JIS C 61300-3-24:2012 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-24部:偏波面保存光ファイバ付き光ファイバコネクタのキー位置精度測定 | ページ 2

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C 61300-3-24 : 2012 (IEC 61300-3-24 : 2006)
4.2 供試パッチコードのキー位置精度及び消光比の測定手順を,次に示す。
a) 図1に示すように供試パッチコードを二つのレセプタクル(Re)間へ設置する。
b) 光パワーメータで最小光量となるように検光子Aを調整する。
c) 光パワーメータで最小光量となるように偏光子P2を調整する。
d) 上記b)及びc)を繰り返し,光パワーメータで最小光量パワーとなるように調整する。最小光量をDmin
(dBm)とする。
e) 光パワーメータで最小光量を示した検光子Aの位置から,90度検光子を回転させる。その場合の光量
をDmax(dBm)とする。
供試パッチコードの消光比は,Dmax−Dmin(dB)によって算出する。また,供試パッチコード両端
の各プラグにおける偏波軸の角度は,それぞれ偏光子P2及び検光子Aの角度となる。
f) キー位置精度は,図3に示すように供試パッチコード両端のプラグに対するレセプタクルのキー溝方
向と偏波軸との角度ずれ(Δ)として表すことができる。
図3−キー位置精度

5 個別規格に規定する事項

  必要に応じて,次の事項を製品規格などの個別規格に規定する。
a) 光源Sのスペクトル幅又はコヒーレンス長,安定性及びピーク波長
b) 光パワーメータの波長特性
c) この規格の測定方法との差異

――――― [JIS C 61300-3-24 pdf 6] ―――――

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C 61300-3-24 : 2012 (IEC 61300-3-24 : 2006)
附属書A
(参考)
PMFのキー位置精度
PMFの偏波軸は,応力付与部の構造を観察することで判別できる。
PMFの幾何学的な軸(進相軸及び遅相軸)とプラグのキーとの位置関係を,図A.1に示す。
光ファイバの遅相軸は,図A.1に示すように,通常,プラグのキー方向に一致する。
PMFによっては,本体に規定する手順で測定するよりも光ファイバの応力付与部の構造から幾何学的な
軸を測定する方が容易なことがある。
図A.1−PMFの幾何学的な軸

――――― [JIS C 61300-3-24 pdf 7] ―――――

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C 61300-3-24 : 2012 (IEC 61300-3-24 : 2006)
附属書B
(参考)
消光比の理論値及び実測値
PMF自体の消光比は,長さが数メートルの場合,通常,40 dBを超える。光ファイバコネクタ付きのPMF
は,次の理由から初期値よりも低くなる。
a) 端末処理の影響 PMFではフェルール接着後,残留応力が発生し,これによって消光比が低くなる。
PMFパッチコードの消光比は,通常,25 dB35 dBである。2本のPMFパッチコードを接続した場
合,トータルでの消光比の最小値(ERt min)は,次の式(B.1)によって算出する。
ER1 ER2
ERt min 10 log 1010
10 10
(B.1)
ここで,ER1及びER2は,各PMFパッチコードのデシベル表示での消光比を示す。光ファイバの長
さによって,ERtはER1からERt minまで変動するため,トータルの消光比ERtは,固定値とならない。
b) 偏波軸の角度ずれ 光ファイバコネクタ接続点での偏波軸の角度ずれが消光比に影響する。角度ずれ
によるトータルの消光比の最小値(ERm min)は,次の式(B.2)によって算出する。
ERm min=10 log (tan2θ) (B.2)
ここで,θは,二つの偏波軸の角度ずれを示す。光ファイバの長さによってERmはER1からERm min
まで変動するため,角度ずれによるトータルの消光比ERmは,固定値とならない。
2本のパッチコードを接続した場合のトータルの消光比は,次の式(B.3)によって算出する。
ERt min ERm min
ERmin 10 log 10 10
10 10
(B.3)
2本のパッチコードを接続した場合の消光比の実測値と式(B.3)を用いた理論値との関係を図B.1に
示す。図B.1から,式(B.3)を用いて算出した消光比は,PMFのランダム接続時の最小値を示している
ことが分かる。
トータルの消光比は,次の式(B.4)でも表すことができる。
ERfiber ERconn
ER 10 log 10 10
10 10
(B.4)
2本のPMFを接続した場合の角度ずれに対する理論消光比を,図B.2に示す。各曲線は,角度ずれ
の関数として,初期消光比(ERfiber)が無限大(∞ dB),40 dB,30 dB及び20 dBの場合の理論値を示
す。

――――― [JIS C 61300-3-24 pdf 8] ―――――

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C 61300-3-24 : 2012 (IEC 61300-3-24 : 2006)
40
35
30
B)
実測値(d
25
20
15
10
15 20 25 30
理論値(dB)
図B.1−消光比の理論値及び実測値
50
45
40
B)
理論消光比(d
35
∞ dB
30
40 dB
25 30 dB
20 20 dB
15
10
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0
角度ずれ(度)
図B.2−2本のPMFを接続した場合の角度ずれに対する理論消光比

JIS C 61300-3-24:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61300-3-24:2006(IDT)

JIS C 61300-3-24:2012の国際規格 ICS 分類一覧