JIS B 8922:2015 産業用車輪

JIS B 8922:2015 規格概要

この規格 B8922は、主としてJIS B 8920で規定するハンドトラック,JIS B 8923で規定する産業用キャスタ,JIS B 8924で規定するハンドリフトトラック,JIS Z 0610で規定するボックスパレット,構内用運搬車及びその他の産業用運搬機器の移動に用いる,人力での移動速度が4km/h(1.11m/s)以下で使用する車輪について規定。

JISB8922 規格全文情報

規格番号
JIS B8922 
規格名称
産業用車輪
規格名称英語訳
Industrial wheels
制定年月日
1965年7月1日
最新改正日
2015年12月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 22878:2004(MOD), ISO 22883:2004(MOD)
国際規格分類

ICS

53.060, 97.140
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ゴム・エラストマー II 2020, 物流 2019
改訂:履歴
1965-07-01 制定日, 1968-08-01 確認日, 1970-10-01 改正日, 1973-10-01 確認日, 1976-10-01 確認日, 1978-02-01 確認日, 1981-02-15 改正日, 1984-10-01 改正日, 1990-06-01 確認日, 1995-11-01 改正日, 1999-03-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2015-12-21 改正
ページ
JIS B 8922:2015 PDF [17]
                                                                                   B 8922 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 性能・・・・[2]
  •  5.1 初期車輪遊び性能・・・・[2]
  •  5.2 振れ性能・・・・[2]
  •  5.3 電気抵抗性能・・・・[3]
  •  5.4 走行性能・・・・[3]
  •  5.5 耐荷重性能・・・・[3]
  •  5.6 回転性能・・・・[3]
  •  6 構造・・・・[4]
  •  7 寸法・・・・[5]
  •  8 外観・・・・[7]
  •  9 試験方法・・・・[7]
  •  9.1 試験環境・・・・[7]
  •  9.2 外観・・・・[7]
  •  9.3 構造・・・・[7]
  •  9.4 寸法・・・・[7]
  •  9.5 初期車輪遊び試験・・・・[7]
  •  9.6 振れ試験・・・・[7]
  •  9.7 電気抵抗試験・・・・[8]
  •  9.8 走行性能試験・・・・[8]
  •  9.9 耐荷重性能試験・・・・[9]
  •  9.10 回転性能試験・・・・[10]
  •  10 検査・・・・[10]
  •  11 表示・・・・[11]
  •  11.1 本体表示・・・・[11]
  •  11.2 包装表示・・・・[11]
  •  12 製品の呼び方・・・・[11]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8922 pdf 1] ―――――

B 8922 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
運搬車両機器協会(JMHA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS B 8922:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8922 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8922 : 2015

産業用車輪

Industrial wheels

序文

  この規格は,2004年に第1版として発行されたISO 22878及びISO 22883を基とし,性能項目などと整
合性を図るため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,主としてJIS B 8920で規定するハンドトラック,JIS B 8923で規定する産業用キャスタ,
JIS B 8924で規定するハンドリフトトラック,JIS Z 0610で規定するボックスパレット,構内用運搬車及
びその他の産業用運搬機器の移動に用いる,人力での移動速度が4 km/h(1.11 m/s)以下で使用する車輪(以
下,車輪という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 22878:2004,Castors and wheels−Test methods and apparatus
ISO 22883:2004,Castors and wheels−Requirements for applications up to 1,1 m/s (4 km/h)(全体評
価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1521 転がり軸受−深溝玉軸受
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 8920 ハンドトラック
JIS B 8923 産業用キャスタ
JIS B 8924 ハンドリフトトラック−主要寸法
JIS C 1202 回路計
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS Z 0610 ボックスパレット
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

――――― [JIS B 8922 pdf 3] ―――――

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B 8922 : 2015

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
ソリッド車輪
車輪本体及びタイヤ部を,異種材料によって形成した車輪。
3.2
一体車輪
車輪本体及びタイヤ部を,同一材料によって形成した車輪。
3.3
転がり軸受
外輪と内輪又は軸との間にある保持器によって転動体(玉又はころ)が配置され,転がり運動によって
荷重を支持する軸受。
3.4
滑り軸受
滑り摩擦だけが生じる軸受であり,面と軸とが相対的に滑り運動によって荷重を支持する軸受。
3.5
最大荷重
設計上1個の車輪で運ぶことのできる最大の荷重。
注記 最大荷重の単位はニュートン(N)で表す。

4 種類

  車輪の種類は,車輪の形状とタイヤ部の材料とによって,表1のとおり区分する。
表1−車輪の種類
車輪の形状 タイヤ部の材料による種類 種類の記号
による種類
ソリッド車輪 1種 : 汎用ゴム RV1
2種 : ウレタンゴム RV2
一体車輪 1種 : 汎用ゴム OM1
3種 : 金属・プラスチック OM3

5 性能

5.1 初期車輪遊び性能

  初期車輪遊びは,9.5に規定する試験を行ったとき,車輪外径の1 %以下とする。

5.2 振れ性能

  縦振れ及び横振れは,9.6に規定する試験を行ったとき,その値は表2に適合しなければならない。

――――― [JIS B 8922 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 8922 : 2015
表2−振れ
単位 mm
車輪の外径 縦振れ及び横振れ 車輪の外径 縦振れ及び横振れ
50,65 0.6以下 250,300,350, 2.5以下
75,100 1.0以下 360,400,410
125,130,150, 1.5以下 450,460, 3.5以下
180,200 500,510

5.3 電気抵抗性能

  車輪のうち,導電性であること,帯電防止性であること又は静電防止性であることを表示する車輪は,
9.7に規定する試験を行って,表3の電気抵抗値に適合しなければならない。
表3−電気抵抗性能
電気抵抗性能の区分 電気抵抗値
導電性 R≦1.0×105 Ω
帯電防止性 1.0×105 Ω 静電防止性 1.0×107 Ω

5.4 走行性能

  走行性能は,9.8に規定する試験を行ったとき,次の規定に適合しなければならない。
a) 車輪本体,界面部及びタイヤ部に,亀裂又は離を生じてはならない。
b) 車輪外径の永久変形は2 %以下とする。

5.5 耐荷重性能

  耐荷重性能は,9.9に規定する試験を行ったとき,次の規定に適合しなければならない。
a) 箇条6 b) 及びc) の規定に適合しているものとする。
b) 試験終了後のタイヤ部の変位量は,表4に適合するものとする。
表4−耐荷重性能
単位 mm
車輪の外径 変位量 車輪の外径 変位量
50,65, 1.0以下 250 2.5以下
75,100 300 3.0以下
125,130, 1.5以下 350,360, 4.0以下
150 400,410
180,200 2.0以下 450,460, 5.0以下
500,510

5.6 回転性能

  回転性能は,9.10に規定する試験を行ったとき,表5に適合しなければならない。

――――― [JIS B 8922 pdf 5] ―――――

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JIS B 8922:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 22878:2004(MOD)
  • ISO 22883:2004(MOD)

JIS B 8922:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8922:2015の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB1521:2012
転がり軸受―深溝玉軸受
JISB7503:2017
ダイヤルゲージ
JISB7507:2016
ノギス
JISB8920:2014
ハンドトラック
JISB8923:2015
産業用キャスタ
JISB8924:1999
ハンドリフトトラック―主要寸法
JISC1202:2000
回路計
JISC1302:2018
絶縁抵抗計
JISZ0610:1998
ボックスパレット
JISZ8703:1983
試験場所の標準状態