JIS C 3660-408:2019 電気・光ファイバケーブル―非金属材料の試験方法―第408部:各種試験―ポリエチレン及びポリプロピレンコンパウンドの長期安定性試験 | ページ 2

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C 3660-408 : 2019 (IEC 60811-408 : 2012)
高さと径との比 : 3 : 14 : 1
注記 [対応国際規格の注記の内容は,規定であることから,細別a) の第2段落とした。]
b) ) のエアオーブンの体積に対して,適切な計測範囲を備えた空気流量計。
c) 0.1 ℃単位で読取り可能であり,測定誤差が0.2 ℃以下の熱電対又は温度計。
d) 精度が±0.5 mgで0.1 mgの読取り及び繰返し測定可能な化学天びん(秤)。
4.1.3 試料及び試験片の準備
非充形ケーブルから,2 mの試料を各色について三つの試料を採取する。これらの試料は,附属書A
に規定された試験を実施した後,A.4の要求事項を満足しなければならない。
試料から200 mmの試料を3本以上,上記の試験を実施した試料から切断し採取する。これらは,試料
の端から等間隔に200 mmずつ切る。
各試料について,亀裂及び割れのないことを確認しながら,手で隙間なく10回の自己巻付処理を行う。
4.1.4 加熱方法
巻付けを行った試料を60±2 ℃の空気循環式エアオーブンに7日間放置する。
4.1.5 結果の評価
加熱処理期間の終了後,目視によって,亀裂及び割れのないことを確認する。
4.2 充形ケーブルの試験方法
4.2.1 一般
一般事項は,4.1.1による。
充コンパウンド入りのポリオレフィン絶縁ケーブルでは,絶縁体と充材との組合せ適合性を評価す
る。
4.2.2 装置
装置は,4.1.2による。
4.2.3 試料及び試験片の準備
2.5 mの長さで採取した各色三つの試料を,充コンパウンド中で,次の温度で7日間前処理を行う。
− 60±2 ℃(滴下点温度が50 ℃を超え70 ℃以下の充コンパウンドの場合)
− 70±2 ℃(滴下点温度が70 ℃を超える充コンパウンドの場合)
注記 滴下点については,JIS C 3660-601を参照。
絶縁線心又はケーブルをガラス容器に入れた約200 gの充コンパウンドへ浸せきする(両端は浸せき
しない。)ことによって前処理を行う。ケーブルを用いる場合は,前処理後の試験片採取に注意を払う。
前処理後,試料をけばのない吸取紙で余分な充コンパウンドを拭き取る。充コンパウンドに浸せき
した中央部を残して両端を切り落とし,各色三つの試料を2 mの長さに切る。これらの試料は,附属書A
に規定された試験を実施した後,A.4の要求事項を満足しなければならない。
その後,各試料から200 mmの試料を3本以上,上記の試験を実施した試料から切断し採取する。これ
らは,試料の端から等間隔に200 mmずつ切る。各試料の亀裂及び割れのないことを確認しながら,手で
隙間なく10回の自己巻付処理を行う。
4.2.4 加熱手順
加熱手順は,4.1.4による。
4.2.5 結果の評価
結果の評価は,4.1.5による。

――――― [JIS C 3660-408 pdf 6] ―――――

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C 3660-408 : 2019 (IEC 60811-408 : 2012)

5 試験報告書

  試験報告書は,JIS C 3660-100に従って作成する。

――――― [JIS C 3660-408 pdf 7] ―――――

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C 3660-408 : 2019 (IEC 60811-408 : 2012)
附属書A
(規定)
試料の調整
A.1 試験片の準備
三つの試料をそれぞれ別々に約60 mm径の緩いコイル状に巻く。試験片には,よじれ又はねじれがあっ
てはならない。必要ならば,コイルを2本のアルミニウム線で緩く縛ってもよい。各試料の質量を0.1 mg
単位で計量する。
A.2 加熱手順
三つの試料は,蓋に取り付けたアルミニウム線のフックなどによってエアオーブンの下部につるす。試
料のコイル中心の空気温度が,条件A又は条件Bによって規定する温度で維持されているか確認するため
に熱電対又は適切な温度計で計測する(4.1.1参照。)。
試験装置が隔室を備えている場合,各試料は,それぞれ違う隔室に入れることが望ましい。ただし,試
料は三つまでを一つの隔室内で老化してもよい。この場合,互いの試料又は内壁に触れないように,35
mm離してつるす。
試験中の温度を監視するために,データ記録装置を使用することが望ましい。
規定する試験期間の後,試料をエアオーブンから取り出し,常温まで冷却する。
注記 (対応国際規格の注記の内容は,規定であることから,この箇条の第3段落とした。)
A.3 測定
熱処理後,各試料の質量を0.1 mg単位で測定する。
A.4 結果の評価
目視で絶縁体の亀裂,割れ,劣化などの兆候があってはならず,かつ,色は識別可能でなければならな
い。
質量の増加を計算し,これが1 mgを超えてはならない。又は,JIS C 3660-410の酸化誘導時間の試験を
行ったとき,2分以上の誘導時間でなければならない。

JIS C 3660-408:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60811-408:2012(IDT)

JIS C 3660-408:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 3660-408:2019の関連規格と引用規格一覧