JIS C 5920-1:2015 光伝送用パワー制御受動部品―第1部:通則

JIS C 5920-1:2015 規格概要

この規格 C5920-1は、光ファイバを用いた光伝送に使用するパワー制御受動部品の通則であり,用語,分類などの一般的な共通事項について規定。

JISC5920-1 規格全文情報

規格番号
JIS C5920-1 
規格名称
光伝送用パワー制御受動部品―第1部 : 通則
規格名称英語訳
Fiber optic passive power control devices -- Part 1:Generic specification
制定年月日
2015年11月20日
最新改正日
2015年11月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60869-1:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

33.180.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2015-11-20 制定
ページ
JIS C 5920-1:2015 PDF [23]
                                                                                 C 5920-1 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  3.1 部品・・・・[1]
  •  3.2 性能パラメータ・・・・[2]
  •  4 光伝送用パワー制御受動部品の概要・・・・[4]
  •  4.1 光減衰器・・・・[4]
  •  4.2 光ヒューズ・・・・[4]
  •  4.3 光パワーリミッタ・・・・[5]
  •  5 分類・・・・[6]
  •  6 外観及び構造・・・・[6]
  •  6.1 外観・・・・[6]
  •  6.2 構造・・・・[6]
  •  7 性能・・・・[7]
  •  7.1 光学特性・・・・[7]
  •  7.2 環境及び耐久性特性・・・・[7]
  •  8 試験方法・・・・[7]
  •  9 表示・・・・[7]
  •  10 包装・・・・[7]
  •  11 安全・・・・[7]
  •  附属書JA(参考)固定光減衰器の技術例,特徴及び適用例・・・・[8]
  •  附属書JB(参考)可変光減衰器の技術例,特徴及び適用例・・・・[9]
  •  附属書JC(参考)固定光減衰器の個別仕様書の様式例・・・・[13]
  •  附属書JD(参考)可変光減衰器の個別仕様書の様式例・・・・[15]
  •  附属書JE(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 5920-1 pdf 1] ―――――

C 5920-1 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 5920:2005は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 5920の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 5920-1 第1部 : 通則
JIS C 5920-3 第3部 : シングルモード光ファイバピッグテール形電気制御式可変光減衰器(予定)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 5920-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 5920-1 : 2015

光伝送用パワー制御受動部品−第1部 : 通則

Fiber optic passive power control devices-Part 1: Generic specification

序文

  この規格は,2012年に第4版として発行されたIEC 60869-1を基とし,我が国の実情に合わせるため,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JEに示す。また,附属書JA附属書JDは対応国際規格には
ない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,光ファイバを用いた光伝送に使用するパワー制御受動部品の通則であり,用語,分類など
の一般的な共通事項について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60869-1:2012,Fibre optic interconecting devices and passive components−Fibre optic passive
power control devices−Part 1: Generic specification(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 5900 光伝送用受動部品通則
JIS C 5901 光伝送用受動部品試験方法
JIS C 5970 F01形単心光ファイバコネクタ(FCコネクタ)
JIS C 5973 F04形光ファイバコネクタ(SCコネクタ)
JIS C 61300規格群 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5900の箇条3(用語及び定義)によるほか,次による。

3.1 部品

3.1.1
光伝送用パワー制御受動部品(Fiber optic passive power control device)
一対の光の入力及び出力端子をもち,あらかじめ定められた波長に依存しない伝達係数を制御すること

――――― [JIS C 5920-1 pdf 3] ―――――

2
C 5920-1 : 2015
によって,出力端子から出射する光パワーを制御する光伝送用受動部品。伝達係数の制御は,あるパワー
を超えた光を入射したときに行う場合及び全ての入射光の光パワーに対し制御する場合に行う。
注記 対応国際規格では,光伝送用パワー制御受動部品の用語を定義していない。JIS C 5900に定義
していないため,追加した。
3.1.2
固定光減衰器(fixed optical attenuator)
減衰量を一定に固定した光減衰器。
注記 対応国際規格では,固定光減衰器を,単に光減衰器(optical attenuator)と記載しているが,光
減衰器には,固定光減衰器及び可変光減衰器があり,間違いのため,固定光減衰器の定義を追
加した。光減衰器の用語の定義は,JIS C 5900による。
3.1.3
可変光減衰器(variable optical attenuator)
減衰量を可変できる光減衰器。可変光減衰器には,手動式及び電気制御式がある。
3.1.4
光ヒューズ(optical fuse)
ある光パワー以下の光を入射したときは伝達を意図し,そのパワーを超えた光を入射したときは,その
後,阻止を意図する光伝送用受動部品。
3.1.5
光パワーリミッタ(optical power limiter)
ある光パワー以下の光を入射したときは伝達を意図し,そのパワーを超えた光を入射したときは一定の
パワーの光を出力する光伝送用受動部品。

