ブロック又は,砂のう(嚢)とし,通常,20 kg,25 kg,30 kg,50 kgを各質量単位と
する。
図3−運行性能試験での前進・後進運行及び旋回運行
9.2 始動性能試験
9.2.1 直進運行始動性能試験
ハンドトラックの積載面の2/3以上に,最大積載質量を均一に負荷し,水平に置いた定盤又は厚さ12 mm
以上の平らな鋼板(以下,検査台という。)上で,車輪を運行と同方向にし,5分間放置した後,押し手の
位置に水平な力を加えて始動力を測定する(図4参照)。
なお,袖がない場合は,積載面の位置に水平な力を加えて始動力を測定する。
袖に押し手部分がない場合の押し手の位置は,路面から750 mmの高さとする。袖の高さが750 mmに
満たない場合は,袖の頂部とする。
――――― [JIS B 8920 pdf 10] ―――――
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JIS B 8920:2014の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 8920:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB8922:2015
- 産業用車輪
- JISB8923:2015
- 産業用キャスタ
- JISK6302:2011
- 自転車―タイヤ
- JISK6304:1994
- 自転車タイヤ用チューブ