JIS C 2305-1:2010 電気用プレスボード及びプレスペーパー―第1部:定義及び一般要求事項

JIS C 2305-1:2010 規格概要

この規格 C2305-1は、電気用プレスボード及び電気用プレスペーパーに関する定義,分類及び一般要求事項について規定。

JISC2305-1 規格全文情報

規格番号
JIS C2305-1 
規格名称
電気用プレスボード及びプレスペーパー―第1部 : 定義及び一般要求事項
規格名称英語訳
Pressboard and presspaper for electrical purposes -- Part 1:Definitions and general requirements
制定年月日
2010年6月21日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60641-1:2007(MOD)
国際規格分類

ICS

29.035.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2010-06-21 制定日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS C 2305-1:2010 PDF [8]
                                                                                 C 2305-1 : 2010

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 用語及び定義・・・・[1]
  •  3 分類・・・・[2]
  •  4 一般要求事項・・・・[3]
  •  4.1 構成・・・・[3]
  •  4.2 仕上げ・・・・[3]
  •  4.3 加工性・・・・[3]
  •  5 厚さ・・・・[3]
  •  6 供給条件・・・・[3]
  •  6A 製品の呼び方・・・・[3]
  •  6B 表示・・・・[4]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 2305-1 pdf 1] ―――――

C 2305-1 : 2010

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,電気機能材料工業会(JEIA)及び財団法人
日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによってJIS C 2305:1999
は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS C 2305の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 2305-1 第1部 : 定義及び一般要求事項
JIS C 2305-2 第2部 : 試験方法
JIS C 2305-3-1 第3-1部 : 個別製品規格−プレスボード

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 2305-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
C 2305-1 : 2010

電気用プレスボード及びプレスペーパー−第1部 : 定義及び一般要求事項

Pressboard and presspaper for electrical purposes- Part 1: Definitions and general requirements

序文

  この規格は,2007年に第2版として発行されたIEC 60641-1を基に,技術的内容を変更することなく作
成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されていない種類,及び製品の呼び方を追加し,か
つ,供給条件及び表示の要求事項を修正している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の
一覧表に説明を付けて附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,電気用プレスボード(以下,プレスボードという。)及び電気用プレスペーパー(以下,プ
レスペーパーという。)に関する定義,分類及び一般要求事項について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60641-1:2007,Specification for pressboard and presspaper for electrical purposes−Part 1:
Definitions and general requirements(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
プレスボード(pressboard)
植物由来の化学的に高純度なパルプから,すき合わせ板紙抄紙機によって作るボード。プレスボードは,
比較的高密度,均一厚さ,表面平滑性,高機械強度,柔軟性及び電気絶縁特性の特徴をもつ。使用目的に
よっては,表面に織り目があってもよい。
2.2
プレスペーパー(presspaper)
植物由来の化学的に高純度なパルプから連続工程によって製造した多層紙。プレスペーパーは高密度,
均一厚さ,表面平滑性,高機械強度,劣化抵抗性及び電気絶縁特性の特徴をもつ。
2.3
プレコンプレスド(pre-compressed)

