JIS C 6122-1-3:2011 光増幅器―測定方法―第1-3部:パワーパラメータ及び利得パラメータ―光パワーメータ法 | ページ 3

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C 6122-1-3 : 2011
p) 出力光パワー範囲 検討中。
q) 最大全出力光パワー 検討中。

8 測定結果

  次の測定結果について記載する。
a) 公称出力信号光パワー 次の項目についてその詳細を記載する。
1) 測定系の構成
2) 光源のスペクトル線幅(FWHM : 半値全幅)
3) FAの場合は励起光パワー,及び励起レーザの駆動電流。SOAの場合は注入電流(測定できる場合)
4) 周囲温度(必要がある場合)
5) 入力信号光パワー Pin
6) 光バンドパスフィルタの通過帯域幅
7) 光バンドパスフィルタの中心波長
8) 測定波長
9) 公称出力信号光パワー P
10) 入力信号光に与えた偏波状態の変化
b) 利得 a)に記載されている1)から8)までの項目に加え,次の項目についてその詳細を記載する。
9) 利得
注記1 5)及び9)は,利得対入力信号光パワー曲線で代用できる。
c) 逆方向利得 a)に記載されている1)から8)までの項目に加え,次の項目についてその詳細を記載する。
9) 逆方向利得
注記2 5)及び9)は,逆方向利得対入力信号光パワー曲線で代用できる。
d) 最大利得 a)に記載されている1)から8)までの項目に加え,次の項目についてその詳細を記載する。
9) 測定波長範囲
10) 最大利得
注記3 5)及び9)は,最大利得対入力信号光パワー曲線で代用できる。
e) 最大利得波長 a)に記載されている1)から8)までの項目に加え,次の項目についてその詳細を記載す
る。
9) 測定波長範囲
10) 波長測定確度
11) 最大利得波長
注記4 8)及び10)は,利得対入力信号光波長曲線で代用できる。
f) 最大利得温度変動 検討中。
g) 利得波長帯域 a)に記載されている1)から8)までの項目に加え,次の項目についてその詳細を記載す
る。
9) 測定波長範囲
10) 波長測定確度
11) 利得波長帯域
12) 波長帯域幅の決定に用いたN値
注記5 9),11)及び12)は,利得対入力信号光波長曲線で代用できる。

――――― [JIS C 6122-1-3 pdf 11] ―――――

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C 6122-1-3 : 2011
h) 利得波長変動 a)に記載されている1)から8)までの項目に加え,次の項目についてその詳細を記載す
る。
9) 測定波長範囲
10) 光スペクトラムアナライザ波長確度
11) 利得波長変動
注記6 9)及び11)は,利得対入力信号光波長曲線で代用できる。
i) 利得安定度 検討中。
j) 偏波依存利得変動 a)に記載されている1)から8)までの項目に加え,次の項目についてその詳細を記
載する。
9) 光パワーメータの測定確度の偏波依存性
10) 最大利得Gmax及び最小利得Gmin
11) 偏波依存利得変動
12) 入力信号光に与えた偏波状態の変化
k) 大信号出力安定度 検討中。
l) 飽和出力光パワー 検討中。
m) 最大入力信号光パワー 検討中。
n) 最大出力信号光パワー 検討中。
o) 入力光パワー範囲 検討中。
p) 出力光パワー範囲 検討中。
q) 最大全出力光パワー 検討中。

