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C 5101-8 : 2018 (IEC 60384-8 : 2015)
注記 対応国際規格 : IEC 61193-2:2007,Quality assessment systems−Part 2: Selection and use of
sampling plans for inspection of electronic components and packages(IDT)
JIS C 5101-1:2010 電子機器用固定コンデンサ−第1部 : 品目別通則
注記 対応国際規格 : IEC 60384-1:2008,Fixed capacitors for use in electronic equipment−Part 1:
Generic specification(IDT)
JIS C 60063:2018 抵抗器及びコンデンサの標準数列
注記1 対応国際規格 : IEC 60063:1963,Preferred number series for resistors and capacitors並びに
Amendment 1: 1967及びAmendment 2: 1977(IDT)
注記2 対応国際規格IEC 60063は2015年に改正されており,この最新版のIEC規格に基づくJIS
を採用した。
JIS C 60068-1:2016 環境試験方法−電気・電子−第1部 : 通則及び指針
注記 対応国際規格 : IEC 60068-1:2013,Environmental testing−Part 1: General and guidance(IDT)
JIS Z 8601:1954 標準数
注記 対応国際規格 : ISO 3:1973,Preferred numbers−Series of preferred numbers(MOD)
1.4 個別規格に規定する事項
1.4.1 一般
個別規格は,関連するブランク個別規格の様式による。
個別規格には,品目別通則,品種別通則又はブランク個別規格の要求事項よりも低い水準の要求事項を
規定してはならない。より厳しい要求事項を規定する場合は,その内容を個別規格の1.9に記載し,更に,
試験計画の中に,例えば,アステリスク(*)を付けて明示する。
1.4.2の外形図及び寸法は,一覧表で示してもよい。
個別規格に1.4.21.4.5の事項を規定し,引用する値は,この規格の該当する項目の中から選定すること
が望ましい。
1.4.2 外形図及び寸法
外形図及び寸法は,その他のコンデンサとの比較及び区別が容易にできるように図示する。
コンデンサの互換性及び取付けに影響する寸法及び寸法許容差は,個別規格に規定する。また,全ての
寸法は,ミリメートル(mm)で規定する。
一般的に,寸法表示は,本体の長さ,幅,高さ及び端子間距離とし,円筒形の場合は,本体の直径及び
長さ並びに端子の長さ及び直径を規定する。多数のコンデンサ(公称静電容量と定格電圧との組合せ範囲)
を一つの個別規格に規定するなど必要な場合は,寸法及び寸法許容差を図面の下に表で示す。
形状が上記と異なる場合は,そのコンデンサを適切に表す寸法を個別規格に規定する。
コンデンサがプリント配線板用でない場合は,個別規格にそのことを明記する。
1.4.3 取付け
通常の取付方法,並びに振動及びバンプ又は衝撃試験を行う場合の取付方法を,個別規格に規定する。
コンデンサによっては,特別な取付具を用いる設計のものがある。この場合は,個別規格にその取付具の
ことを記載し,振動及びバンプ又は衝撃試験を行う場合には,この取付具を用いる。
1.4.4 定格及び特性
1.4.4.1 一般
定格及び特性は,この規格の関連項目によるほか,次による。
――――― [JIS C 5101-8 pdf 6] ―――――
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C 5101-8 : 2018 (IEC 60384-8 : 2015)
1.4.4.2 公称静電容量範囲
2.2.4.1による。
IEC電子部品品質認証制度(IECQ)の場合は,個別規格の公称静電容量範囲と認証を受けた範囲とが
異なるとき,次の文章を追加する。“各定格電圧での公称静電容量の範囲は,品質認証電子部品一覧表
(QPL)による。”
1.4.4.3 特殊な特性
設計及び使用目的によって,特殊な特性が必要な場合には,それを追加してもよい。
1.4.4.4 はんだ付け
はんだ付け性及びはんだ耐熱性試験で適用する試験方法,厳しさ及び要求事項は,個別規格の規定によ
る。
1.4.5 表示
コンデンサ及びその包装に対する表示項目は,個別規格に規定する。この規格の1.6と異なる場合は,
その事項を個別規格に明記する。
1.5 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5101-1によるほか,次による。
1.5.1
固定磁器コンデンサ 種類1(fixed capacitors ceramic dielectric,Class 1)
