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けるため,6MHz以上の信号の高周波数成分は,適した低域通過フィルタで減衰する。
3.2.1.1 複合テストパターン信号 複合テストパターン信号は,テレビジョンシステムの性能にできるだ
け多くの情報を提供する白黒とカラー信号成分の組合せで構成する。そのようなパターンには少なくとも
次のような項目が入る。
− 直線性とカラーコンバーゼンスを調べるための円及び等間隔水平及び垂直線
− 縦横比をチェックするマーク
− 階調チェックするための明るさ5から10段階の既知明るさ目盛
− 画像面積の中心,四隅の垂直及び水平解像度くさび
− オーバシュート,反射及び低周波数特性をチェックする,黒白及び白黒過渡を与える異なった幅の
垂直バー又はくさび及び水平ブロック
− 画像の最大及び最低明るさをチェックする,基準白レベルと黒レベルのエリア
− 復調機能,色応答及び輝度色度遅延をチェックするパターン
パターン信号の平均画像レベル (APL) は約50%にする。
3.2.1.2 カラーバー信号 カラーバー信号は,ITU-R BT.471-1で定義された左から右へ輝度が減少する色
の垂直バーで構成する。カラーバー信号はバー (75/0/75/0),100%白ウインド及び他のカラーウインドで構
成するスプリットフィールドタイプのカラーバー信号(図2)とする。バーの原色信号を図1に示す。
備考 バーの用語については,ITU-RBT.471-1参照。
同様の配列がワイドアスペクト画像に使える。複合カラー信号の波形を図3に示す。
図1 原色カラーバー信号(3.2.1.2)
――――― [JIS C 6101-1 pdf 11] ―――――
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図2 スプリットフィールドカラーバー(3.2.1.2)
図3 カラーバー信号 (75/0/75/0) (3.2.1.2)
図4 カラーバー信号 (77/7.5/77/7.5) 日本では使われない信号のため省略
図5 PAL及びSECAM全フィールドカラーバー PAL及びSECAM方式のため省略
図6 PALカラーバー信号 (100/0/75/0) PAL方式のため省略
図7 SECAMカラーバー信号 (100/0/75/0) SECAM方式のため省略
図8 SECAMカラーバー信号 (30/0/30/0) SECAM方式のため省略
3.2.1.3 三縦じま信号 三縦じま信号は黒背景で3本の等幅垂直白バーを作る。各バーの幅は,画像の公
称水平幅 (W) の1/6である。信号の水平走査期間波形を図9に示す。この信号は50%のAPLをもち,基
準白レベルを含む。それは出力信号レベルと白の輝度レベルを設定するのに適している。
同様のバー幅がワイドアスペクト画像に使える。
――――― [JIS C 6101-1 pdf 12] ―――――
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図9 三縦じま信号(3.2.1.3)
3.2.1.4 白及び黒格子じま信号 白格子じま信号は黒背景で白格子を作り,黒格子じま信号は白背景で黒
格子を作る。
白格子じま信号は画像のコンバーゼンス誤差を測定するために使われ,黒格子じま信号は画面上の点の
場所の目盛として,又は他の目的に使われる。
格子じまは,長方形のウインドを形成する等距離水平及び垂直線で構成される。線の本数は,図10で示
すように標準アスペクト比4 : 3で13本の水平線と17本の垂直線,16 : 9のワイドアスペクト比で13本の
水平線と21本の垂直線である。
――――― [JIS C 6101-1 pdf 13] ―――――
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図10 格子じま信号(3.2.1.4)
3.2.1.5 フラットレベル,白,灰色及び黒信号 フラットレベル信号は図11に示すように全画面均一な
振幅の信号である。画像振幅は0100%まで連続して可変できる。
白,灰色及び黒信号は,各々の振幅が100,50及び0%に設定されたフラットレベル信号である。
これらの信号は輝度及びディスプレイの他の特性を測定するために使われる。
図11 可変灰色信号(3.2.1.5)
3.2.1.6 白ウインド信号及び広幅白ウインド信号 白ウインド信号は図12に示すように黒背景で白の方
形ウインドを作る。ウインドの幅は実際の画像高さ (H) の1/6倍である。ウインドの振幅は10%100%
まで変化する。この信号は画面の輝度を測定するために使われる。
広幅白ウインド信号は公称画像高さの1/2倍の幅で白の方形ウインドを作り,その振幅は10%100%ま
で変化する。PLUG信号が利用できたらこの信号は必要ない。
同様のウインドが,背景のアスペクト比は異なるが,ワイド画面ディスプレイの試験に使われる。
――――― [JIS C 6101-1 pdf 14] ―――――
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図12 白ウインド信号(3.2.1.6)
3.2.1.7 黒及び白ウインド信号 黒及び白ウインド信号は図13に示すように,40%の灰色背景で白の方形
ウインドと四つの黒の方形ウインドを作る。ウインドの大きさは白ウインド信号のそれと同じである。
この信号はディスプレイのコントラストを測定するために使われる。
同様のウインドは,背景のアスペクト比は異なるが,ワイド画面ディスプレイの試験に使われる。
――――― [JIS C 6101-1 pdf 15] ―――――
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JIS C 6101-1:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60107-1:1997(MOD)
JIS C 6101-1:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.160 : オーディオ,ビデオ及びAV技術 > 33.160.20 : ラジオ受信機
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