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JIS B 9709-1:2001 規格概要
この規格 B9709-1は、機械類から放出される危険物質による健康へのリスクを制限するための原則を規定。爆発,火災又は放射能若しくは極度の温度又は圧力下での挙動に関する健康への危険源には適用しない。
JISB9709-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B9709-1
- 規格名称
- 機械類の安全性―機械類から放出される危険物質による健康へのリスクの低減―第1部 : 機械類製造者のための原則及び仕様
- 規格名称英語訳
- Safety of machinery -- Reduction of risks to health from hazardous substances emitted by machinery -- Part 1:Principles and specifications for machinery manufacturers
- 制定年月日
- 2001年9月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 14123-1:1998(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 13.110, 13.300
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械安全 2020
- 改訂:履歴
- 2001-09-20 制定日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS B 9709-1:2001 PDF [11]
B 9709-1 : 2001 (ISO 14123-1 : 1998)
まえがき
この規格は,日本工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定し
た日本工業規格(日本産業規格)である。
JIS B 9709-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) 危険物質への暴露の低減のための方策の例
JIS B 9709の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 9709-1 第1部 : 機械類製造者のための原則及び仕様
JIS B 9709-2 第2部 : 検証手順に関する方法論
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 9709-1 pdf 1] ―――――
B 9709-1 : 2001 (ISO 14123-1 : 1998)
pdf 目次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 3.1 意図する使用・・・・[2]
- 3.2 危険物質・・・・[2]
- 4. リスクアセスメント・・・・[2]
- 5. 放出の種類・・・・[3]
- 5.1 空気中放出・・・・[3]
- 5.2 非空気中放出・・・・[4]
- 6. リスクの除去及び/又は低減のための要求事項及び/又は方策・・・・[5]
- 7. 使用上及び保全上の情報・・・・[5]
- 7.1 使用上の情報・・・・[5]
- 7.2 保全上の構報・・・・[5]
- 8. 安全要求事項及び/又は方策の検証・・・・[6]
- 附属書A(参考) 危険物質への暴露の低減のための方策の例・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 9709-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 9709-1 : 2001
(ISO 14123-1 : 1998)
機械類の安全性−機械類から放出される危険物質による健康へのリスクの低減−第1部 : 機械類製造者のための原則及び仕様
Safety of machinery−Reduction of risks to healthfrom hazardous substances emitted by machinery−Part 1 : Principles and specifications for machinery manufacturers
序文
この規格は,1998年に第1版として発行されたISO 14123-1, Safety of machinery−Reduction of risks to
health from hazardous substances emitted by machinery−Part 1 : Principles and specifications for machinery
manufacturersを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,原国際規格の前文は規定内容ではないので,この規格から除外した。
1. 適用範囲
この規格は,機械類から放出される危険物質による健康へのリスクを制限するための原則
を規定している。この規格は,爆発,火炎又は放射能若しくは極度の温度又は圧力下での挙動に関する健
康への危険源には適用しない。
備考 この規格の対応国際規格を次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 14123-1 : 1998 Safety of machinery−Reduction of risks to health from hazardous substances
emitted by machinery−Part 1 : Principles and specifications for machinery manufacturers (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改訂版・
追補には適用しない。発行年(又は発効年)を付記していない引用規格は,その最新版(追補を含む)を
適用する。
JIS B 9702 : 2000 機械類の安全性−リスクアセスメントの原則