電子機器の共振回路,その他一般に損失が低く,温度などに対する静電容量の安定性が必要な回路で,
主に温度補償用に用いる磁器を誘電体としたコンデンサ。
注記 この磁器の誘電体は,公称温度係数(α)によって区別している。
1.5.2
サブクラス(subclass)
公称温度係数とその許容差との組合せ(表2参照)。
注記 公称温度係数及びその許容差は,温度範囲が+20 ℃+85 ℃のものである。ただし,温度と
静電容量との関係(TC curve)は厳密には直線ではない。また,その他の温度に対する静電容
量変化率(ΔC/C)の限界値を規定する必要がある(表3参照)。同じ事項を図A.1図A.15に
示している。これらの図は,使用者がある温度Tでの静電容量の変化値から温度係数1/C×
(dC/dT) Tの値及びその範囲を推定するのに用いるものであり,試験及び測定に必要なものでは
ない。
1.5.3
定格電圧,UR(rated voltage)
定格温度でコンデンサの端子に連続して印加してもよい最高直流電圧。
注記1 最高直流電圧は,コンデンサに印加する直流電圧と,交流電圧のピーク値又はパルス電圧の
ピーク値との和である。
注記2 この定義は,JIS C 5101-1の2.2.25(定格電圧)の定義“定格温度でコンデンサに連続して印
加してもよい最高直流電圧”に対し,“コンデンサ”の後に“の端子”を付加し規定した。
1.6 表示
1.6.1 一般
表示は,JIS C 5101-1の2.4(表示)によるほか,次による。
表示事項は,一般的に,次の項目から選定する。表示の優先順位は,記載の順とする。
――――― [JIS C 5101-8 pdf 7] ―――――
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C 5101-8 : 2018 (IEC 60384-8 : 2015)
a) 公称静電容量
b) 定格電圧(直流電圧は,記号 又は で表してもよい。)
c) 公称静電容量許容差
d) 公称温度係数,余裕がある場合は,その許容差記号(表2参照)
e) 製造年月(又は年週)
f) 製造業者名又はその商標
g) 耐候性カテゴリ
h) 製造業者の形名
i) 引用個別規格
b)及びd)で要求する情報は,製造業者又は製造国によって指定する形式若しくは形名による記号によっ
て表してもよい。
1.6.2 公称温度係数及びその許容差の記号の表示
公称温度係数及びその許容差の記号は,表2による。色表示を行う場合は,点,すじ又はリングで表し,
2色の場合は,第2の色を本体の色又は表示の色によって決める。
1.6.3 コンデンサ本体への表示
コンデンサには,1.6.1のa),b),c)及び必要な項目をできるだけ多く,明瞭に表示する。コンデンサの
表示内容の重複は,避けることが望ましい。
1.6.4 コンデンサの包装への表示
コンデンサの包装には,1.6.1の全ての項目を明瞭に表示する。
1.6.5 表示の追加
表示項目を追加する場合は,混乱しないように表示する。
2 推奨特性及び定格
2.1 推奨特性
この規格に規定するコンデンサは,JIS C 60068-1の附属書A(部品の耐候性カテゴリー)に規定する一
般原則に基づく耐候性カテゴリに分類する。
カテゴリ下限温度,カテゴリ上限温度及び高温高湿(定常)の試験期間は,次の中から選定する。
− カテゴリ下限温度 : −55 ℃,−40 ℃,−25 ℃及び−10 ℃
− カテゴリ上限温度 : +70 ℃,+85 ℃,+100 ℃及び+125 ℃
− 高温高湿(定常)(温度40 ℃,相対湿度93 %)の試験期間 : 4日,10日,21日及び56日
低温及び高温試験の厳しさは,それぞれカテゴリ下限温度及びカテゴリ上限温度とする。
2.2 推奨定格値
2.2.1 定格温度
この規格に規定するコンデンサの定格温度は,カテゴリ上限温度と等しい。
2.2.2 定格電圧(UR)
定格電圧の推奨値は,JIS Z 8601に規定するR5標準数列に従って,次による。
R5標準数列を適用した推奨電圧 : 25 V,40 V,63 V,100 V,160 V,250 V,400 V,630 V,1 000 V,
1 600 V,2 500 V,4 000 V及び6 300 V
ただし,その他の値が必要な場合は,R10標準数列を用いてもよい。
R10標準数列を適用した推奨電圧 : 50 V,200 V,500 V,2 000 V,3 150 V及び5 000 V
――――― [JIS C 5101-8 pdf 8] ―――――
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C 5101-8 : 2018 (IEC 60384-8 : 2015)
コンデンサに印加する直流電圧と交流電圧のピーク値との和は,定格電圧以下とする。また,交流電圧
のピーク値は,コンデンサの許容電流で決定される値以下とする。
注記 この“許容電流”は,対応国際規格では“permissible reactive power”となっているが,磁器コ
