JIS C 6834:1999 プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ素線

JIS C 6834:1999 規格概要

この規格 C6834は、コアに石英ガラス,クラッドにプラスチックを使用したステップインデックス形マルチモード光ファイバ素線について規定。

JISC6834 規格全文情報

規格番号
JIS C6834 
規格名称
プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ素線
規格名称英語訳
Plastic cladding multimode optical fibers
制定年月日
1989年3月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60793-2:1992(MOD)
国際規格分類

ICS

33.180.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
1989-03-01 制定日, 1993-10-01 改正日, 1999-02-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS C 6834:1999 PDF [6]
C 6834 : 1999

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS C 6834-1993は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS C 6834 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 6834 : 1999

プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ素線

Plastic cladding multimode optical fibers

序文 規格を適用するに当たっては,その規格が引用している規格も同時に参照しなければならない。ま
た,同類の規格があれば,これとの比較検討が必要なことも多い。
この規格は,1992年に発行されたIEC 60793-2 : 1992, Optical fibres, Part 2 : Product specificationsを元に,技
術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲 この規格は,コアに石英ガラス,クラッドにプラスチックを使用したステップインデック
ス形マルチモード光ファイバ素線(以下,光ファイバ素線という。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS C 0010 環境試験方法−電気・電子−通則
JIS C 6820 光ファイバ通則
JIS C 6821 光ファイバ機械特性試験方法
JIS C 6822 マルチモード光ファイバ構造パラメータ試験方法
JIS C 6823 光ファイバ損失試験方法
JIS C 6824 マルチモード光ファイバ帯域試験方法
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 6820の規定による。
4. 形名及び種類
4.1 形名の構成 形名の構成は,JIS C 6820の4.(形名)の規定に基づき,次の配列による。

備考1. 光ファイバの材質を表す記号はRとし,プラスチッククラッドを表す。
2. 光ファイバの構造を表す記号はSIとし,マルチモードステップインデックス形を表す。
3. 光ファイバの寸法を表す記号はコア径/クラッド径で表し,単位はマイクロメートル(
とする。

――――― [JIS C 6834 pdf 2] ―――――

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4. 光ファイバのNAなどを表す記号は,コア径/クラッド径が同じ場合に,NA,その他の伝送
特性,構造パラメータが異なるものについて順次A,B,···とする。
4.2 種類及び形名 光ファイバ素線の種類及び形名は,寸法及びNAによって4種類に分類し,表1の
とおりとする。
表1 種類及び形名
種類 形名
プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ素線 200/230-A RSI-200/230-A
プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ素線 200/230-B RSI-200/230-B
プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ素線 200/300 RSI-200/300
プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ素線 200/380 RSI-200/380
5. 伝送特性 損失及び帯域の性能は,表2による。
表2 伝送特性
項目 形名
RSI-200/230−A RSI-200/230−B RSI-200/300 RSI-200/380
損失 dB/km* 10以下 − 10以下 10以下
dB/100 m** − 1以下 − −
帯域 MHz・km* 5以上 − 5以上 5以上
MHz・100 m** − 100以上 − −
注* 波長850 nmでの数値である。
** 波長650 nmでの数値である。
6. 材料,形状及び寸法
6.1 材料及び形状 光ファイバ素線の材料及び形状は次による。
a) コアは,石英系ガラスの材料を用い,断面が円形になるようにする。
b) クラッドの材料は,コアよりも低い屈折率をもつプラスチックを用い,コアの上にこれと密接して同
心円状に配置する。
6.2 構造パラメータ 光ファイバ素線の構造パラメータは,表3による。
表3 構造パラメータ
項目 形名
RSI-200/230-A RSI-200/230-B RSI-200/300 RSI-200/380
コア径 200±8 200±8 200±8 200±8
クラッド径 230±10 230±10 300±30 380±30
コア非円率 % 6以下 6以下 6以下 6以下
コア/クラッド偏心率% 10以下 10以下 10以下 10以下
NA 0.40±0.04 − 0.40±0.04 0.40±0.04
最大理論NA 0.40±0.04 0.35±0.02** 0.40±0.04 0.40±0.04
注** 5.表2の注参照。
備考 NAと最大理論NAは,いずれかで規定すればよい。
7. 外観及び強度
7.1 外観 外観は,8.3の試験を行ったとき,表面が滑らかで,きずその他実用上有害な欠点があっては
ならない。

――――― [JIS C 6834 pdf 3] ―――――

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C 6834 : 1999
7.2 強度 光ファイバ素線には,JIS C 6821の5.[光ファイバ素線及び光ファイバ心線の機械特性試験
方法(スクリーニング試験方法)]の規定によるスクリーニングを施さなければならない。ただし,光ファ
イバ心線でのスクリーニングを施す場合には,光ファイバ素線のスクリーニングを行わなくてもよい。
8. 試験
8.1 試験場所の状態 試験場所の状態は,JIS C 0010の5.3[測定及び試験のための標準大気条件(標準
状態)]の規定による。
8.2 試験項目 試験項目は,表4による。
表4 試験項目
試験項目 試験方法適用箇条 特性適用箇条
外観 8.3 7.1
構 コア径 8.4 6.2

パ クラッド径 8.5
ラ コア非円率 8.6

ー コア/クラッド偏心率 8.7
タ NA 8.8
損失 8.9 5.
帯域 8.10
強度 8.11 7.2
8.3 外観 外観は,目視によって試験する。
8.4 コア径 コア径は,JIS C 6822の規定によって試験する。
8.5 クラッド径 クラッド径は,JIS C 6822の規定によって試験する。
8.6 コア非円率 コア非円率は,JIS C 6822の規定によって試験する。
8.7 コア/クラッド偏心率 コア/クラッド偏心率は,JIS C 6822の規定によって試験する。
8.8 NA NAは,JIS C 6822の規定によって試験する。
8.9 損失 損失は,JIS C 6823の規定によって試験する。
8.10 帯域 帯域は,JIS C 6824の規定によって試験する。
8.11 強度 強度は,JIS C 6821の5.の規定によって試験する。
9. 包装 包装は,束又はボビン巻きとし,運搬の際,損傷しないよう,適切な保護を施さなければなら
ない。
10. 製品の呼び方 製品の呼び方は,JIS C 6820の7.(製品の呼び方)の規定によって,名称又は光ファ
イバ素線の形名による。
なお,名称は,光ファイバ素線の種類を表すものとする。
例 名称の場合 : プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ素線 200/300
光ファイバ素線の形名の場合 : RSI-200/300
11. 表示 束又はボビンに,次の事項を容易に消えない方法で表示する。
a) 名称又は光ファイバ素線の形名
b) 長さ

――――― [JIS C 6834 pdf 4] ―――――

4
C 6834 : 1999
c) 製造年月又はその略号
d) 製造業者名又はその略号

――――― [JIS C 6834 pdf 5] ―――――

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