備考 ISO 14121 : 1998, Safety of machinery−Principles of risk assessmentがこの規格と一致している。
JIS B 9709-2 : 2001 機械類の安全性−機械類から放出される危険物質による健康へのリスクの低減
−第2部 : 検証手順に関する方法論
備考 ISO 14123-2 : 1998 Safety of machinery−Reduction of risks to health from hazardous substances
――――― [JIS B 9709-1 pdf 3] ―――――
2
B 9709-1 : 2001 (ISO 14123-1 : 1998)
emitted by machinery−Part 2 : Methodology leading to verification proceduresがこの規格と
一致している。
ISO/DIS 12100-1 Safety of machinery−Basic concepts and general principles for design−Part 1 : Basic
terminology, methodology
3. 定義
この規格のために,次の定義を適用する。
3.1 意図する使用
使用上の指示事項の中に提供された情報に基づく機械の使用(ISO/DIS 12100-1参
照)
3.2 危険物質
健康に対して危険な化学的又は生物学的作用因子で,例えば,次に分類される物質又は
混合物。
− 強度の毒性 (very toxic)
− 毒性 (toxic)
− 有害性 (harmful)
− 腐食性 (corrosive)
− 刺激性 (irritant)
− 感作性 (sensitizing)
− 発がん性 (carcinogenic)
− 変異原性 (mutagenic)
− 催奇形性 (teratogenic)
− 病原性 (pathogenic)
− 窒息性 (asphyxiant)
4. リスクアセスメント
4.1 健康に対して危険な物質から生じる危険源の同定及び予見可能なリスクの評価は,機械類製造者に
よりなされなければならない。この評価は,可能な限り,機械の寿命のいかなる段階でも人が機械から放
出される危険物質に暴露されることから生じる潜在的危険をその範囲としなければならない。
備考 リスクアセスメントの詳細な方法は,JIS B 9702 : 2000参照。
4.2 リスクのレベルは物質の危険特性,人への暴露が起こる可能性及び暴露の度合に依存する。危険物
質の健康への影響は次のとおりである。
− 短期又は長期間
− 可逆性又は非可逆性
4.3 危険物質はいかなる物理的状態(気体,液体及び固体)でも存在し,かつ,次により人体に影響を
及ぼしうる。
− 吸入
− 摂取
− 皮膚,目及び口の粘膜との接触
− 皮膚からの浸透
4.4 危険物質は次から生じる場合がある。
− 機械のいかなる部分
− 機械に存在する物質
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3
B 9709-1 : 2001 (ISO 14123-1 : 1998)
− 機械により加工される又は機械で使用されるもの,及び/又は物質から直接又は間接に生じる材料
4.5 機械の寿命の局面は次を含む場合がある。(ISO/DIS 12100-1参照):
− 製作
− 運搬及び立上げ
− 運搬
− 据付
− 立上げ
− 使用
− 起動及び停止を含む運転
− 故障
− 設定又は工程の切替
− 清掃
− 調整
− 保全及び修理
− 使用停止,解体及び安全の面からの処分
5. 放出の種類
5.1 空気中放出
5.1.1 空気中放出は,危険物質の暴露の重要顕著な根源を表している。通常,吸入はすべての侵入経路(4.3
参照)の最も重要顕著なものである。加えて,空気中への放出が他の経路で,特に物質が人体表面に付着
したとき又はそれらが経口摂取されるとき,人体に侵入する場合がある。
5.1.2 空気中放出はあらゆる源から生じる場合がある。それは次を含む。
− 機械加工,例えば,のこ引き,研削,研磨,フライス削り
− 蒸発及び熱対流,例えば,開放タンク,るつぼ,溶媒槽
− 高温金属加工,例えば,溶接,ろう付け,はんだ付け,ならい切削,鋳造
− 材料の取扱い,例えば,ホッパーチャージ,空気輸送,袋詰め
− 散布,例えば,塗装,高圧洗浄
− 漏出,例えば,ポンプシール,フランジ
− 副産物及び流出液,例えば,ドロスからのガス,ゴムの加硫煙霧
− 保全,例えば,フィルターバッグを空にする
− 分解工程,例えば,鉛蓄電池の解体,石綿断熱材のはがし
− 燃料燃焼,例えば,内燃機関からの排気
− 食品練り混ぜ装置
− 金属加工,例えば,水溶性金属加工用潤滑剤からのニトロソアミン
5.1.3 空気中危険物質の例は次のとおり。
− 呼吸器刺激性物質,例えば,二酸化硫黄,塩素,カドミウム煙霧
− 感作物質 (sensitizers),例えば,イソシアネート,酵素,コロホニウム煙霧
− 発がん物質 (carcinogens),例えば,石綿,六価クロム,ベンゼン,塩化ビニルモノマー
− 線維形成誘導性粉じん (fibrogenic dusts),例えば,遊離シリカ結晶,石綿,コバルト
− 窒息性物質,例えば,窒素,アルゴン,メタン
――――― [JIS B 9709-1 pdf 5] ―――――
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JIS B 9709-1:2001の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14123-1:1998(IDT)
JIS B 9709-1:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.300 : 危険物に対する防護
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.110 : 機械の安全
JIS B 9709-1:2001の関連規格と引用規格一覧
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