――――― [JIS C 2305-1 pdf 3] ―――――

2
C 2305-1 : 2010
プレスボードを圧締している間中,加熱し続けること。

3 分類

  プレスボード又はプレスペーパーは,構成及び特徴に基づいて表1のとおり分類する。表1には,分類
した種類別の適用例も追加している。
表1−プレスボード及びプレスペーパーの種類,構成及び特徴並びに適用例
プレスボード プレスペーパー 適用例
種類 構成 特徴 種類 構成 特徴
B.0.1 100 %クラフトパルプ 特に高化学純 P.0.1 100 %クラフトパルプ 特に高化学純度 コンデンサ
B.0.2 100 %木綿繊維 度のプレスボ P.0.2 100 %木綿繊維 の高密度プレス 及び密閉モ
B.0.3 クラフトパルプと木 ード P.0.3 クラフトパルプと木 ペーパー ータ
綿繊維との混合物 綿繊維との混合物
− − − P.1.1 100 %クラフトパルプ 特に高化学純度 コンデンサ
P.1.2 100 %木綿繊維 及び高油浸性の
P.1.3 クラフトパルプと木 低密度プレスペ
綿繊維との混合物 ーパー
B.2.1 100 %クラフトパルプ 高化学純度の P.2.1 100 %クラフトパルプ 高化学純度の高 変圧器
B.2.2 100 %木綿繊維 プレスボード P.2.2 100 %木綿繊維 密度プレスペー
B.2.3 クラフトパルプと木 P.2.3 クラフトパルプと木 パー
綿繊維との混合物 綿繊維との混合物
B.2.4 木綿繊維と麻との混 P.2.4 木綿繊維と麻との混
合物 合物
B.3.1 100 %クラフトパルプ 高化学純度,高 − − − 変圧器
B.3.2 100 %木綿繊維 機械的強さで,
B.3.3 クラフトパルプと木 かつ,硬くて剛
綿繊維との混合物 直なプレコン
B.3.4 木綿繊維と麻との混 プレスド・プレ
合物 スボード。表面
は,布地模様
B.4.1 100 %クラフトパルプ 高化学純度,高 P.4.1 100 %クラフトパルプ 高純度及び高油 変圧器及び
B.4.2 100 %木綿繊維 油浸性で,か P.4.2 100 %木綿繊維 浸性のプレスペ 油入装置
B.4.3 クラフトパルプと木 つ,成形加工に P.4.3 クラフトパルプと木 ーパー
綿繊維との混合物 適したプレス 綿繊維との混合物
B.4.4 木綿繊維と麻との混 ボード P.4.4 木綿繊維と麻との混
合物 合物
B.5.1 100 %クラフトパルプ 高化学純度,高 P.5.1 100 %クラフトパルプ 高純度及び高油 変圧器及び
B.5.2 100 %木綿繊維 油浸性で,か P.5.2 100 %木綿繊維 浸性の低密度プ 油入装置
B.5.3 クラフトパルプと木 つ,モールド加 P.5.3 クラフトパルプと木 レスペーパー
綿繊維との混合物 工に適したプ 綿繊維との混合物
B.5.4 木綿繊維と麻との混 レスボード P.5.4 木綿繊維と麻との混
合物 合物
B.6.1 100 %クラフトパルプ 低空げき率の P.6.1 100 %クラフトパルプ サイズ剤を使用 モータ及び
B.6.2 100 %木綿繊維 乾式用プレス P.6.2 100 %木綿繊維 した低空げき率 一般電気機
B.6.3 クラフトパルプと木 ボード P.6.3 クラフトパルプと木 の高密度プレス 器
綿繊維との混合物 綿繊維との混合物 ペーパー
B.6.4 木綿繊維と麻との混 P.6.4 木綿繊維と麻との混
合物 合物

――――― [JIS C 2305-1 pdf 4] ―――――

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C 2305-1 : 2010
表1−プレスボード及びプレスペーパーの種類,構成及び特徴並びに適用例(続き)
プレスボード プレスペーパー 適用例
種類 構成 特徴 種類 構成 特徴
1種 クラフトパルプと木綿繊維との混合物 − 変圧器及び
(PB1) 油入装置
2種 クラフトパルプ − 変圧器及び
(PB2) 油入装置
注記 “クラフトパルプ”は,4.1を参照。

4 一般要求事項

4.1 構成

  この規格で規定するプレスボード及びプレスペーパーは,100 %植物繊維から作る。工程上無関係な原
料及び接着剤を含まず,必要に応じて適切な染料を含む。
適切な化学純度及び機械特性を得るため,表1に記載した種類の多くは,“クラフトパルプ”で作らなけ
ればならない。この原料に,機械パルプを用いてはならない。
パルプ技術における進歩は,硫酸塩法でなしえなかった,より環境に配慮した工程によって必要特性を
得る原料を可能にした。表1の“クラフトパルプ”という用語は,そのような原料を含むことを意味して
いる。
必要特性を満足するためには,パルプが,高品質の未漂白クラフトパルプと同様の高重合度(DP)をも
っていること,及び未漂白であることを必要とする。パルプは,他のすべての点においてクラフトパルプ
と同様の特性でなければならない。

4.2 仕上げ

  プレスボード又はプレスペーパーの仕上げは,受渡当事者間の協定による。

4.3 加工性

  すべてのプレスボードは,削ることができなければならない。厚さ3.0 mm以下のプレスボード及びプ
レスペーパーは,ばりのない孔開けができなければならない。作業は,製造業者の推奨方法に従って行う。

5 厚さ

  プレスボード及びプレスペーパーの公称厚さ(mm)は,次による。ただし,これ以外の厚さを用いて
もよい。
プレスペーパー : 0.075,0.10,0.13,0.15,0.18,0.20,0.25,0.30,0.40,0.50,0.60,0.80
プレスボード : 0.5,0.8,1.0,1.5,1.6,2.0,2.4,2.5,3.0,3.2,4.0,4.8,5.0,6.0,6.4,7.0,8.0,
9.6,10,13
これらの厚さの許容差は,個別製品規格(JIS C 2305-3)による。

6 供給条件

  製品は,輸送,取扱い及び保管中に十分な保護ができる包装で供給しなければならない。
包装は,製品に汚損,損傷及び吸湿を生じるおそれがなく,かつ,輸送に適するようにする。

6A 製品の呼び方

  製品は,板及び巻取の二つの形態で提供される。製品の呼び方は,板の場合,名称,種類及び寸法(厚

――――― [JIS C 2305-1 pdf 5] ―――――

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