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JIS C 6122-4-3:2018 規格概要
この規格 C6122-4-3は、OAの出力光パワーの過渡特性の一般的な背景情報及びその測定方法を提供すると共に,次の過渡パラメータ[a)過渡パワー応答;b)過渡パワー過補償応答;c)定常状態パワーオフセット;d)過渡パワー応答時間]について,正確かつ信頼性のある標準的な測定方法について規定。
JISC6122-4-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C6122-4-3
- 規格名称
- 光増幅器―測定方法―第4-3部 : 過渡パラメータ―パワー制御単一チャネル光増幅器のパワーパラメータ測定
- 規格名称英語訳
- Optical amplifiers -- Test methods -- Part 4-3:Power transient parameters -- Single channel optical amplifiers in output power control
- 制定年月日
- 2018年2月20日
- 最新改正日
- 2018年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 61290-4-3:2015(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 33.180.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
- 改訂:履歴
- 2018-02-20 制定
- ページ
- JIS C 6122-4-3:2018 PDF [21]
C 6122-4-3 : 2018 (IEC 61290-4-3 : 2015)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語,定義及び略語・・・・[2]
- 3.1 用語及び定義・・・・[2]
- 3.2 略語・・・・[3]
- 4 装置・・・・[4]
- 4.1 測定系・・・・[4]
- 4.2 測定機器の性能・・・・[4]
- 5 供試品・・・・[5]
- 6 手順・・・・[5]
- 6.1 測定準備・・・・[5]
- 6.2 測定条件・・・・[5]
- 7 データ分析・・・・[6]
- 8 測定結果・・・・[7]
- 8.1 測定設定・・・・[7]
- 8.2 測定データ・・・・[7]
- 附属書A(参考)単一波長EDFAにおけるパワー過渡事象の概要・・・・[8]
- 附属書B(参考)単一波長EDFAにおける出力過渡現象に関する背景・・・・[12]
- 附属書C(参考)過渡利得応答に対するスルーレートの影響・・・・[18]
- 参考文献・・・・[19]
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――――― [JIS C 6122-4-3 pdf 1] ―――――
C 6122-4-3 : 2018 (IEC 61290-4-3 : 2015)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 6122の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 6122-1-1 第1-1部 : パワーパラメータ及び利得パラメータ−光スペクトラムアナライザ法
JIS C 6122-1-2 第1-2部 : パワーパラメータ及び利得パラメータ−電気スペクトラムアナライザ法
JIS C 6122-1-3 第1-3部 : パワーパラメータ及び利得パラメータ−光パワーメータ法
JIS C 6122-3 第3部 : 雑音指数パラメータ
JIS C 6122-3-1 第3-1部 : 雑音指数パラメータ−光スペクトラムアナライザ法
JIS C 6122-3-2 第3-2部 : 雑音指数パラメータ−電気スペクトラムアナライザ試験方法
JIS C 6122-3-3 第3-3部 : 雑音指数パラメータ−信号対総ASEパワー比
JIS C 6122-4-1 第4-1部 : 過渡パラメータ−二波長法を用いた利得パラメータ測定
JIS C 6122-4-2 第4-2部 : 過渡パラメータ−広帯域光源法を用いた利得パラメータ測定
JIS C 6122-4-3 第4-3部 : 過渡パラメータ−パワー制御単一チャネル光増幅器のパワーパラメータ測
定
JIS C 6122-5-1 第5-1部 : 光反射率パラメータ測定方法−光スペクトラムアナライザを用いた測定方
法
JIS C 6122-6 第6部 : 漏れ励起光パラメータ測定方法
JIS C 6122-7 第7部 : 波長帯域外挿入損失測定方法
JIS C 6122-10-1 第10-1部 : マルチチャネルパラメータ−光スイッチ及び光スペクトラムアナライザ
を用いたパルス法
JIS C 6122-10-2 第10-2部 : マルチチャネルパラメータ−ゲート付き光スペクトラムアナライザを用
いたパルス法
JIS C 6122-10-3 第10-3部 : マルチチャネルパラメータ−プローブ法
JIS C 6122-10-4 第10-4部 : マルチチャネルパラメータ−光スペクトラムアナライザを用いた補間法
JIS C 6122-10-5 第10-5部 : マルチチャネルパラメータ−分布ラマン増幅器の利得及び雑音指数
JIS C 6122-11-1 第11-1部 : 偏波モード分散パラメータ−ジョーンズマトリクス固有値解析(JME)
法
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――――― [JIS C 6122-4-3 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 6122-4-3 : 2018
(IEC 61290-4-3 : 2015)
光増幅器−測定方法−第4-3部 : 過渡パラメータ−パワー制御単一チャネル光増幅器のパワーパラメータ測定
Optical amplifiers-Test methods-Part 4-3: Power transient parameters- Single channel optical amplifiers in output power control
序文
この規格は,2015年に第1版として発行されたIEC 61290-4-3を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,出力パワーを制御する光増幅器(OA)を含む光サブシステムに適用する。この規格は,JIS
C 6121に示される,希土類のドーパントを含むアクティブ光ファイバを用いた,現在商用化されている光
ファイバ増幅器(OFA)のほか,単一チャネル出力光パワー制御で用いる別の光増幅器,例えば,半導体
光増幅器(SOA)にも適用する。
この規格は,OAの出力光パワーの過渡特性の一般的な背景情報及びその測定方法を提供すると共に,
次の過渡パラメータについて,正確かつ信頼性のある標準的な測定方法について規定する。
a) 過渡パワー応答
b) 過渡パワー過補償応答
c) 定常状態パワーオフセット
d) 過渡パワー応答時間
この規格で考慮する入力パワーの変動及びそれに対する応答特性は,次を含む。