3.2 性能パラメータ

3.2.1
公称減衰量(nominal attenuation)
減衰量の公称値。
3.2.2
減衰量公差(attenuation tolerance)
固定光減衰器において,減衰量の公称減衰量からの差。
3.2.3
最小減衰量(minimum attenuation)
可変光減衰器において,設定できる最小の減衰量。
3.2.4
最大減衰量(maximum attenuation)
可変光減衰器において,設定できる最大の減衰量。
3.2.5
減衰量可変範囲(variable attenuation range)
可変光減衰器において,最大減衰量から最小減衰量までの範囲。
3.2.6
減衰量設定分解能(attenuation setting resolution)
可変光減衰器において,設定できる減衰量の最小きざみ量。

――――― [JIS C 5920-1 pdf 4] ―――――

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C 5920-1 : 2015
3.2.7
減衰量設定誤差(error of setting attenuation value)
可変光減衰器において,減衰量設定値と減衰量測定値との差。
3.2.8
減衰量設定再現性(repeatability of setting attenuation value)
可変光減衰器において,繰り返し設定する場合の減衰量の再現性。
注記 減衰量設定再現性は,設定する減衰量の最大最小差で規定する場合と,標準偏差を考慮して統
計的に規定する場合とがある。
3.2.9
光ヒューズしきい値パワー(optical fuse threshold power)
光ヒューズにおいて,阻止を意図する状態となる入射光パワーの最小値。
3.2.10
光ヒューズ応答時間(optical fuse response time)
光ヒューズにおいて,光ヒューズしきい値パワーより高い光パワーを入射するとき,光パワーを入射し
た時から,出力端子における光パワーが,一度,光ヒューズしきい値パワーを入射したときの出力端子に
おける光パワーを超え,その後あらかじめ決めた光ヒューズしきい値パワー付近の光パワーの値に減少す
るまでの時間。個別に規定がない場合,あらかじめ決めた光ヒューズしきい値パワー付近のパワーの値は,
光ヒューズしきい値より1 dB高い光パワーとする。
注記1 光ヒューズ応答時間は,入射する光パワーの強度及び時間に依存する。
注記2 入射する光パワーは光ヒューズしきい値パワーより3 dB高く,パルス幅1 msの方形波が望
ましい。
3.2.11
光ヒューズ阻止減衰量(optical fuse blocking attenuation)
光ヒューズが阻止を意図する状態における光ヒューズの減衰量。
3.2.12
光パワーリミッタしきい値パワー(optical power limiter threshold power)
光パワーリミッタにおいて,出力端子の光出力が,入射する光パワーに依存せず一定となる入射光パワ
ーの最小値。
3.2.13
光パワーリミッタ応答時間(optical power limiter response time)
光パワーリミッタにおいて,光パワーリミッタしきい値パワーより高い光パワーを入射するとき,光パ
ワーを入射した時から,出力端子における光パワーが,一度,光パワーリミッタしきい値パワーを入射し
たときの出力端子における光パワーを超え,その後あらかじめ決めた光パワーリミッタしきい値パワー付
近の光パワーに減少するまでの時間。個別に規定がない場合,あらかじめ決めた光パワーリミッタしきい
値付近の光パワーの値は,光パワーリミッタしきい値パワーより1 dB高い光パワーとする。
注記1 光パワーリミッタ応答時間は,入射する光パワーの強度及び時間に依存する。
注記2 入射する光パワーは,光パワーリミッタしきい値パワーより3 dB高く,パルス幅1 msの方
形波が望ましい。

――――― [JIS C 5920-1 pdf 5] ―――――

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