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は広い周波数範囲にわたる一定の振動の厳しさを示していない。
質量Mの物体を駆動又は制動するエネルギが21・Mv2であることから,一定の速度は一定の運
動エネルギを表すことになり,したがって,定速度は振動の厳しさを表現する最も有効な手段
であると考えられる。
正弦波振動の場合,最大振幅をsm,最大加速度をam/s2,周波数をf Hzとすると,最大速度
vm/sは次の式で求められる。
v= (2 ‰ a/ (2
なお,表12の厳しさの具体例として次の環境が挙げられる。
V. S. 1 プラントの制御室及び一般的な工場内の環境
工場内の現場の環境
V. S. 2, V. S. 3
V. S. 4 輸送条件を含む工場内の過酷な現場の環境
図12 速度
(4) 振動時間
表13 振動時間のクラス
クラス 発生時間
%
V. T. 1 100
V. T. X 別途指定
備考 発生時間は,あらか
じめ定められた時間
内で振動にさらされ
る割合をいう。
3.4 衝撃 衝撃は,加速度法又は自由落下法を用いる。
(1) 加速度法 次の各項について表1416のクラス分けを行う。衝撃の方向は,x,y,zの3方向とする。
――――― [JIS C 1804 pdf 11] ―――――
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(a) 加速度 (b) 衝撃時間 (c) 繰返し回数
表14 表15 表16
加速度 m/s2 max 衝撃時間 ms max 回数/時間
2 5 <1回/1日
20 10 <1回/1時間
40 20 <1回/1分
70 50 <1回/10秒
100 100 別途指定
250 別途指定
別途指定
(2) 自由落下法 次の各項について表16及び表17のクラス分けを行う。落下方法は,平たんな硬い表面
に落下させるものとし,衝撃の方向は,x,y,zの3方向とする。
(a) 落下高さ
表17
高さ mm max
25
50
100
250
500
1 000
別途指定
(b) 繰返し回数 繰返し回数は,加速度法の繰返し回数と同一のクラス分けとする(表16参照)。
3.5 電磁環境 電磁環境は,表1822のようにクラス分けを行う。
(1) 外部磁界
表18
磁界強度 A/m max
地磁気(基準)
200
400
800
別途指定
参考 外部磁界の試験装置及び試験方法の詳細は,IEC 1000-4-8 : 1993 (Section 8 : Power frequency
magnetic field immunity test) に規定されている。
(2) 静電気放電
表19
レベル 試験電圧 kV
接触放電 気中放電
1 2 2
2 4 4
3 6 8
4 8 15
X 別途指定 別途指定
参考 静電気放電の試験装置及び試験方法の詳細は,社団法人日本電気計測器工業会規格JEMIS
――――― [JIS C 1804 pdf 12] ―――――
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036-1994(計測制御機器イミュニティ試験法)に規定されている。
(3) 放射電磁界
表20
レベル 電界強度 V/m 周波数範囲 MHz
1 1 261 000
2 3
3 10
X 別途指定
トランシーバノイズの場合の電界強度は3V/mを目安とし,
周波数は27MHz,150MHz,435MHz,470MHz及び900MHz
帯域の5種類とする。
参考 放射電磁界の試験装置及び試験方法の詳細は,JEMIS 036-1994に規定されている。
4) 伝導性雑音
(a) 方形波インパルス
表21
単位 kV
レベル 電源線 信号線
(通信線,制御線)
1 1 0.5
X 別途指定 別途指定
(b) バースト波
表22
単位 kV
レベル 電源線 信号線
(通信線,制御線)
1 0.5 0.25
2 1.0 0.5
3 2.0 1.0
4 4.0 2.0
X 別途指定 別途指定
参考 バースト波の試験装置及び試験方法の詳細は,JEMIS 036-1994に規定されている。
(5) コモンモード,シリーズモード電圧 機器及びシステムによって商用電源波ノイズレベルは大幅に異
なり,一律に規定することはできないので,原則として製造業者が指定する値とする。
備考 シリーズモード電圧は,ノーマルモード電圧ともいう。
3.6 取付角度 取付角度は,表23からクラス分けを行う。
表23
取付角度(度)
±3
±10
±30
±60
±90
別途指定
――――― [JIS C 1804 pdf 13] ―――――
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3.7 腐食及び浸食 腐食及び浸食の要因は,多種多様であるので,環境汚染の種別と具体的数値や定性
的状態についてはそれぞれの使用場所に応じて使用者と供給者で協議するものとし,その要因となる汚染
物質と留意事項について次に例示する。
(1) 気体及び蒸気 硫化水素,硫黄酸化物,塩素,ふっ化水素,アンモニア,窒素酸化物,オゾン,溶剤
(トリクロロエチレン),その他。これらの厳しさは最大濃度と平均濃度の両者で検討する必要がある。
これらの汚染物質による腐食を促進する要因として高温,高湿を考慮しなければならない。
(2) エーロゾル 空気中の浮遊油,空気中の海水塩,その他
(3) 液体
(4) 固形物質 砂,鉄鉱石,セメントのほこり,カーボンのほこり,織物の繊維,小麦粉,アスベスト,
その他。これらの粒径,空気中濃度,発生頻度,熱伝導性,導電率,透磁率,湿気,粒子の速度など
を考慮する必要がある。
(5) 植物及び動物 かび,昆虫,ねずみ,その他
改正原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 土 屋 喜 一 早稲田大学理工学部
(副委員長) 佐 伯 浩 人 慶應義塾大学理工学部
(幹事) 伊 藤 洋一郎 山武ハネウエル株式会社
中 島 一 郎 通商産業省機械情報産業局
古 市 正 敏 工業技術院標準部
今 井 秀 孝 工業技術院計量研究所
白 崎 善 宏 千代田化工建設株式会社
熊 谷 俊 一 秩父小野田株式会社
若 林 茂 治 新日本製鐵株式会社
湯 浅 康 弘 日本鋼管株式会社
近 藤 久 男 株式会社日本触媒
魚 切 勇 日本石油精製株式会社
小 林 一 勝 三菱製紙株式会社
林 昇一郎 株式会社オーバル
岡 敏 大倉電気株式会社
公 江 春 樹 株式会社島津製作所
三 宅 順 一 株式会社東芝
桜 居 裕 株式会社日立製作所
多 胡 敬一郎 富士電機株式会社
市 川 邦 明 横河電機株式会社
(事務局) 雀 部 隆 明 社団法人日本電気計測器工業会
冨 山 正 社団法人日本電気計測器工業会
JIS C 1804:1995の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60654-1:1993(MOD)
- IEC 60654-2:1979(MOD)
- IEC 60654-3:1983(MOD)
- IEC 60654-4:1987(MOD)
JIS C 1804:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.40 : 工業計測及び制御
JIS C 1804:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0155:1997
- 工業プロセス計測制御用語及び定義
- JISZ8103:2019
- 計測用語