――――― [JIS C 6122-1-3 pdf 12] ―――――

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C 6122-1-3 : 2011
附属書A
(規定)
バンドパスフィルタの通過帯域幅の最適化について
この測定方法の精度は,バンドパスフィルタの選択,つまりフィルタの通過帯域幅に依存する。
実際,箇条6のa) 10)の注記5に記述したように,このフィルタの使用目的は,測定に対するASEの影
響を取り除くことにある。そのため,直感的には,通過帯域幅がより狭いフィルタを適用するほど,ASE
キャンセル効果は良好となり,それゆえに測定精度も向上すると考えられる。しかしながら,フィルタの
スペクトル幅が過剰に狭いと,フィルタの中心周波数と信号中心周波数との調整問題が生じ,測定精度に
悪影響を及ぼす測定安定度の問題を引き起こす。これらを考慮すると,フィルタの最適スペクトル幅は,
測定精度が最大となるように選択しなければならないといえる。そのような最適なフィルタを決定する可
能な手順は,OSA法による規格(JIS C 6122-1-1)に沿って,この光パワーメータ(OPM)法を校正する
ことであり,本質的により正確な測定手順となる。
ある与えられたOAのタイプに対しては,相次ぎ異なったフィルタ(例えば,1 nmから5 nmまでの半
値全幅)を用いるOPM法は,OSA法と比較することができる。最適なバンドパスフィルタは,二つの測
定方法による結果の差分を最小にするフィルタを選択する。
例えば,この校正手順をある数値シミュレーションすると,半値全幅が2 nmのローレンツ形のバンド
パスフィルタを使用するとASEの影響が十分に取り除かれ,OSA測定方法の結果とは0.05 dB以下の差が
得られることが示された。
この測定差は,5 nmの半値全幅の場合,約0.15 dBまで増えた。
小信号領域では正確にASEの影響を測定できる一方,大信号領域では,ASEパワー測定はそれほど正
確ではないが,ASEパワーが信号光パワーの測定に影響する効果はそれほど重要ではなくなることに注意
する必要がある。その結果,適切に狭帯域な通過帯域幅をもつバンドパスフィルタを選択することによっ
て,全入力信号光レベルに関して正確なOPM測定が維持できる。
参考文献 JIS C 6122-1-1 光増幅器−測定方法−第1-1部 : パワーパラメータ及び利得パラメータ−光ス
ペクトラムアナライザ法
IEC 60793-1-1,Optical fibres−Part 1-1: Measurement methods and test procedures−General and
guidance
IEC 60825-1,Safety of laser products−Part 1: Equipment classification and requirements
IEC 60825-2,Safety of laser products−Part 2: Safety of optical fibre communication systems (OFCS)
IEC 60874-1,Connectors for optical fibres and cables−Part 1: Generic specification
IEC/TR 61931,Fibre optic−Terminology
IEC 61290-10-1,Optical amplifiers−Test methods−Part 10-1: Multichannel parameters−Pulse
method using an optical switch and optical spectrum analyzer
IEC 61290-10-2,Optical amplifiers−Test methods−Part 10-2: Multichannel parameters−Pulse
method using a gated optical spectrum analyzer
IEC 61290-10-3,Optical amplifiers−Test methods−Part 10-3: Multichannel parameters−Probe
methods

――――― [JIS C 6122-1-3 pdf 13] ―――――

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C 6122-1-3 : 20112019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格(日本産業規格)」を「日本産業規格」に読み替えてください。
C6
3
附属書JA
12
(参考)
2-
1-3
JISと対応国際規格との対比表
: 2011
IEC 61290-1-3:2005 Optical amplifiers−Test methods−Part 1-3: Power and gain
JIS C 6122-1-3:2011 光増幅器−測定方法−第1-3部 : パワーパラメータ及び利得
パラメータ−光パワーメータ法 parameters−Optical power meter method
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
6 手順 a) 公称出力信号光パワ 6 JISとほぼ同じ 追加 IEC規格では,オプションである
IEC規格にはないPoutの定義を追加
ー した。 偏波制御器を用いて測定される
Pout-minしか定義しておらず,偏波
制御器を用いない場合の測定方法
を記載していないため。IEC規格
の改正提案を行う。
b) 利得 JISとほぼ同じ 変更 箇条6と同じ
箇条6 a)で定義したPoutを測定して
利得を決定するように変更した。
7 計算 a) 公称出力信号光パワ 7 JISとほぼ同じ 変更 箇条6と同じ
箇条6 a)で定義したPoutを用いて算
ー 出するように算出式を変更した。
b) 利得 JISとほぼ同じ 変更 箇条6と同じ
箇条6 a)で定義したPoutを用いて算
出するように算出式を変更した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : IEC 61290-1-3:2005,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。

JIS C 6122-1-3:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61290-1-3:2005(MOD)

JIS C 6122-1-3:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 6122-1-3:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC6121:2010
光増幅器―通則