ンデンサでは,高い周波数域では自己発熱量で制限され,すなわち,許容電流で交流電圧のピ
ーク値は決定されると説明できるため,“許容電流”に読み替えることができる(図0A参照)。
せん(尖)頭電圧の和(Peak-to-peak volt
又はZero-to-peak volt)
許容印加電圧
自己発熱での規制
静電容量による自己発熱の差
周波数
図0A−周波数と許容電圧との関係
2.2.3 カテゴリ電圧(UC)
定格温度がカテゴリ上限温度と同じであるため,JIS C 5101-1の2.2.5(カテゴリ電圧)によって,カテ
ゴリ電圧は,定格電圧と等しい。
2.2.4 公称静電容量及びその許容差
2.2.4.1 公称静電容量(CN)の推奨値
公称静電容量値は,JIS C 60063に規定するE6,E12及びE24の標準数列から選定することが望ましい。
注記 この細分箇条の対応国際規格のタイトルが,明らかな誤記のため,この細分箇条の本文に合わ
せて公称静電容量に修正した。
2.2.4.2 公称静電容量許容差の推奨値
公称静電容量許容差の推奨値を,表1に示す。
表1−公称静電容量許容差の推奨値
標準数列 CN≧10 pF CN<10 pF
許容差 記号 許容差 記号
E6 ±20 % M ±2 pF G
E12 ±10 % K ±1 pF F
±5 % J ±0.5 pF D
E24 ±2 % G ±0.25 pF C
±1 % F ±0.1 pF B
2.2.5 静電容量の温度係数(α)
2.2.5.1 公称温度係数及び許容差
1ケルビン当たりの百万分率(10−6/K)で表した温度係数及びその許容差並びにそのサブクラス及び記
号を,表2に示す。
個別規格には,それぞれの公称温度係数に対して,その温度係数の許容差を確認できる静電容量の最低
値を規定する。また,この最低値は,規定する静電容量測定方法の確度を考慮する。
静電容量値がこの最低値よりも低い場合は,次による。
――――― [JIS C 5101-8 pdf 9] ―――――
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C 5101-8 : 2018 (IEC 60384-8 : 2015)
a) 個別規格には,カテゴリ上限温度及びカテゴリ下限温度での静電容量の許容変化値である温度係数
(α)の許容差に対する増加係数を規定する。
b) 測定に特殊な方法が必要な場合は,個別規格に規定する。
2.2.5.2 静電容量変化の許容差
表3の温度係数及びサブクラスにおける温度に対する静電容量変化の限界値を,図A.1図A.15に示す。
表2−公称温度係数及びその許容差
公称温度係数(α) 温度係数の許容差 サブクラス 記号 温度係数の色表示
10−6/K 10−6/K α 許容差
+100 ±15 1A A F 赤+紫
±30 1B G
0 ±15 1A C F 黒
±30 1B G
±60 1F H
−33 ±15 1A H F 茶色
±30 1B G
−75 ±15 1A L F 赤
±30 1B G
−150 ±15 1A P F 黄赤
±30 1B G
±60 1F H
−220 ±15 1A R F 黄
±30 1B G
±60 1F H
−330 ±30 1A S G 緑
±60 1B H
−470 ±30 1A T G 青
±60 1B H
−750 ±60 1A U H 紫
±120 1B J
±250 1F K
−1000 ±60 1A Q H 赤+黄
±120 1B J
±250 1F K
−1500 ±250 1F V K 黄赤+黄赤
−2200 ±500 1F K L 黄+黄赤
−3300 ±500 1F D L 緑+黄赤
−4700 ±1000 1F E M 青+黄赤
−5600 ±1000 1F F M 黒+黄赤
+140≧ 柿 1 000 a)
1C SL − 灰色
+250≧ 柿 1 750 a)
1D UM − 白
注記1 下線は,推奨する温度係数(α)を示す。
注記2 温度係数+33×10−6/K及び−47×10−6/Kは,要求がある場合に使用する。
注記3 温度係数及びその許容差は,温度20 ℃と温度85 ℃との間の静電容量の変化で定義している。
注記4 温度係数0×10−6/Kで許容差±30×10−6/Kのコンデンサを,CGコンデンサ(サブクラス1B)ともいう。
注a) この温度係数は,表3に静電容量の許容変化率の規定がないため,検査の対象とはしない。
――――― [JIS C 5101-8 pdf 10] ―――――
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JIS C 5101-8:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 31 : エレクトロニクス > 31.060 : コンデンサ > 31.060.20 : 磁器コンデンサ及びマイカコンデンサ
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