JIS C 60695-10-2:2018 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法

JIS C 60695-10-2:2018 規格概要

この規格 C60695-10-2は、プラスチック及び部品に対する,異常発生熱に耐える能力としての負荷を加えた状態における軟化温度及び軟化による材料の流れを評価するボールプレッシャー試験方法について規定。

JISC60695-10-2 規格全文情報

規格番号
JIS C60695-10-2 
規格名称
耐火性試験―電気・電子―第10-2部 : 異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
規格名称英語訳
Fire hazard testing -- Part 10-2:Abnormal heat -- Ball pressure test method
制定年月日
2000年2月20日
最新改正日
2018年2月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 60695-10-2:2014(IDT)
国際規格分類

ICS

13.220.40, 29.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021, 電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2000-02-20 制定日, 2004-03-20被移行日, 2005-06-20 確認日, 2008-09-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-02-20 改正
ページ
JIS C 60695-10-2:2018 PDF [11]
                                                          C 60695-10-2 : 2018 (IEC 60695-10-2 : 2014)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般事項・・・・[2]
  •  5 試験装置・・・・[2]
  •  5.1 負荷装置・・・・[2]
  •  5.2 試験片受台・・・・[3]
  •  5.3 加熱オーブン・・・・[3]
  •  5.4 光学計測器・・・・[3]
  •  5.5 温度測定装置・・・・[3]
  •  6 試験片・・・・[4]
  •  6.1 最終製品の試験・・・・[4]
  •  6.2 材料の試験・・・・[4]
  •  7 状態調節・・・・[4]
  •  8 試験手順・・・・[4]
  •  8.1 試験温度の選定・・・・[4]
  •  8.2 加熱オーブン及び試験装置の準備・・・・[5]
  •  8.3 試験片の設置・・・・[5]
  •  8.4 試験片の後処理・・・・[5]
  •  8.5 へこみ測定・・・・[6]
  •  9 試験結果の評価基準・・・・[6]
  •  10 関連する製品規格に記載する情報・・・・[7]
  •  11 試験報告書・・・・[7]
  •  附属書A(参考)ボールプレッシャー試験と JIS K 7206に規定するビカット軟化温度試験との相関性 8附属書B(参考)へこみ深さによる方法・・・・[9]

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C 60695-10-2 : 2018 (IEC 60695-10-2 : 2014)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本
規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS C 60695-10-2:2008
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 60695-10の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 60695-10-2 第10-2部 : 異常発生熱−ボールプレッシャー試験方法
JIS C 60695-10-3 第10-3部 : 異常発生熱−成形応力解放変形試験

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――――― [JIS C 60695-10-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 60695-10-2 : 2018
(IEC 60695-10-2 : 2014)

耐火性試験−電気・電子−第10-2部 : 異常発生熱−ボールプレッシャー試験方法

Fire hazard testing-Part 10-2: Abnormal heat-Ball pressure test method

序文

  この規格は,2014年に第3版として発行されたIEC 60695-10-2を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,プラスチック及び部品に対する,異常発生熱に耐える能力としての負荷を加えた状態にお
ける軟化温度及び軟化による材料の流れを評価するボールプレッシャー試験方法について規定する。
この規格は,電気・電子製品,そのサブアセンブリ及びその部品に用いる材料,並びにセラミックを除
く固体絶縁材料にも適用できる。
注記1 ボールプレッシャー試験方法は,エラストマ,発泡材料などの室温で柔らかくなる傾向にあ
る材料には適していない。これらの材料は,JIS C 60695-10-3などに規定する他の試験方法
によって評価することが望ましい。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60695-10-2:2014,Fire hazard testing−Part 10-2: Abnormal heat−Ball pressure test method
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1602 熱電対
注記 対応国際規格 : IEC 60584-1,Thermocouples−Part 1: EMF specifications and tolerances(MOD)
JIS C 2143-4-1 電気絶縁材料−熱的耐久性−第4-1部 : 劣化処理オーブン−シングルチャンバオーブ

