JIS C 8147-2-3:2011 ランプ制御装置―第2-3部:交流及び直流電源用蛍光灯電子安定器の個別要求事項 | ページ 5

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C 8147-2-3 : 2011
d) ML蛍光ランプ用試験装置の構成
a) d) の記号の説明
M : 金属はく(箔)
L : ランプ
B : 電子安定器
R : 2 kΩ(無誘導抵抗)
e= 金属はく(箔)の長さ(最小ランプ長,最大75mm)
f= 10 mm
図I.1−各種のランプ用試験装置の構成(続き)

――――― [JIS C 8147-2-3 pdf 21] ―――――

                                                                                             19
C 8147-2-3 : 2011
容量性高周波漏えい電流の限度値は,周波数を可変パラメータとした場合,図2で表せる。
この電流の特性は,三つの方程式で表せる。
基本関数として,次の方程式を用いることができる。
公式1 :
IA f IE f
kf
tA f
log
tE f
kf logtW f
IW f IH f
tE
ここに, tW f : tA fと tE fとの間の時間
IA f : ある範囲の初期における電流
IE f : ある範囲の終点における電流
tA f : ある範囲の始めの時間
tE f : ある範囲の終わりの時間
f : キロヘルツ(kHz)で表した周波数
関数は,キロヘルツ(kHz)で表した周波数であるfと電流を計算する時間とのパラメータから成る。
ある周波数における変曲点の計算には,次の値が必要である。
120
tp1f f 3.6 +25.598
変曲点 1 : Ip1f 500 mA 1258 776
25
変曲点 2 : Ip2f f−
3 tp2 f 200 ms
5
変曲点 3 : Ip3f f+
3 tp3f 2000 ms
これらの変曲点を用いて,グラフの形で表現できる。
公式1に関連する値を計算するため,次の値が必要である。
範囲I tw < 200 ms
6.3 120
500 mA
IA ( f ) tA ( f ) 25.598
1 258 776
25
IE f f−2 tE f 200 ms
3
範囲II 200 ms < tw < 2 000 ms
25
IA f f−
3 tA f 200 ms
5
IE f f+
3 tE f 2000 ms
範囲III tw < 2 000 ms
5
IA f IE f f+ tA f 2000 ms
3
tE f 2500 ms

――――― [JIS C 8147-2-3 pdf 22] ―――――

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C 8147-2-3 : 2011
附属書J
(規定)
非常照明用交流/直流入力電子安定器の個別補足安全要求事項
我が国では使用していないため,この規定は不採用とした。
附属書K
(参考)
非対称パルス試験で用いる部品
我が国では使用していないため,この規定は不採用とした。
附属書L
(規定)
安定器設計のための指針
(JIS C 7617-1の附属書E引用)
L.1 ランプを安全に動作させるための指針
ランプを安全に動作させるために,安定器は,L.2の要求事項を守ることが重要である。
L.2 印加電圧限界
G5口金付の管径16 mmのランプの場合,ランプ端子と接地との間に印加する電圧は,430 Vrmsを超え
てはならない。
附属書JA
(規定)
追加の安全性要求事項
JIS C 8147-1の附属書JA(追加の安全性要求事項)による。
参考文献 JIS C 7618-1 片口金蛍光ランプ−第1部 : 安全仕様
IEC 60479 (all parts),Effects of current on human beings and livestock