e) チャネルパワーがステップ状に増加した場合の応答(ステップ過渡応答)
f) チャネルパワーがステップ状に減少した場合の応答(逆ステップ過渡応答)
g) チャネルパワーが三角パルス状に増加,減少した場合の応答(パルス過渡応答)
h) チャネルパワーが三角パルス状に減少,増加した場合の応答(逆パルス過渡応答)
i) チャネルパワーが三角波状に増加減少後,増加した場合の応答(ライトニングボルト過渡応答)
j) チャネルパワーが三角波状に減少増加後,減少した場合の応答(逆ライトニングボルト過渡応答)
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2
C 6122-4-3 : 2018 (IEC 61290-4-3 : 2015)
これらのパラメータは,出力光パワー制御で動作するOAの過渡特性を詳細に説明するために用いる。
一方,この文書の附属書Aでは,OFAの物理性能を中心に記載しており,OFAの動作を詳細に提供する
ものである。したがって,他のOAに同様の説明を与えるものではない。また,附属書Bでは単一波長EDFA
における出力過渡現象に関する背景情報を記載している。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61290-4-3:2015,Optical amplifiers−Test methods−Part 4-3: Power transient parameters−Single
channel optical amplifiers in output power control(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 6121 光増幅器−通則
注記 対応国際規格 : IEC 61291-1:2012,Optical amplifiers−Part 1: Generic specification(MOD)
3 用語,定義及び略語
3.1 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1.1
入力信号(input signal)
OAに入力される光信号。
3.1.2
入力パワー変動(input power excursion)
OAの過渡パワー変動を引き起こす入力パワー変動及びその前後における相対パワー差(単位 : dB)。
3.1.3
入力パワー立ち上がり時間(input power rise time)
パワー増加変動中に,入力光信号が初期と最終信号レベルとの差の10 %から90 %まで上昇するのにか
かる時間(図A.2を参照)。
3.1.4
入力パワー立ち下がり時間(input power fall time)
パワー減少変動中に,入力光信号が初期と最終信号レベルとの差の10 %から90 %まで下降するのにか
かる時間(図A.2を参照)。
3.1.5
スルーレート(slew rate)
パワー変動中の入力光信号の最大時間変化率(附属書C参照)。
3.1.6
過渡パワー応答(transient power response)
入力チャネルパワー変動によって誘発されるOAの目標パワーと観測パワーとの変動の差(図2を参照)
(単位 : dB)(オーバシュート又はアンダシュート)。
――――― [JIS C 6122-4-3 pdf 4] ―――――
3
C 6122-4-3 : 2018 (IEC 61290-4-3 : 2015)
注記 増幅されたチャネルの出力パワーが目標とするパワーから外れた場合,OAの制御回路は,パ
ワー差又は過渡パワー応答を補償するように動作し,OAの出力パワーを本来の目標値へ引き
戻そうとする。
3.1.7
過渡パワー整定時間(transient power settling time)
OAの出力パワーを,目標パワー値に近い安定したパワー値へ戻すまでにかかる時間。
注記 このパラメータは,OAの出力パワー応答が規格値以内に安定するまでに生じるパワーの揺ら
ぎ時間から測定される。
3.1.8
過渡パワー過補償応答(transient power overcompensation response)
増幅器の目標とする出力パワーと,制御回路の不安定さに起因するパワーとの間の最大偏差(単位 : dB)。
注記1 過渡パワー過補償応答は,OAの制御回路がパワーを目標値へ戻そうとする場合に生じる,
パワー変動から発生する。制御回路の処理は繰り返され,最終的に所望の目標パワー値に到
達するまで,パワー変動を過補償する。
注記2 過渡パワー過補償応答パラメータは,一般に過渡パワー応答よりも小さく逆符号である。
3.1.9
定常状態パワーオフセット(steady state power offset)
パワー変動事象発生前後のOA出力パワーの差(単位 : dB)。
注記 通常,パワー変動後の定常状態パワー値は,入力パワー変動前のOAパワーとは異なる。過渡
制御器は,フィードバック回路を用いてこのオフセットを解消する。
3.2 略語
この規格で用いる主な略語は,JIS C 6121によるほか,次による。
AFF ASE平たん(坦)化フィルタ (ASE flattening filter)
AGC 自動利得制御器 (automatic gain controller)
APC 自動パワー制御 (automatic power control)
ASEP 増幅された自然放出パワー (amplified spontaneous emission power)
DFB 分布帰還形(レーザ) [distributed feedback (laser)]
DWDM 高密度波長分割多重 (dense wavelength division multiplexing)
EDF エルビウム添加光ファイバ (Erbium doped fiber)
GFF 利得等化フィルタ (gain flattening filter)
NEM ネットワーク機器製造業者 (network equipment manufacturer)
NSP ネットワークサービス業者 (network service provider)
OSNR 光信号対雑音比 (optical signal-to-noise ratio)
PDs フォトダイオード (photodiodes)
PID 比例積分微分 (proportional integral derivative)
SAR 信号対光増幅自然放出比 (signal-to-ASE ratio)
VOA 可変光減衰器 (variable optical attenuator)
WDM 波長分割多重 (wavelength division multiplexing)
――――― [JIS C 6122-4-3 pdf 5] ―――――
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JIS C 6122-4-3:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61290-4-3:2015(IDT)
JIS C 6122-4-3:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.30 : 光増幅器
JIS C 6122-4-3:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC6121:2010
- 光増幅器―通則