注記 対応国際規格 : IEC 60216-4-1,Electrical insulating materials−Thermal endurance properties−Part
4-1: Ageing ovens−Single-chamber ovens(MOD)
JIS C 60695-4 耐火性試験−電気・電子−第4部−電気・電子製品のための耐火性試験用語
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 13943:2008,Fire safety−Vocabulary(MOD)からの引用事項は,JIS

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2
C 60695-10-2 : 2018 (IEC 60695-10-2 : 2014)
C 60695-4の該当事項と同等である。
JIS K 7151 プラスチック−熱可塑性プラスチック材料の圧縮成形試験片
注記 対応国際規格 : ISO 293,Plastics−Compression moulding of test specimens of thermoplastic
materials(IDT)
JIS K 7152(規格群) プラスチック−熱可塑性プラスチック材料の射出成形試験片
注記 対応国際規格 : ISO 294 (All Parts),Plastics−Injection moulding of test specimens of thermoplastic
materials(IDT)
ISO 295,Plastics−Compression moulding of test specimens of thermosetting materials
ISO 3290-1,Rolling bearings−Balls−Part 1: Steel balls

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 60695-4によるほか,次による。
3.1
異常発生熱(abnormal heat)
通常の発熱状態を超える発熱。火災の原因となるものを含む。
3.2
最終製品(end product)
追加工なしで使用可能な状態にある製品。
注記 ある最終製品は,別の最終製品の部品として用いられる場合がある。
3.3
保証試験(proof test)
最終製品に対して要求する所定の試験。

4 一般事項

  この試験は,規定する温度において,規定の圧力を鋼球の圧子によって試験片に加えた後,圧子を離し
たときのへこみ部分の直径dを測定する。
注記 この規格による試験結果とビカット軟化温度試験の結果との相関性を,附属書Aに示す。

5 試験装置

5.1 負荷装置

 負荷装置は,ISO 3290-1に規定された軸受用の鋼球で作製した直径5 mm±0.05 mmの圧
子を用いて,圧子の質量を含む下向きの圧力20 N±0.2 Nを加えることのできるシステムで構成する。
一般的な負荷装置の例を,図1に示す。

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C 60695-10-2 : 2018 (IEC 60695-10-2 : 2014)
1 試験片
2 圧子
3 おもり
4 試験片受台
a) 全体
b) 圧子の先端
図1−負荷装置の例

5.2 試験片受台

 試験片受台は,次による。
a) 確実に水平位置に試験片を保持できなければならない。
b) 負荷装置を保持できる,十分な強さをもっている。
c) 滑らかで平らな表面をもったものとする。
d) 試験片を出し入れする場合に,加熱オーブン内の温度をできるだけ低下させない,十分な質量をもた
なければならない。
注記 試験片受台の温度と試験温度とが著しく異ならないことを確認するために,取り外すことがで
きる熱電対を,試験片受台の表面中心から約3 mm下側に取り付けることが有用である。

5.3 加熱オーブン

 加熱オーブンは,JIS C 2143-4-1に規定するシングルチャンバタイプとし,試験温度
に対して適切な温度差,温度変動及び温度変量を設定できるオーブンとする。
さらに,試験片を設置し,加熱オーブンのドアを閉めた後,8.3に規定する要求事項に従った試験温度に
回復することができるオーブンとする。

5.4 光学計測器

 計測器は,倍率10倍以上の光学レンズで,解像度0.1 mm以下の目盛付きレンズ又は
XY軸移動テーブル方式の校正された計測器とし,圧子を押し付けた面を照らすための照明装置を備えた
ものとする。

5.5 温度測定装置

 温度測定装置は,温度100 ℃未満の場合は確度±2 K,温度100 ℃以上の場合は確

――――― [JIS C 60695-10-2 pdf 5] ―――――

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JIS C 60695-10-2:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60695-10-2:2014(IDT)

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