――――― [JIS C 8147-2-3 pdf 23] ―――――

                                                                  附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
IEC 61347-2-3:2004 Lamp controlgear−Part 2-3: Particular requirements for a.c.
JIS C 8147-2-3:2011 ランプ制御装置−第2-3部 : 交流及び直流電源用蛍光灯電子安
定器の個別要求事項 supplied electronic ballasts for fluorescent lamps及びAmendment 2:2006
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇 (V) JISと国際規格との技術的差
国際 条ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 規格 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 番号 の評価
1 適用範 電源周波数とは異なる周 1 JISとほぼ同じ。 追加 まだ規格化されていない蛍 新しい蛍光ランプが出現し,それ
囲 波数で動作する,交流 がJIS化されるまでの間の適用
光ランプにも,この規格を適
1 000 V以下の50 Hz又は 用するという規定を追加。 を明確化するために必要。
60 Hz及び250 V以下の直
流電源で使用する,定格
二次電圧が1 000 V以下
の電子安定器の個別安全
要求事項を規定(ランプ
の規格はJIS C 7617-2又
はJIS C 7618-2による。)。
3 用語及 JIS C 8147-1の箇条3の 3 JISとほぼ同じ。 追加 我が国では“control”は“調光”
調光形安定器,調光端子,調
び定義 ほかに,9項目の用語の定 光信号及び直流電源用電子 として一般的に使用されいる。
義を規定。 安定器については,従来の記
述を追加。
削除 併用形非常照明用交流/直 この安定器は,我が国では使われ
流入力電子安定器を削除。 ていない。
4 一般的 JIS C 8147-1の箇条4に 4 JISとほぼ同じ。 削除 追加要求事項の併用形非常 箇条3と同じ。
要求事項 よる。 照明用交流/直流入力電子
C8
安定器についての規定を削
14
除。
7-
2-3 : 2011
3

――――― [JIS C 8147-2-3 pdf 24] ―――――

                                                                                                                                              C8
3
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇 (V) JISと国際規格との技術的差
国際 条ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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箇条番号 内容 規格 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
-
2-
及び題名 番号 番号 の評価
3 : 2
5 試験上 JIS C 8147-1の箇条5に 5 JISとほぼ同じ。 削除 追加要求事項の併用形非常 箇条3と同じ。
01
の一般的 よる。 照明用交流/直流入力電子
1
注意事項 追加要求事項として,試 安定器についての規定を削
料の数及び提出の義務付 除。
けを規定。
7.1 強制 器具一体形以外の安定器 7.1 JISとほぼ同じ。 追加 JIS C 8147-1の7.1の“qA) 定
電気設備技術基準との関連で必
表示 に適用JIS C 8147-1の7.2 要である。
格二次電圧”及び“qB) 定格
による。JIS C 8147-1の 二次短絡電流又は定格二次
7.1のa),b),c),d),e), 電流のいずれか大きい値”を
k),l),qA) 及びqB) 追加。
16 異常状 定格入力電圧の90 %と 16 定格ランプ電流となって追加 定格ランプ電流をランプデ ランプ電圧規定のランプが存在
態 110 %との間の任意の電 いる。 ータシートの電気特性に記 するため。
16.1 圧における異常状態のも 16.1 載されたランプ電流(参考も
とでの安全性を規定。 含む。)とした。
17 蛍光ラ 蛍光ランプ寿命末期時の 17 非対称パルス試験 削除 対応国際規格にも“日本ではb)
対応国際規格では,制御装置
ンプの寿 安定器の安全性評価方法 非対称電力消費試験 を試験するために三つの試 非対象電力消費試験を適用”と記
命末期時 について,非対称電力消 フィラメント開放試験 験方法から選択する事にな 載。
の安全性 費試験による評価方法に の三つの試験方法のうち っているが,b) 非対称電力JIS C 8117の附属書Dで規定し
評価方法 よって規定。 いずれかを適用。 消費試験だけとした。 ている試験方法と内容を統一し
た。
17.1 適合 安定器の保護機能を判定 ランプ寿命末期の安定器削除 対象の蛍光ランプの種類を 対象の蛍光ランプとして,我が国
性判定 する電力値を表1Aに規 の動作及び模擬試験につ 明確にした。 固有の蛍光ランプも含めて明確
定する非対称電力値とし いて規定。 化するために必要。
た。
17.2 試験 非対象電力消費試験の試 非対称パルス試験 削除 対応国際規格にも“日本ではb)
対応国際規格では,制御装置
方法 験方法について規定。 非対称電力消費試験 を試験するために三つの試 非対象電力消費試験を適用”と記
フィラメント開放試験 験方法から選択する事にな 載。
の三つの試験方法,対象 JIS C 8117の附属書Dで規定し
っているが,非対称電力消費
ランプ及び判定値につい 試験だけとした。 ている試験方法及び内容を統一
て規定。 した。

――――― [JIS C 8147-2-3 pdf 25] ―――――

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JIS C 8147-2-3:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61347-2-3:2004(MOD)
  • IEC 61347-2-3:2004/AMENDMENT 2:2006(MOD)

JIS C 8147-2-3:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8147-2-3:2011の関連規格と引用規格一覧