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C 6122-3-2 : 2006 (IEC 61290-3-2 : 2003)
Pin Tin Pin 0,
b) 雑音指数の周波数依存性が小さい場合は,雑音係数の周波数平均値を用いて雑音指数を算出する。
c) FAが多重光路干渉(MPI)雑音を発生する場合,雑音係数は,周波数とともに低減し,高い周波数
において安定値に到達することが予想される(JIS C 6122-3を参照)。したがって,雑音指数は,十分
大きいベースバンド周波数において算出する。
d) 代替手法として,雑音指数がベースバンド周波数とともに単調に減少する場合には,算出された(周
波数に依存する)雑音係数及び測定された光源のスペクトル線幅を,次の雑音指数モデルに最小自乗
近似でフィッティングすることによって,MPI性能指数Impi及び総雑音係数のうち周波数に依存しな
い成分Fnon-mpiを算出する。
2Impi Δν
NF f 10 log Fnon mpi 2
(pdf 一覧ページ番号 )
π f Δν2
備考 Fnon-mpiは,MPIによる雑音成分が無視し得るレベルまで減衰する高い周波数における雑音係数
として算出することができる。
e) 代替手法として,雑音指数のASE間雑音成分が,光フィルタによって除去されているか,又は無視で
きることが分かっている場合は,信号光-ASE間雑音指数を(既に求められているFnon-mpi及びGから)
式(16)を用いて算出する。
1
NFsigsp 10 log Fnon mpi (16)
G
6.3 固定周波数法における試験結果の計算
実質的に雑音指数が周波数に依存しない場合は,平均雑音
係数を算出したのち,6.2に従って雑音指数を算出する。
雑音指数がベースバンド周波数とともに単調に減少する場合は,6.2に従って,二つの周波数1及び2
における雑音係数F1及びF2だけを算出する。次に,MPI性能指数Impi及び総雑音係数のうち,周波数に依
存しない成分Fnon-mpiを式(17)から算出する。
Fnonmpi F2 (17)
2
π f1 Δν2
Impi F1 F2 (18)
2 Δν
最後にベースバンド周波数における(又は別の周波数における)雑音指数を,式(19)から算出する。
2Impi Δν
NF f 10 log Fnon mpi 2
(pdf 一覧ページ番号 )
π f Δν2
7. 試験結果
次に示す項目について,詳細を記載しなければならない。
a) 測定系の構成及び測定方法
b) 測定波長
c) 光源のスペクトル線幅(半値全幅)
d) 光源のRIN
――――― [JIS C 6122-3-2 pdf 11] ―――――
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C 6122-3-2 : 2006 (IEC 61290-3-2 : 2003)
e) 光源の変調振幅及び周波数
f) 励起光パワー(適用可能で,かつ,要求があれば)
g) 周囲温度(要求があれば)
h) 入力信号光パワー
i) 電気スペクトラムアナライザの分解能帯域幅
j) 雑音指数NF及び対応するベースバンド周波数又は周波数依存雑音指数
k) 雑音係数の周波数に依存しない成分Fnon-mpi及びMPI性能指数Impi(要求があれば)
l) 信号光-ASE間雑音指数(要求があれば)
――――― [JIS C 6122-3-2 pdf 12] ―――――
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C 6122-3-2 : 2006 (IEC 61290-3-2 : 2003)
附属書A(参考)記号及び略語リスト
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
Be 校正された,雑音等価ESA電気帯域幅(必ずしも分解能帯域幅ではない。)
c 真空中における光速
e 電子の電荷
ベースバンド周波数
F (総)雑音係数
Fnon-mpi 総雑音係数の周波数非依存成分
Fmpi 多重光路干渉雑音(OFA内部反射)による雑音係数成分
G OFA光信号利得
h プランク定数
k 光パワー低減率(初期値k=0.5) : 電力低減率の平方根で与えられる。
光周波数=c/泰
変調状態での光源のFWHMスペクトル線幅
H0,H0() ESA / 椀 信機の伝達関数(単位 : 1/W)
Impi 多重光路干渉性能指数,
ベースバンド周波数(0無限)全域で積分された多重光路干渉による雑音係数成分
Ipd 光検出器電流
真空中における波長
m 相対変調振幅(平均光パワーに対するRMS光パワー変調振幅の割合)
NF() (総)雑音指数
NFsig-sp 信号光-ASE間雑音指数
Nrin,0() 校正条件における,レーザ相対強度雑音による(周波数依存)ESA雑音成分
Nrin,1 ESAで測定された,レーザ相対強度雑音に起因する(周波数依存)雑音
Nshot,0 ESAで測定された,校正条件における,光入力パワーに起因する(周波数非依存)ショット雑
音
Nthermal ESAで測定された熱雑音レベル(受信モジュールの光入力なし)
N0() 被測定OFAなしで入出力光減衰器を0 dBに設定した状態においてESAで測定された,熱雑音
レベルを差し引いた,(周波数依存)雑音パワー
N0'() 被測定OFAなしで入力光減衰器を3 dB(初期値)に設定し,出力光減衰器を0 dBに設定した
状態においてESAで測定された,熱雑音レベルを差し引いた,(周波数依存)雑音パワー
N1() 被測定OFAを挿入した状態においてESAで測定された,熱雑音レベルを差し引いた,周波数
依存雑音パワー
Pin 時間平均光入力パワー= Tin Pin,0(変調状態で)
入力光ファイバコードの端から放射される光パワー
Pin,0 入力光減衰器を0 dBに設定したときの時間平均光入力パワー(変調状態で)
椀滿 rms RMS光パワー振幅
――――― [JIS C 6122-3-2 pdf 13] ―――――
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C 6122-3-2 : 2006 (IEC 61290-3-2 : 2003)
Pout OFAの出力ポートから放射される,ASEを含む総光パワー
r0,r0() 出力光減衰器の設定が0 dBの場合の実効的な光検出器の受光感度
RINsource() 光源の相対強度雑音
一般に, RMS光パワー変動の平方を(ベースバンド)帯域幅とCWパワーとの平方で除したも
の
So OFAが挿入されない状態で,Tin = 1の場合の,ESAで測定された変調信号電力
S1 OFAが挿入された状態で,ESAで測定された変調信号電力
Tin 0 dB設定を基準にした入力光減衰器の透過率(線形表記)
Tout 0 dB設定を基準とした出力光減衰器の透過率(線形表記)
Tx 光検出器出力とESA入力との間の電圧増幅度で,これは,通常,ベースバンド周波数に依存
ASE(Amplified spontaneous emission)増幅された自然放出光
CW(Continuous wave) 連続波
DFB(Distributed feedback) 分布帰還形
ESA(Electrical spectrum analyzer) 電気スペクトラムアナライザ
FWHM(Full width half maximum) 半値全幅
MPI(Multiple path interference) 多重光路干渉
OFA(Optical fibre amplifier) 光ファイバ増幅器
RIN(Relative intensity noise of the source)光源の相対強度雑音(単位は1/Hz)
RMS(Root mean square) 平方自乗平均
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JIS C 6122-3-2:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61290-3-2:2003(IDT)
JIS C 6122-3-2:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.30 : 光増幅器
JIS C 6122-3-2:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC6121:2010
- 光増幅器―通則
- JISC6122-3:2011
- 光増幅器―測定方法―第3部:雑音指数パラメータ